‘这是一个噩梦,’我想。
nextpage
wallpaper:926
因为我和我的朋友(Manami)打了一个很长的电话,直到刚才。
我们在课堂上谈恋爱很开心。
之后,(Manami)在半夜给我讲了一个奇怪的故事。
挂断电话后,我应该在没有关掉房间灯的情况下在YouTube上听着米津睡觉。
nextpage
但是现在我一个人穿着睡衣站在一个陌生的地方。
熟悉与否。
没有这种特点的小镇。
一片漆黑。
nextpage
阴沉沉的夜空。
在他们的下方,一座座漆黑的房屋静静地矗立在黑暗中,仿佛遭遇了停电。
房子之间有一条笔直的小巷。
只有路灯的光线不均匀。
下一页
没有汽车呼啸声,没有狗叫声,什么都没有。
没有声音。
nextpage
认真的
nextpage
认真的在这里
nextpage
认真的,这个地方在哪里?
nextpage
一阵尘土飞扬的微风吹过。
有鱼腥味。
闻起来像你路过鱼贩时闻到的。
咦?
听说梦是没有味道的。
怎么了?
下一页
壁纸:1726
摇
咚咚咚咚
突然,有身后传来刺耳的声音。
吓死我了。
我的心率飙升到胸口痛的地步。
这是什么?
nextpage
我转身看到了一个铁路道口。
铁路道口的另一边,和这边一样,漆黑的房屋和笔直的小巷,如镜像一般。
下一页
红色灯光在剧烈闪烁。
但障碍仍然存在。
可以-可以-可以-可以。
可以-可以-可以-可以。
nextpage
wallpaper:926
雪橇
铁路道口外的路上有东西移动。
什么?
难道是一个醉汉睡在路边?
下一页
一个雪橇
它移近了一点,仍然躺在柏油路上。
感觉就像一个人,手脚被绑起来,身体在扭动。
我记得我们一起去野营的时候,我在睡袋里傻傻的时候做出了那个举动。
nextpage
嘿雪橇
嘿,你怎么这么移动?
可能是病人?
你是不是病得不能站着走路?
nextpage
-Mosori
-Mosori
nextpage
不,看我不要,但我无法将目光从它身上移开。
我想离开这里,但我的腿不会动。
是的。现在我明白了。
刚才自然的转身,现在却动弹不得了。
nextpage
ーーMosori
终于,‘它’从黑暗中出现了。
下一页
那是一条巨大的蚯蚓。
1米多。
一个人大小的蚯蚓。
不,它有腿。腿与髋关节分开。
细细的手臂从肩膀上长出来,瘦得支撑不住身体。
仿佛皮肤被完全剥去,裸露在外的肌肉泛着粉红色的光。
蚯蚓,人类。
我是一条蚯蚓。
nextpage
沥青摩擦着赤裸身体的神经,疼。
可以-可以-可以-可以。
一直响个不停的铁路道口这一边。
不!别来!
下一页
突然,
wallpaper:1726
摇
Tanga tanga tanga tanga tanga tanga tanga tanga tang!
摇一摇
走吧!
一辆火车车厢飞快地从我面前驶过。
就在虫人上面。
下一页
摇一摇
Buchibuchibuchibuchibuchibuchi!
nextpage
压倒性的质量研磨和切割嫩肉,肌腱。
我的脸上沾了一些液体。
我什至不想知道那是什么。
nextpage
wallpaper:926
铁路道口警报随着所有车辆的通过而停止。
最后,大门没有倒下。
下一页
寂静又回来了。
在我面前的铁轨上,是一条人蚯蚓的残骸,只有上半身。
这行不通。
…你得救了吗?
谢谢…
下一页
摇
“AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA”
摇
Bichibichibichibichibichibichi!
下一页
有效!感动!还是生辉!
脑袋嗡嗡作响,修长的手臂向前伸展。
一边扭动剩下的上半身,一边比之前更快了。
这就像我正在观看一个倍速视频。
马上就到您的脚下。
站在我的脚下。
下一页
皮塔饼。
一只蠕虫人的手。手指。
他摸了摸我的脚踝。
凉凉的。
里面好像没有骨头。
nextpage
以前在商场的糖果店买的长条状的软糖。我记得那个。
从我被触动的地方,全身起鸡皮疙瘩和冰冷的血液。
我不自觉地尖叫起来。
下一页
一直趴着的人虫缓缓抬起了头。
脸和身体一样。
皮肤粉红色。
没有头发,没有眉毛,没有睫毛。
下一页
所以我无法分辨你的脸。
nextpage
那张脸
nextpage
那张脸像
nextpage
那张脸有点像(Manami)。
下一页
脸上似是微微一笑。
然后蚯蚓人说,
下一页
“下一页,
下一页
”下一页,你的
下一页
< p>“接下来,轮到你了”
下一页
・
下一页
・・・
下一页
・・・
下一页
壁纸:965
『……那个那种故事。”
(Kana) 在电话中结束了谈话。
下一页
嘿(假名),你大半夜在说什么!
