枫如此惊慌是不寻常的。
“不!不!……我没有作业本!也许……在教室里。”< /p>
“怎么了?”
“爸爸,对不起,我忘了带明天学校[文]作业的笔记本了。
明天就要交了,但是我今天要做作业[章]……”
“呃……已经十点多了,我做不了了[来]。”
“爸爸,你走吧去学校拿你的笔记本[自]。”
“呃...但是...”
“嘿,我也跟你一起去!”
< p>“不……但是……”p>
“爸爸,你很害怕,不是吗?”
“不……我不怕……”
“你在撒谎!这从你的脸上就可以看[i]出来,爸爸。”
“呃……当我上小学的时候。 ..我爸爸有过一些可怕的经历。”[a]
“呃...真的吗?”
“所以我晚上不想去学校... “
“但是……爸爸,我明天必须交作业[m]。”
“呃……嗯……好吧,我们一起去吧[k]。”
“是啊!!!”
“等一下!”
“爷爷。``...''
“我告诉过你了,该死的孩子,晚上[.]10点以后不要出去。还有,如果你[c]未经许可进入学校,那就是非法侵入[n]。
枫,酱,不要放弃。”< /p>
“呃……那是……”
“枫,打电话给你的班主任并解释一下情况。”
“是的。 ”
“爸爸,老师说我去问问校长。”
过了一会儿,我接到了电话。
“是的.. .嗯?...M君也忘记了作业本吗[恐]?是的...我明白了。”
“爸爸,我同学M君也忘记了作业本[怖]。我想我忘记了我的作业本。”笔记[鬼]本。老师说:“去拿你的笔记本来。[故]”君君,他说要来我家。”
“原来如此……” p >
我有一点不好的预感。
我发了一封电子邮件说:“S先生,[事]请现在来我家。”
以防万一,我叫老人也来,我决定这[文]么做。
因为家里没有男性大人,所以我打电[章]话给S。
如果S来了,F也会和我一起。
大约30分钟。后来,M先生来了。[来]
“小枫!你在吗?”
入口听到前面传来了
枫赶紧走到前门
“爸爸,M君来了。”
枫带着M君
我低下头说:“对不起,我也忘了带[自]作业本了。”
心里松了口气
更有个性,我以为会来一个阴沉的女孩。
她跟我打招呼说:“我叫M,和枫同班。”
枫的表现有点奇怪……啊……原来如此。
“我先去学校了,不过请再等一下。”
< p>30分钟后,S先生和F先生来了。“到家了!”F哥欢快的声音说道
“F哥姐姐”来了!!”三个女孩跑[i]到门口
“Aniki,我在这里。”
我把情况告诉了S。
“我明白了,是学校……没那么重要……好吧,我就待在家里,我只是好奇。如果有什么事情,请立即联系我。”
S君也有和半夜上学的经历一样。
``啊……晚上11点了,时间到了[a]……我们快点吧。''
``准备好了。 ''
``好的,爸爸。''
``老头,我们走吧。''”
距离学校1.5公里< /p>
我小学生时走过的路
晚上上学的路真是诡异
然而我只是沿着有房子的路走.
老头子看起来很奇怪。
他左右摇头。
“老头子,怎么了??”
“老头子,怎么了?”
p>
“嘿,Segare,上学的路是这样的吗?”
“是啊,老头,你已经几十年没有上[m]路了。?和以前不一样了.''
“嗯...没错...”
但说实话,我也开始觉得有些不对劲。
当然,周围的景色已经和以前不一样了
但不知道为什么,房子看起来很旧…[k]…也许是因为现在是晚上?
“爸爸……这条路对吗?”枫开口说[.]道。
“嗯?...这是去学校的路,对吗[c]?”
“出问题了,也许我在路上拐错了弯[n]?”
“但是……去学校的路是从那个拐角[恐]处直走的,所以我不知道。”我想我[怖]会迷路的。”
“嗯?……爸爸,不,路上有一个十[鬼]字路口。嘿?在那里右转。''
``呃...呃?是这样吗?我想应[故]该是一条直线...''
