一个关于欺负神居家庭孩子的故事。

iamk 日本恐怖故事 2024-04-23 03:02:19 273 0

当我还是个孩子的时候,我的父母都是调工,所以我们在全国各地搬了好几年,但是当我上高中二年级时,我们搬到了中国某个地区的一个相当乡村的小镇。我就不详细说了,但是得益于某个重点产业,它从一个农村迅速发展到了一个镇。

那个城镇是该地区的守护神吗?似乎[文]有这样的神,住在那个城镇的所有人[章]似乎都尊敬这位神。由于我们是外地[来]人,没有参加任何节日或仪式,也没[自]有人告诉我们该做什么,所以我们不[i]知道他们崇拜的是什么样的神。

不过,我唯一知道的是,我听某人说[a],这位神是受到某个家族(姑且称之[m]为O家族)的守护,或者说是看护。[k]

当你想到照顾神灵的人时,你可能会[.]想象他们是神社的祭司,但它看起来[c]就像一个普通的上班族家庭。

O家住在靠近森林的地方,离市中心[n]有点远,房子还蛮大的。房子除了入[恐]口外都被栅栏围起来,从外面看不到[怖]栅栏里面。

作为一个充满好奇心的高中生,我对[鬼]这种神秘的气氛很感兴趣。

另一方面,这个小镇也有一点让人感[故]觉奇怪。那是因为镇上所有的居民都[事]对O一家异常友善。

我和我的父母看到的是,遇到O家族[文]成员的人都会停下来礼貌地打招呼,[章]在城镇活动和旅行时,前排座位总是[来]为家庭保留。去那里的人去O家总是[自]带纪念品什么的,结婚或者生孩子前[i]后都会去O家报到。举个例子,这样[a]的例子不胜枚举。

更让我觉得奇怪的是,学校老师只称[m]呼他的学生K,O家的儿子,三泽。[k]其他男孩都在辱骂我,但我并不觉得[.]其他学生认为这有什么奇怪的。

T在高二秋天从东京转学,当时他对[c]一切都感到困惑。他身上总是带着一[n]种慵懒的气息,就像他是一个北方佬[恐]一样。而且他身高将近180厘米,[怖]所以一开始我很害怕。

不过,由于我和T刚刚转学,所以我[鬼]们很快就一拍即合。更具体地说,我[故]认为我自己和T都无法与同学建立良[事]好的关系。这可能加速了他们的友谊[文]

高三的春天,当我习惯了这个小镇和[章]学校的时候,我在 T 家闲逛,突然 T 说:“不是 K 的家伙在上面吗?” “他的比赛?这不是对你的特殊待遇[来]吗?”他愤怒地说。

我突然详细问他怎么回事,他告诉我[自],从小学开始,T个子很高,性格调[i]皮,在课堂上总是被人看不起。嗯,[a]这意味着全班同学都害怕T。

然而,自从来到这个小镇之后,T似[m]乎感觉自己受到了周围人的不好对待[k],更无法忍受K君永远是中心。是班[.]级的人而不是他自己。看起来是这样[c]

我认为这是一个可怕的怨恨案例,但[n]我也对K先生和他周围的人之间的关[恐]系感到不舒服,所以我做出了适当的[怖]回应。

然后,处于完全洋基模式的 T 建议:“嘿,我们杀了 K。”这是一个我根本不同意的提议[鬼],但考虑到我和T之间的权力平衡,[故]即使我们很接近,也很难拒绝。

但是,如果我对镇上很受欢迎的O家[事]K先生做点什么,我就会担心这不仅[文]会影响我,还会影响我的家人。

当他权衡此刻可能降临在自己身上的[章]暴力与未来的焦虑时,他的理性屈服[来]于暴力的直接性。

当我问T具体打算做什么时,他说,[自]

“如果我欺负他一点,他就会在那样[i]的温室里长大,然后变成这样的人。[a]”很快就被我吓到了。其他人自然会[m]开始对我特别对待。他们可以把我叫[k]到某个不碍事的地方,然后打我,给[.]我拍照,并威胁如果我告诉任何人就[c]再打我。给我一些零用钱。给我可能[n]是个好主意……”并制定了一个相当[恐]肤浅的策略。