睡不着怎么办?
>我故意用欢快的声音抱怨。
nextpage
前段时间,我们班都在为爱情故事而兴奋,可是(假名)突然给我讲了一个奇怪的故事。
nextpage
wallpaper:1
“说起来,(由香)你知道这个故事吗?”
下一页
壁纸:965
。
刚才的爱情故事就好像是一场拉锯战,真的是在等待机会说这个。
好吧,也许我只是在想象它。
下一页
啊哈哈。对不起。我也是听朋友说的。
不想一个人害怕,就和(由香)扯上了关系。
在一起我们见鬼去吧!”
(Kana) 笑道。
下一页
‘时间不早了。该睡觉了。”
(Kana) 结束了谈话,就好像差事已经完成了。
古怪(假名)。它是什么?严重地。
下一页
晚安(由香)。
说真的,谢谢你的聆听。
nextpage
那么,
nextpage
那么,又是
nextpage
回头见。
作者:綿貫一
原文:【都市伝説】ミミズ人間
『これは悪い夢だ』って、私、そう思った。
nextpage
wallpaper:926
だってさっきまで、友達の(マナミ)と長電話してたはずなんだもん。
クラスの恋バナでひとしきり盛り上がって、
そのあと(マナミ)ったら、夜中だっていうのにヘンな話聞かせてきて。
電話切ったあと、部屋の電気消さずにyou tubeで米津とか聞きながら寝たはずだもの。
nextpage
でも今、私はひとり、パジャマ姿でヘンな場所に立っていた。
見覚えがあるような、ないような。
そんな特徴のない街並み。
それも、真っ暗な。
nextpage
重苦しい、厚い雲に覆われた夜空。
その下には、停電に見舞われたように真っ暗な家々が、闇に沈んでひっそりと佇んでいた。
家と家の間を、まっすぐ路地が続いている。
街灯だけが不均等に灯っている。
nextpage
車の走る音も、犬の鳴き声も、なにもしない。
無音だ。
nextpage
ホントに、
nextpage

ホントに、ここ、
nextpage
ホントに、ここ、どこ?
nextpage
埃っぽい、生ぬるい風が吹いてきた。
生臭い。
魚屋の店先を通りかかった時に嗅いだような臭い。
あれ?
夢って臭いしないって聞いたような。
どうなんだっけ?
nextpage
wallpaper:1726
shake
カンカンカンカン
背後で不意に甲高い音がした。
死ぬほどびっくりした。
胸が痛くなるほど心拍数がはね上がった。
なんなのもう。
nextpage
ふりかえると、踏切があった。
踏切の向こうにも、鏡写しのように、こっち側と同じ真っ暗な家々と、まっすぐな路地が続いている。
nextpage
赤いライトが激しく点滅している。
でも、遮断機は上がったままだ。
カンカンカンカン。
カンカンカンカン。
nextpage
wallpaper:926
ーーもぞり
踏切の向こうの路面で、何か動いた。
なんだろう?
酔っぱらいの人が道端で寝てたのかな?
nextpage
ーーもぞり
それは身体をアスファルトに横たえたまま、少し、こちらに近づいた。
手足を縛られた人間が、身体をよじってにじり寄ってきた感じ。
皆でキャンプに行った時に、寝袋に入ったままふざけた時にあんな動きになったのを思い出した。
nextpage
ーーもぞり
ねえ、なんでそんな気持ち悪い動き方すんの?
ひょっとして病人の人?
