上学前我还是个小孩。
很期待去和歌山的外婆和舅舅家。
由于家境贫寒,我很羡慕那些开和服店的老太太们的富裕生活。
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吃完饭就在看电视。
外婆好像想起来了似的,突然开口了。
很久以前,我听过这样一个故事,当一艘船驶过大海时,似乎有时会从海里传来声音。
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什么都好像是从海里来的,要水,要榻榻米。
在这种情况下,老船夫会把饮用水和榻榻米垫扔进海里,因为他被告知不要违抗。
他们就这样继续他们的旅程,祈求海神和海怪的船只安全。
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嗯,这么久了?
当我看到奇怪的事情,有时是我不明白的事情,或者看起来很荒谬的事情时,我认为像孩子一样直截了当地否认它们并不总是一个好主意。我想。
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神明的一点体贴
在山上徒步喝酒,请山神喝你的酒第一口。
这个50年前的故事可能一直延续到今天。
作者:パパ
原文:50年前のはなし
私はまだ学校へ行く前の小さな子どもでした。
和歌山のおばあちゃんとおっちゃんの家に行けるので私は楽しみにしていました。
私は家が貧乏だったので、呉服屋で商売をされている、おばあちゃん達の裕福な生活が羨ましくて、美味しいものをいっぱいたべせてもらいました。
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御飯を食べ終えて、テレビを観ていた時でした。
おばあちゃんが突然、思い出した様に、話し出しました。
昔しなぁ、聞いた話やけどなぁ、船で海を航海したはるとなぁ、海から声がしてくることがあるらしい、ていうたはったわ。
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なんでもなぁ、海からなぁ、水が欲しいとか、畳が欲しいとか、声がしてくるらしい。
昔の船頭さんは、そういう時は、絶対に逆らわんと、言われた通りに海へ、飲み水や
畳とかを、投げ入れはったらしい。
そういう風にして、海の神さんや魔物から船の安全を願って旅を続けたらしい。
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ふーん、そんなことが昔からあったんかぁ。
私は不思議なことや時として、理解できない、不条理なことが目の前に現れても、頭ごなしに否定するのは必ずしも、良策では無いかもしれないなぁ、と子どもごころに思いました。
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ちょっとした神様への気遣い、
ハイキングで、山でお酒を飲む時に、ひとくち目を山の神様に飲んで貰ったり、入ってはいけない神聖、或いは忌避な場所を避けるといった
ことは他ならぬ、50年前のこの話から現在まで続いているのかもしれません。