``啊... ...我明白了,也许我爸爸就是这[事]样,但现在,我必须右转才能去学校[文]。''
“撒谎!!我不知道...''
“我们回头吧。”
“是的。”
现在和以前有什么不同吗?
“是的。” p>
说实话,我的记忆很模糊,我没有信心。
我感觉自己被狐狸包围了。
我又回到了路口就右转了。
一点也不好。
你根本不记得那里,或者你曾经路过那里吗?情况是这样的
老人已经在后面追上了枫
“看来时间也差不多了……”
但是1.5公里这么长是吗?还远吗[章]?
“枫……我们根本到不了那里”
“爸爸……奇怪了,我们应该很快就能看到教学楼了”
我离开家已经一个小时了。
``我想我路上转错了。''
``嗯,我右转了到了那个路口,走[来]了一段路。我可以看到教学楼了。”[自]
“但是……我看不到。”
我一定有完全迷路了。
“我们完全迷路了。”
“但是......我们走这条路去[i]学校,爸爸。”
让我们相信在我们智能手机的 GPS 上
“呃...是的!!!说真的...我们超出了范围...我们在城市...不在深山< /p>
周围有很多房子...”
“嘿,请问...现在几点了?”
“已经凌晨 1 点多了。”
" p>
``这样的话……至少一栋房子有灯就好了,周围的房子都没有灯。''
``现在已经是晚上了。很晚了,我[a]想如果不开的话也不会奇怪。''
``我想是这样的...... ''
``而且,我不能使用 GPS,超出范围了。''
“什么?!爸爸,超出范围了...[m]住宅区。”
即使重启、开关机,仍然超出范围。[k]
”没关系,我们先回去吧,我们出去[.]逛逛吧。我们知道的路。”
正如老人所说。
如果迷路了,应该立即原路返回。
走了一段路,就来到了一条大路。
` “我不可能不能去学校。”
“爸爸……我明天的作业该怎么办…[c]…”
“不要放弃,小枫”
“但是……”
p>
“我要放弃了,回家吧,M君。”
场景
无人回复
“啊?爸爸,M君不在。”
“呃……” p>
我转身看了看身后。
我确定那个老人正在后面跟着我。
“他不在那儿……呃…… ……我们分开了吗?”
“也许……我根本没注意……”
“我也是,根本不说话。”因为它不[n]在那儿。''
``当然...''
``我该怎么办?你想再试一次吗?''
“没办法了,对吧?如果走散了迷路的话,我们就麻烦了。”
我又沿着回来的路走了。< /p>
我来到了一个十字路口。
“走到这里。这是一条直线。”
“是的,爸爸。”
走了一会儿,远处的教学楼就映入眼帘了。
“呃……教学楼,我开始看到了。”[恐]
“是啊...爸爸...骗子...我不应该直接去学校,因为现在正在盖房子...
”
“但是,枫,我可以看到校舍。”
“是的...”
出了点问题。
为什么?我看不到第一次看到校舍。[怖]
而且没有房子。
“总之……或者说……M君在哪里?”
< p>“抱歉……也许他自己走路迷路了?”“有可能……这样的话,就没办法去[鬼]找他了。”
“我找不到他,我应该报警吗?”
“是的,老兄。”
“如果我们在这里走散了,很可能会[故]发生第二次事故,所以我们应该一起[事]行动。”
“我也这么认为,爸爸。”
“现在,让我们一起行动吧。”去枫[文]的教室吧。”
“是啊!”
我从入口进入了教学楼。
天黑了。
< p>安静而诡异。“一片漆黑……我不知道……”
“Segarega 小这让我想起了我学生时代的事。”[章]
“哇……别在这里说这个了,老家伙[来]。”
“这……不好,不好”
我用手电筒照到了枫的教室
“枫,你该去拿作业本了。”
“是啊...''
“爸爸!!!对不起,我没有带作业笔记本!这不可能发生,”枫大声说道。 p>
“别那么大声,枫。”
p>
“因为……我没有带作业笔记本……嗯?”
p>
“因为……我没有带作业笔记本……嗯?” p>
“怎么了?”
“我想知道我的桌子上有什么?有吗[自]?”
枫从桌子上拿出一样东西,放在桌子[i]上.