当我抗议说作为一名高中生肯定会反[怖]思我的职业道路时,他说,“你要做[鬼]的就是给K打电话,拍一张他被殴打[故]的照片。” ’“就是这样,”他说,所以我同意[事]了。

第二天,我在课堂上和K先生交谈。[文]

``自从我来到这个小镇以来,有件[章]事一直困扰着我。我不能问别人“在[来]课堂上,所以我想问一下。我想让你[自]骑车。我不想让任何人看到我,所以[i]放学后你可以到学校后面的森林来吗[a]?”我约好了。我一脸困惑地看着K[m]君。我试着不去担心它。

放学后,我看了K君一眼,就先离开[k]了学校。路上,我遇到了躲在附近树[.]荫下的T。

大约10分钟后,K君出现了,T突[c]然从树后走了出来。 K似乎对T的出现感到困惑,但他似[n]乎没有意识到自己处于危险之中。

T说出一句难以理解的“数一数你的[恐]罪过”之后,K君就在他身后被吹飞[怖]了。 T踢了K的肚子。

K君躺在地上,泪眼汪汪地看着我,[鬼]似乎不明白自己发生了什么事。我果[故]然感到愧疚,但T踩着K的肚子摔倒[事]了。

我茫然地看着这一幕,但我猜他在这[文]种情况下不知道该怎么办,因为他以[章]前从未被别人袭击过。我就是这么想[来]的。我完全忘记拍照了。

然而,很快K君就痛苦地喊道:“求[自]你了,求你停下来!求你了……”似[i]乎对这个声音很满意,T最终一脚踢[a]了K的侧面,结束了对K的攻击。

“以后你别得意忘形,我不会让你把[m]这件事告诉任何人的。”T笑着说道[k],我松了口气,因为我没有‘那时我[.]并没有反抗,我发现自己正在这么做[c]

然后摔倒的K摇摇晃晃地站了起来。[n]

他们向我们道歉说:“对不起,这不[恐]是我可以道歉的事情,但是我“真的[怖]很抱歉。”我想我意识到 T 为何感到不安。

T说要回家,我就带着衣衫褴褛的K[鬼]离开了这里。

第二天,K君在学校的行为发生了一[故]些变化。当我看向他时,我发现他的[事]目光就像是在追随T一样。我为他感[文]到难过,心想如果他受了那么重的伤[章],他一定会清醒的。

T似乎也注意到了K的目光,心情似[来]乎也不错。

日子就这样过着,直到一个周六,T[自]打电话给我回家。我去过T家很多次[i]了,但不知道为什么那天T家的气氛[a]感觉很沉重,我感觉到一种以前从未[m]经历过的不愉快的感觉,好像有人在[k]偷看我。

当我进入T的房间时,他看起来很奇[.]怪。恐惧的气氛就是这样。

怎么了?当我问他这个问题时,T 开始谈论发生在他身上的事情。故事[c]大致是这样的。

最近,晚上,我听到窗外传来一些奇[n]怪的声音。起初我以为这只是我的想[恐]象,因为它太小了,而且我的房间在[怖]二楼,窗外什么也没有,所以我认为[鬼]不会发出任何噪音。

然而,声音渐渐变大,我发现那是自[故]言自语的声音。

那声音还是那么小,我听不清它在说什么,但这几天我越来越能听到它在说什么了。

原来他一直在重复:“昭和门,就是那个家伙。”

他不知道这意味着什么,但他记下了[事]他听到的内容。

T浑身发抖,因为他认为这是K的诅[文]咒。

我对K先生也感到非常愧疚,所以我[章]建议他去向K先生道歉,但他固执地[来]不接受,可能是因为他的美国佬本性[自]

于是我告诉T,周一我会向K道歉,[i]即使只有我一个人,而且我至少会问[a]他发生了什么事,然后离开了T家。[m]虽然已经是春天了,但我还是感觉到[k]了一股奇怪的寒意。