具合悪くて立って歩けないとか?
nextpage
ーーもぞり
ーーもぞり
nextpage
やだもう、見たくないのに目が離せない。
ここから立ち去りたいのに、足が、動かない。
そう。今、気付いた。
さっきは自然に振り向けたのに、今は身体が動かせなかった。
nextpage
ーーもぞり
やがて、「それ」の姿が、闇の中からはっきりと見えてきた。
nextpage
それは巨大なミミズだった。
1メートル以上ある。
人間サイズのミミズ。
いや、足がある。股関から脚が二つに別れている。
肩の部分から細い、身体を支えるには細すぎる腕が生えている。
全身皮膚をきれいに剥がされたかのように、むき出しの筋肉がピンク色にテラテラと光っている。
ミミズ、人間。
ミミズ人間だ。
nextpage
むき身の神経にアスファルトがこすれて苦しいのか、身悶えながら進んでくる。
カンカンカンカン。
鳴り続ける踏切のこちら側へ。
やだ!来ないで!
nextpage
不意に、
wallpaper:1726
shake
ガタンガタンガタンガタンガタンガタンガタンガタン!
shake
ゴー!
電車の車両が目の前を猛烈な勢いで通り過ぎた。
ミミズ人間のちょうど真上を。
nextpage
shake
ブチブチブチブチブチブチ!
nextpage
圧倒的な質量が、柔かい肉を、筋を、すり潰して切断していく。
顔に何かの液体がかかった。
それが何かはわかりたくもなかった。
nextpage
wallpaper:926
すべての車両が通り過ぎて、踏切の警報音が鳴りやんだ。
結局遮断機は一度も降りなかった。
nextpage
再び訪れた静寂。
目の前の線路には身体半分、上半身だけになったミミズ人間の残骸があった。
動かない。
……助かった?
助かった……。
nextpage
shake
「あああぎゃあぃあがぁピぃああああぃうぎゃぴぃあああぃぃぃ」
shake
ビチビチビチビチビチビチビチビチ!
nextpage
動いた!動いた!まだイキテル!
頭をブンブン振り回し、細い腕を前に伸ばしながら。
残った上半身をよじりながら、先程よりも比べ物にならない程の速さで。
倍速の動画を見せられてるみたい。
あっという間に足元に。
動かない、私の足元に。
nextpage
ピタ。
ミミズ人間の手が。指が。
私の足首に触れた。
ヒンヤリして、グニグニしてて。
骨なんか入ってないみたい。
nextpage
前にショッピングモールに入ってる駄菓子屋で買った、紐状の細長いグミ。あれ思い出した。
触れられたところから、鳥肌とともに冷たい血が全身を巡っていく。
私は気づかないうちに絶叫していた。
nextpage
今までずっとうつ伏せだったミミズ人間が、ゆっくりと顔を上げた。
顔も身体と同じ。
皮膚を剥がれたピンク色。
髪の毛も眉毛も、まつ毛もなくて。
nextpage
だから人相なんてわかる訳ないんだけど。
nextpage
その顔、
nextpage
その顔、なんか、
nextpage
その顔、なんか、(マナミ)に似てて。
nextpage
その顔が微かに嗤ったように見えた。
そして、ミミズ人間はこう言った。
nextpage
「次、
nextpage
「次、アナタの
nextpage
「次、アナタの番ね」
〈完〉
nextpage
・
nextpage
・・
nextpage
・・・
nextpage
wallpaper:965
『……そんな話』
(カナ)が電話口で話を終えた。
nextpage
「ちょっと(カナ)、夜中なのになんて話すんのよー!
寝れなくなったらどうしてくれんの?」
私はわざと明るい声で文句を言った。
nextpage
さっきまでクラスの恋バナで盛り上がってたのに、不意に、(カナ)がヘンな話をしてきたのだ。
nextpage
wallpaper:1
『あ、そういえば(ユカ)、こんな話知ってる?』
nextpage
wallpaper:965
って。
まるでさっきまでの恋バナは場繋ぎで、ホントはこの話をする隙をうかがっていたみたい。
まあ、気のせいかもだけど。
nextpage
『あはは。ごめんねー。私も友達から聞かされちゃってさ。
ひとりで怖がるの嫌だから、(ユカ)のこと巻き込んじゃった。
一緒に地獄に落ちようぜー』
(カナ)はそう言って笑った。
nextpage
『もう遅い時間だね。そろそろ寝よっか』
まるで用事は済んだというように、(カナ)は話を切り上げてきた。
ヘンな(カナ)。なんなの?マジで。
nextpage
『おやすみ(ユカ)。
話、聞いてくれてマジでありがとね。
nextpage
じゃあ、
nextpage
じゃあ、また、
nextpage
じゃあ、また、あとでね』
〈完〉