她用手电筒照射它。
“呃... ...是吗?我的名字是...是吗[a]?”
“哇哦...Segare的名字.[m]..”
“爸爸的名字...”
那是我小学时用的笔记本。
奇怪的是,那个笔记本丢了,或者更[k]确切地说,失踪了。
我明天要交作业。那是一本笔记本。[.]
像枫一样,当我晚上来学校时,看了[c]看我的桌子,笔记本不在那儿。
我把它完全掉在某个地方了。我就是[n]这么想的。
它现在在我的桌子上。
我的思绪戛然而止。
“为什么……这个时候……”
“爸爸的笔记本,我的笔记本呢?”[恐]
巧合的是,枫的教室就是我以前的教[怖]室。
也是一张桌子,同样的东西
老人慢慢地用手电筒照进教室。
``哎...有点不对劲,这个教室是不是有点老式?''
“呃...我明白了。”
如果我没记错的话,校舍是10年前[鬼]重新装修过的。
“呃……仔细一看,确实如此……很[故]老式……”
有背面的字迹
“诶…〇〇〇〇(名字)…啊?D是[事]你的名字…”
这肯定是D的字迹。
p>
这是什么意思?
D十年前的书法
``老头子……这是我小学时的教室[文]。''
``呵呵?真的吗?为什么……”
“我不知道。”
突然,我听到背后传来M的声音。
“小枫,你有笔记本吗?”
我已经很惊讶了
我差点跳起来。
我的心在狂跳。
“啊,M君?你去哪儿了?” ?”
“别太惊讶,我一直在后面跟着你。[章]”
“什么……从后面?”
那是谎言,我查了一下。
他不在。
“君君,你有笔记本吗?”
` “我……你知道……我在找它。我没[来]有桌子。”
“嗯?我没有桌子?”
“是的,我的意思是...我把手放在桌子上,以为那是我的桌子。”当我把手放进去时,这个就出来了。”
M-kun手里拿着一本教科书。
“教科书?不是笔记本?”
“是的。...这不是我的。”
M给我看了教科书的背面。
``呃...K君?这是K君的教科[自]书...啊!...・''
我记得
暑假前K君的课本失踪了
当然我找遍了教室
连课桌上也找遍了。
找不到。
最后我找了好久都没有找到。
现在,M先生.我有。
我不明白。
“我不知道……我需要你快点离开学校。”< /p>
“当然。...我们现在回家吧。”
“是啊!!!我的笔记本呢?”
“笔记本...我找到了我爸爸的笔[i]记本...这很奇怪,枫。”
“是的,我知道,但是...明天的[a]作业我该怎么办?”
“我为你感到难过,小枫,别放弃,[m]是时候回家了。我们回家吧。”
“是的......爷爷。”
我们赶紧回家。
我们安全到家了。
“呼……我到家了。”
“是的,爷爷……M -君,你该回家了。”
回复
“M君?”
M君不在。
回复“M君?” p>
“爸爸,M君不在。”
“撒谎。!!!!!!哇...他又走了。”
老头左右摇头。
“嘿,拜托,M君从一开始就在那里[k]吗?”
“那里是的!枫去门口接你了。”
``当然,Moyo,那之后你见到[.]M君了吗? ”
“不,我没有看到它,所以我才回头[c]。”
“是的,爷爷。”
“我在那个教室。?''
``是的,M君说,``我就在你后[n]面,''爷爷。''
``然后我看到了M- kun跟在我后面,是吗?”
“没有,我没看到。”
“对了,是不是很奇怪?”
“奇怪……”
“小枫,你知道M君家里的电话号码[恐]吗?”
“是的,我知道。”
“现在给我打电话。”
“喂,老头子,这么晚了,你真烦人[怖]。”
“对了……”
“现在,我们进屋吧。”
在客厅里我们谈论这个、那个现象。[鬼]
最后我还是不明白。
>
``爸爸,你带笔记本了吗?''
``呃...哦...你带了吗?''
``呃...爸爸,这本笔记本是我[故]的。''
“啊?哦,是的,是枫的。”
“那是……我爸爸的笔记本,对吗?[事]”
“是的,”
你是什么意思?