周一我去学校时,T 不在。令我惊讶的是,他竟然不想为[.]自己的懈怠而道歉。

午休时K独自一人,我喊住了他,告[c]诉他我想为那天的事情道歉,并且我[n]有话要和T说。 K君看上去既生气又悲伤,但说了句[恐]“放学后请留在学校”就走了。

放学后,当我还在教室里时,K先生[怖]说:“我要走动一下。”然后就开始[鬼]走路了。我默默地到达那里,进入视[故]听室。

我突然想起电教室是合唱社的练习场[事],我记得班上有一个同学在比赛前提[文]到过这样的事情,当我问他这件事时[章],他回答说“是啊,没错,不过这里[来]隔音最好,所以我就让合唱部休息一[自]下。”他仿佛什么都没发生过一样说[i]道。

此时我有点害怕,或者说相当害怕,[a]因为我刚刚感觉到K君有些不寻常。[m]

首先,我对前几天T的攻击行为表示[k]诚挚的歉意。塔。他说他受到了T的[.]威胁。

K说:“没关系,很疼,但我没有受[c]伤。我想T也在照顾我。”但事实并[n]非如此。K君,我想我对自己说他瞄[恐]准的是一个会痛但不会造成伤害的地[怖]方,但我没有这么说。

当我庆幸避免了道歉被拒绝的最坏情[鬼]况时,K君问T他有什么奇怪的地方[故]吗?

这正是我想听到的,所以当我告诉他[事]我所知道的一切时,K君的脸上又露[文]出了愤怒和悲伤的表情。然后他向我[章]讲述了这个城镇的守护神和他自己。[来]

首先,这个城镇(当时的村庄)自古[自]以来存在的守护神并不是仁慈的守护[i]神,而是对人们造成伤害的邪神和邪[a]灵。 。

人们尝试了各种方法来平息或封锁它[m],但都没有奏效。然而有一天,村里[k]出现了一位著名的通灵者,说他可以[.]安抚她。

方法是将当时在村子里遭受迫害的O[c]家先祖的遗体供奉给邪神的安身之所[n]。通灵者与邪神谈判,签订了契约,[恐]人类可以自由使用目前居住的村庄,[怖]同时准备新的家园。

村里的人答应,只要O家献出一个人[鬼],就停止迫害,并选定了当时O家的[故]二公子作为人顶梁柱。

他没有告诉我们具体的方法,但是通[事]过举行仪式,邪神就能够在二儿子的[文]体内居住。

这样,村民们就可以安心发展村庄了[章],O家也洗清了过去的罪孽(什么样[来]的罪孽不得而知),为村子做出了贡[自]献。假装这件事没有发生,而是伸出[i]了慷慨的援助之手。

然而,随着时间的推移,二公子死后[a]几年过去了,O家又开始因为一些琐[m]事而受到迫害,显然家庭也是一个原[k]因。)

很快,村里所有迫害O家的权贵家族[.]都被诅咒而死。

是的,邪神是从二儿子传给了他的孩[c]子们。

通灵将邪神转移到二公子体内后,O[n]家根本不知道二公子死后,邪神会发[恐]生什么。因为没有这样的东西,所以[怖]就流传了一种仪式,将邪灵从父母传[鬼]给孩子。还劝他们以此为筹码,如果[故]以后再遭受迫害的话。

一开始,它是对那些迫害邪神的人的[事]诅咒,但随着O家族的不断发展,它[文]变成了对那些欺骗、偷窃财产、忽视[章]人民的人的诅咒。以及求婚​​的人[来],拒绝的人的门槛逐渐降低,现在甚[自]至有稍微不友善的行为都会受到咒骂[i]的情况。

“也就是说,T被K体内的邪神诅咒了,我参与其中不是很危险吗?”我害怕地问道。

一个关于欺负神居家庭孩子的故事。

”我身上还没有,现在我的父亲就是[a]它的家了。”

“那为什么T会被诅咒呢?这个诅咒[m]来自邪神。当你这样做的时候,这不[k]就是发生的事情吗?”对你住的人有[.]什么影响吗?”