“哦不,我不知道发生了什么事。”< /p>
“我也是。”
“你们在家吗?”
S君来到客厅
我把迄今为止发生的现象告诉了S先生。
“哦……嘿,来吧……你是认真的,[文]不是在撒谎吗,M先生? “
p>
“怎么了,S君?”
“F-抱歉,M君,我没见到你。”[章]
“F-抱歉,M君,我没见到你。” >
“是啊!!!毕竟,你在客厅里,对吧?”
“不,那里只有老人。”
``什么......你是什么意思?''
“爸爸,我确信你在那儿。”
“是的,你打招呼了。” p>
好像有些不对劲。
“爸爸,我做了作业。”我会做的。[来]”枫开始在客厅做作业。就是这样的[自]感觉.''
``我不知道……为什么写着我名字[i]的笔记本现在会出现在枫的笔记本上[a]?''
``这很奇怪,不是吗?是吗?对不[m]起,我不能再这样了,我要睡觉了“[k]我也累了。”
我也累了。
作者:名無しの幽霊
原文:夜10時過ぎと狐様
珍しく楓が慌てている
「ない!ない!・・・宿題のノート[.]が無い!!もしかしたら・・・教室[c]かな」
「どうした?」
「パパ、大変、明日に出す宿題のノ[n]ートを学校に忘れてきた
明日出すんだよ、今日中に宿題をし[恐]ないと・・・」
「え・・・もう10時を過ぎてるよ[怖]、無理だよ」
「パパ、おねがい、学校へ行ってノ[鬼]ート取って来て」
「え・・・でもな・・」
「ね、わたしもついていくからね、[故]ね!」
「いや・・でもな・・・」
「パパ、怖いんでしょ?」
「いや・・怖くは無いよ・・・」
「うそ!顔に出てるよ、パパ」
「まぁ・・・パパが小学生の時に・[事]・・ちょっと怖い目に合ったからな[文]」
「え・・・ほんとう?」
「だからが夜の学校は行きたくない[章]んだよ・・・」
「でも・・宿題、明日に出さないと[来]いけないんだよ、パパ」
「う・・・ん・・・わかった、一緒[自]に行こう」
「うん!!!」
「ちょっと待て!」
「じいちゃ・・・」
「くそ坊主が夜の10時以降は外へ[i]出るな、言ったろ、それと学校へ許[a]可なしに入ったら不法侵入だぞ、
楓ちゃん、諦めな」
「え・・・そんな・・・」
「担任の先生に電話をして事情を話[m]してごらん、楓」
「うん」
「パパ、先生は校長先生に聞いてみ[k]るってさ」
しばらくして電話がかかってきた
「はい、・・え?・・・M君も宿題[.]のノートを忘れたの?、はい・・・[c]わかりました」
「パパ、私のクラスメートのM君も[n]宿題のノートを忘れたみたい、先生[恐]が「一緒にノートを取りに行きなさ[怖]い」と言ってたよ、M君ね、家に来[鬼]るって」
「そうなの・・・」
ちょっと嫌な予感がしてきた
「S君、今から家へ来てくれ」とメ[故]ールを打った
一応、オヤジにも来てもらうことに[事]した
家に男性の大人がいなくなるのでS[文]君を呼んだ
S君が来るならF子も一緒だ
およそ30分後にM君が来た
「楓ちゃん!いる?」
玄関先から聞こえてきた
楓が急いで玄関へ行った
「パパ、M君来たよ」
楓がM君を連れてリビングへ来た
「すいません、僕も宿題ノートを忘[章]れてしまいました」と頭を下げた
内心、ホッとした
もっと性格の暗い子が来るのかと思[来]っていた
「楓ちゃんと同じクラスのMと言い[自]ます」と挨拶をしてくれた
楓の様子が少しおかしい・・・あ・[i]・なるほどね
「とりあえずは学校へは行くけども[a]う少し待っててほしい」
30分後にS君とF子が来た
「ただいま!」と元気のいいF子の[m]声
「F子姉ちゃんが来た!!」と3人[k]娘たちが走って玄関へ行った
「アニキ、来たよ」
S君に事情を話した
「そっか、学校か・・・あんまし・[.]・・OK、留守番しとくわ、とにか[c]く気を付けてくれよ、何かあったら[n]すぐに連絡しろよ」
S君も夜中の学校は・・・同じ体験[恐]者だからな
「あ・・午後11時か・・・急いで[怖]行こう」
「準備はOkだね」
「OKだよ、パパ」
「オヤジ、行くぞ」
学校までは1.5kmある
小学生のころ通った道
夜の通学路はさすがに不気味だ
とはいえほぼ家屋のある道を歩くだ[鬼]けだが
オヤジの様子がおかしい
頭を左右に振っていた
「オヤジ、どうした?」
「おい、せがれ、学校の道って・・[故]・こんな感じたったか?」
「そうだよ、オヤジ、もう何十年と[事]通ってないだろ?昔と違うぞ」
「まぁ・・・そりゃ・・・そうだな[文]」
しかし、正直私も何か変だと思い始[章]めた
周りの風景とかもちろん昔とは変わ[来]ってる
でもなぜか家屋が古っぽいというか[自]・・・夜だからかな?
「パパ・・・この道って合ってるの[i]?」と楓が言い出した
「え?・・学校へ行く道だろ?」
「なんか違うよ、途中で道を間違え[a]たのかな?」
「でも・・学校の道はあの曲がり角[m]からそのまま一直線だよ、迷うこと[k]は無いと思う」
「え?・・・パパ、違うよ、途中で[.]交差点あったでしょ?そこを右へ曲[c]がるんだよ」
「えええ・・あれ?そうだったかな[n]?確か一直線のはずだったと思うが[恐]・・・」
「あ・・・そっか、パパたちの時は[怖]そうだったのかも、今はね、右へ曲[鬼]がらないと学校へ着かないよ」
「うそ!!知らなかった・・・」
「引き返すぞ、せがれ」
「そうだな」
今と昔とではこうも違うのか
正直記憶もあいまいで自信が無い
なにか狐に包まれたような気分だ
交差点まで引き返して右へ曲がった[故]
もう全然ダメ
全然記憶が無いというか通ったこと[事]あるのか?という状態
オヤジはもう完全に楓の後ろから付[文]いて行ってる
「もうそろそろかな・・・」
でも1.5kmってこんなに遠いの[章]か?
「楓・・・全然着かないよ」
「パパ・・・おかしいよ、もうそろ[来]そろ学校の建物が見えてくるはず」[自]
もう家から1時間は経ってる
「なんか・・・途中で道を間違えた[i]のかな」
「ううん、あそこの交差点を右へ曲[a]がってしばらく歩くと学校の建物が[m]見えてくるんだよ」
「でも・・・見えてこないよ」
これはもう完全に道に迷ったに違い[k]ない
「もう完全に道に迷ったんだよ」
「でも・・私たちは学校へ行くとき[.]はこの道を歩くんだよ、パパ」
スマホのGPSに頼ろう
「え・・・えええ!!!マジか・・[c]・圏外になってる・・・街の中だぞ[n]・・山奥じゃない
周りは家屋だらけだぞ・・・」
「おい・・せがれ・・・今、何時だ[恐]?」
「今、午前1時過ぎ」
「それにしては・・・家の一件くら[怖]い明かりがあってもいいだろ、周り[鬼]の住宅、1軒も明かりがついてない[故]ぞ」
「もう夜も遅いよ、点いてなくても[事]おかしくは無いと思うけど」
「そっかな・・」
「それよりもGPSが使えない、圏[文]外になってる」
「え!!パパ、圏外って・・・住宅地だよ」
再起動やONOFFをしても圏外に[章]なってる
「こりゃ・・・あかんぞ、一旦、戻[来]ろう、知ってる道へ出よう」
オヤジの言う通りだ
迷ったらすぐに元来た道へ引き返す[自]べき
しばらく歩いて大きな道路に出た
「学校へたどり着けないなんであり[i]えん」
「パパ・・・明日の宿題どうしよう[a]・・・」
「諦めな、楓ちゃん」
「でも・・・」
「諦めて帰るよ、M君」
シーン
返事が無い
「あれ?パパ、M君がいないよ」
「え・・・」
振りかえって後ろを見た
確かオヤジの後ろから付いてきたは[m]ずだ
「いない・・・え・・・はぐれた?[k]」
「かも・・・全然気にしてなかった[.]・・・」
「俺もだ、全然しゃべってこなかっ[c]たからな」
「たしかに・・・」