“另一方面,我问你,你能接受你即将搬进的新建筑受到严重损坏吗?”< /p>

・・・我无话可说。

“不过你没有直接打我,所以应该没什么问题,但是T君……也许不行。据我所知,那东西很生气。”

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``T 说听起来像``Nashawamon 那边。'' 你知道那是什么意思吗?''

``嗯,绝对是什么意思?我可以''不能肯定地说,但我认为他很生气,[c]因为他说,“主伤害了属于我的东西[n]。”我的身体不是我的,是那个东西[恐]......”

K- kun生气了,他的脸上也露出了愤[怖]怒和悲伤的表情。

第二天之后T就没有来学校。自从K[鬼]君告诉了我关于诅咒的事情后,我什[故]至不敢去看他。我害怕人们会认为T[事]和我有亲戚关系。

但是有一天,老师告诉我,T突然转[文]学到另一所学校了。看来这个举动实[章]在是太突然了,就连老师也不知道他[来]下一步要搬到哪里。

我原本以为他离开这个村子是不是为[自]了逃避诅咒,但当我来到T家的时候[i],我惊呆了。

T屋彻底被烧毁,一根柱子都没有留[a]下。

我以前从未见过火灾场景,所以我不[m]知道,但我想知道它烧得这么漂亮吗[k]

首先,救护车我没有听到任何警报声[.]

既然发生了这么大的火灾,为什么没[c]有人谈论这件事呢?

突然想起K的话,“对O家不友善的[n]人也会被诅咒。”

我明白了,邪神已经在镇上每个人的心中筑巢了……


作者:礎吽亭雁鵜
原文:神の住処の一族の子供をいじめた話

自分がガキの頃、親が転勤族だったので数年スパンで全国を転々としてたんだけど、高校2年の頃に某中国地方のかなり田舎の町に引っ越した。詳細は控えるがとある基幹産業があるおかげでど田舎の村から町レベルに急速に発展したようなところだ。

そこの町は地域の守り神?みたいな[恐]のがいるみたいでその町に住んでい[怖]る人たちは全員その神様を大切にし[鬼]ているみたいだった。自分たちはよ[故]そものだったので祭事や儀式的なも[事]のには参加もしていないし何をする[文]かなども一切知らされていなかった[章]のでどういう神様を祀っていたのか[来]はわからない。

しかし唯一わかっているのはその神[自]様はとある一族(O家とする)が守[i]っている というか世話をしているというのを[a]人から聞いた。

神様の世話をしているというと神社[m]の神主のような人たちを想像するか[k]もしれないがごく普通のサラリーマ[.]ン家庭のように見えた。

O家は町の中心部からやや外れの森[c]に近い場所に住んでいて家はかなり[n]大きかった。また家の周囲は入り口[恐]を除いて垣根で囲われていて垣根の[怖]中の様子は外からは見えない状態だ[鬼]った。

高校生の好奇心旺盛な自分としては[故]ミステリアスな雰囲気にすごく興味[事]を惹かれていた。

一方でこの町には一つ違和感のある[文]ことがあった。それは町の住人全員[章]がO家の人たちに異常に優しいのだ[来]

自分や親が目にしたのは、O家の人[自]に会った人は立ち止まって丁寧に挨[i]拶する、町のイベントでは常に最前[a]列の席が家族分用意される、旅行に[m]行った人は必ずお土産か何かをO家[k]に持っていく、結婚や出産などの前[.]後にはO家に報告にいくなどなど例[c]を挙げればキリがない。

さらに自分の目に異常に映ったのは[n]学校の先生が生徒であるO家の息子[恐]のK君だけをさんづけで呼ぶことだ[怖]った。他の男子生徒は呼び捨てだっ[鬼]たが自分以外の生徒はそれに対して[故]おかしいとは思っていないように感[事]じた。

いろいろモヤモヤしていた高校2年[文]の秋に東京からTが転校してきた。[章]Tはヤンキー入ってる感じで常に気[来]だるそうな空気をまとっていた。ま[自]た身長も180近くあったので最初[i]は俺も結構ビビってた。