「どうしようか‥もう1度、行って[n]みる?」
「仕方ないだろ、もしはぐれてて迷[恐]子になっていたら大変だ」
もう1度戻ってきた道を歩いた
交差点に出た
「ここを一直線だったよな」
「うん、パパ」
しばらく歩いていくと遠くから校舎[怖]が見えてきた
「え・・・校舎が見えてきたけど」[鬼]
「ええ・・パパ・・・うそ・・一直[故]線で学校へ行けないはずだよ、今は[事]家が建ってて通れないから・・・
」
「でも、楓、校舎が見えるよ」
「うん・・」
なんかおかしい
何で最初の時に校舎が見えなかった[文]んだ
それに家など無かったぞ
「とりあえず・・というか・・・M[章]君はどこだ?」
「せがれ・・・勝手に歩いて迷子に[来]なってるんじゃないか?」
「ありえる・・それだと探しようが[自]ないぞ」
「見つからなかったら警察へ連絡す[i]るか」
「そうだな、オヤジ」
「ここでバラバラになったら2次遭[a]難が起きそうだからみんなで一緒に[m]行動したほうがいい」
「私もそう思う、パパ」
「とりあえずは楓の教室へ行こう」[k]
「うん!」
校舎の入口から中に入った
真っ暗け
静かで気味が悪い
「真っ暗けだな・・・なんかな・・[.]・」
「せがれが小学生の時を思い出すよ[c]な」
「うわ・・ここでその話はするなよ[n]、オヤジ」
「だな・・・悪い悪い」
懐中電灯を照らしてなんとか楓の教[恐]室へ着いた
「楓、宿題のノートを取ってくると[怖]いいよ」
「うん・・・」
「パパ!!!大変、宿題のノートが[鬼]無い!そんなはずはない」と楓の大[故]きな声
「大きい声を出しちゃだめだよ、楓[事]」
「だって・・・宿題のノートが無い[文]・・・あれ?」
「どうした?」
「机の中に何だろう、何かあるよ?[章]」
楓が机の中から何かを出して机の上[来]に置いた
懐中電灯で照らした
「え・・・えええ?俺の・・名前が[自]・・はい?」
「うわ・・・せがれの名前・・・」[i]
「パパの名前・・・」
それは私が小学生の時に使っていた[a]ノート
不思議なことにそのノートが紛失と[m]いうか行方不明になった
明日提出する宿題のノートだった
楓のように夜に学校へ来て自分の机[k]の中を見たらそのノートが無かった[.]
もう完全にどこかへ落したのかと思[c]っていた
それが今、机の上にある
思考回路が停止した
「何でだ・・・今頃・・・」
「パパのノート、私のノートはどこ[n]?」
偶然にも楓の教室は昔の私の教室だ[恐]った
それも机が同じ
オヤジが教室内をちょろちょろと懐[怖]中電灯の光を当てていた
「おい・・・なんかおかしいぞ、こ[鬼]の教室、なんか古臭くないか?」
「え・・・そっかな」
確か10年前に校舎のリニューアル[故]をしたはずだ
「え・・・よく見ると確かに・・・[事]古臭い・・・」
後ろの方に習字が飾ってあった
「え・・・・〇〇〇〇(名前)・・[文]え?D君の名前だ・・・」
たしかにD君の習字だ
どういうことだ?
ん十年前のD君の習字
「オヤジ・・・これ俺の小学生の時[章]の教室だよ」
「え?マジか・・・なんでだ」
「わからん」
突然M君の声が後ろから聞こえた
「楓ちゃん、ノートあった?」
もうびっくり
飛び上がりそうになった
心臓がパクパク
「ギャーー、M君?どこにいたの?[来]」
「そんなに驚かないでよ、ずっと後[自]ろから付いてきてたよ」
「え・・・後ろから?」
嘘だろ、ちゃんと確認したんだ
いなかったぞ
「M君、ノートあったの?」
「僕・・・あのね・・・探したんだ[i]けどね、僕の机が無いんだよ」
「え?机が無い?」
「うん、というか・・・僕の机だと[a]思って机の中に手を入れたら、これ[m]が出てきたよ」
M君の手には教科書だった
「教科書?ノートじゃなくて?」
「うん・・僕のじゃない」
M君が教科書の裏を見せた
「え・・・K君?K君の教科書だ・[k]・・あっ!・・・」
思い出した
夏休みに入る前にK君の教科書が無[.]くなった事件があった
もちろん教室中を探した
机の中もね
見つからなかった
結局、あれだけ探しても見つからな[c]かった
それが今、M君が持ってる
訳が分からん
「なんかな・・・せがれ・・・急い[n]で学校から出た方がいいぞ」
「たしかに・・・もう帰ろう」
「ええ!!!私のノートは?」
「ノートって・・・パパのノートが[恐]出てきたし・・・なんか変だぞ、楓[怖]」
「うん、わかってるけど・・・明日[鬼]の宿題どうしよう・・・」
「かわいそうだが、楓ちゃん、諦め[故]な、もう家へ帰ろう」
「うん・・じいちゃ」
私たちは急いで家路へ着いた
無事に家に着いた
「ふぅ・・・家に着いたぜ」
「うん、じいちゃん・・・M君、も[事]う家へ帰った方がいいよ」
返事が無い
「M君?」
M君がいない
「パパ、M君がいないよ」
「うそ!!!!うわ・・・またいな[文]いぞ」
オヤジが首を左右に振っていた
「おい、せがれ、M君って最初から[章]いたっけ?」
「いたぞ、楓がちゃんと玄関に迎え[来]に行ったんだ」
「たしかに、でもよ、その後にM君[自]を見たか?」
「いや、見てないよ、だから引き返[i]したんだろ」
「そうだよ、じいちゃ」
「見たのはあの教室だろ?」
「そう、M君が言うには「ちゃんと[a]後ろにいた」と言ってたよ、じいち[m]ゃ」
「それで後ろから付いてきたM君を[k]見たか?」
「いや、見てない」
「だろ、おかしくないか?」
「おかしい・・・」
「楓ちゃん、M君の自宅の電話番号[.]知ってる?」
「うん、知ってるよ」
「今から電話して」
「おい、オヤジ、深夜だぞ、迷惑だ[c]って」
「そうだな・・・」
「とりあえずは家に入ろう」
リビングであれこれあの現象につい[n]て話をした
結局、わからん
「あれ、パパ、ノート持ってきちゃ[恐]ったの?」
「え・・・あ・・・持ってきちゃっ[怖]たか」
「あれ・・パパ、このノート、私の[鬼]だよ」
「え?あっ、本当だ、楓のだ」
「あれ・・確かパパのノートだった[故]よね?」
「そうだよ」
どういうことだよ
「あかん、何か何やら、わからん」[事]
「俺もだぜ、せがれ」
「おやっさんたち、帰っていたのか[文]」
S君がリビングに来た
S君に今までの現象を話をした
「え・・・おいおい・・マジかよ、[章]うそだろ、M君?」
「どうした?S君」
「F、悪いけどそのM君ってさ、俺[来]、見てないぞ」
「ええ!!!だって、リビングにい[自]たろ?」
「いや、おやっさんたちしかいなか[i]ったぞ」
「え・・・どういうこと?」
「パパ、確かにいたよ」
「だよな、挨拶もしてくれたし」
なんか食い違ってる
「パパ、私、宿題をするね」と楓は[a]リビングで宿題を始めた
「オヤジ、俺の頭の中混乱してる」[m]
「せがれよ、俺もだ、何やら何だ、[k]という感じだぜ」
「なんかな・・・何で俺の名前が書[.]いてあったノートが楓のノートにな[c]ってるんだよ」
「おかしいだろ、せがれ、もう俺は[n]あかん、もう寝るぜ」
私も疲れたよ
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