だがTと自分は転校してきたもの同[a]士ということですぐに打ち解けた。[m]もっと言えば自分もTもクラスメイ[k]トとうまく関係を作れていなかった[.]ということも自分たちが仲良くなる[c]のを加速させたのかもしれない。

町や学校にも馴染んできた高校3年[n]の春のこと、Tの家でダベってたら[恐]突然Tが

「Kのやつ調子乗ってるよな?完全[怖]に特別扱いじゃねえか」と怒り出し[鬼]た。

何を急にと詳しく聞くとどうやらT[故]は小学校の頃から背が高くやんちゃ[事]な性格もあり常にクラスでは気にか[文]けられる存在だったとのこと。まあ[章]つまりクラス全員Tにビビってたと[来]いうことだ。

だがこの町に来てからT自身は周囲[自]からぞんざいに扱われているように[i]感じているらしく、さらに自身では[a]なく常にK君がクラスの中心にいる[m]ことが耐えられなくなったらしい。[k]

ひどい逆恨みだなぁと思ったが自分[.]自身も確かにK君とその周囲の人間[c]との関係に違和感があったので適当[n]に相槌を打っていた。

すると「なあ、Kをシメようぜ」と[恐]完全にヤンキーモードになったTが[怖]提案をしてきた。まったく賛同でき[鬼]ない提案だったが仲がいいとは言え[故]自分とTの間のパワーバランスを考[事]えると断るのも難しい。

しかし町であんなに贔屓にされてい[文]るO家のK君になにかするとなると[章]自分だけでなく家族にまで影響があ[来]るのではと不安になった。

が、今この瞬間の自分に降りかかる[自]かもしれない暴力と将来の不安を天[i]秤にかけた時自分の理性は暴力の即[a]時性に負けてしまったのだった。

Tに具体的に何をするのか聞くと

「かる〜くいじめてやったらあんな[m]温室育ちすぐに俺にビビるようにな[k]るだろうよ。そうすれば他の連中も[.]自然と俺を特別扱いするようになる[c]さ。どこか人のいないとこに呼び出[n]してボコる、写メ撮って、誰かに言[恐]ったらまた殴るって脅せばいいんだ[怖]よ。ちょっとお小遣いをもらっても[鬼]いいかもな・・・」とかなり浅い作[故]戦を展開してきた。

高3にもなって暴力沙汰はさすがに[事]進路に響くと自分が抗議すると

「お前はKを呼び出して殴られてる[文]Kの写メ撮るだけでいいからよ」と[章]言うのでまあそれならばと了承した[来]

翌日自分はクラスでK君に

「この町に来てからずっと気になっ[自]ていることがある。クラスの他の人[i]には聞けないから相談に乗って欲し[a]い。誰かに見られても気まずいので[m]放課後に学校裏の林に来てくれない[k]か?」と約束を取り付けた。なんと[.]なく困ったような顔をK君がしたよ[c]うに見えたが気にしないようにした[n]

放課後K君に軽く目配せしてそそく[恐]さと先に学校を出た。道中Tと合流[怖]しTは近くの木の影に身を隠した。[鬼]

10分ほどするとK君が現れたがそ[故]れを見計らってTが木の影からぬっ[事]と出て来た。K君はTがいることに[文]困惑しているようだったが自分に危[章]険が迫っていることには気づいてい[来]ない様子であった。

「お前の罪を数えろ」とTがわけの[自]わからんことを言うや否や、K君は[i]真後ろに吹っ飛んだ。TがK君の腹[a]を蹴ったのだ。

地面に転がるK君は自分に何が起こ[m]っているのか把握できていないのか[k]涙目でこちらを見つめていた。さす[.]がに罪悪感があったが、Tは倒れて[c]いるK君の腹を踏みつけていた。

自分はぼーっとその様子を見ていた[n]が彼は今まで他人から攻撃される経[恐]験がなかったためにこんなときにど[怖]うすれば良いかわかってないのでは[鬼]?などと考えていた。写メを撮るの[故]は完全に忘れてた。

しかしすぐにK君は「頼むからやめ[事]てくれ!!お願いだから・・・」と[文]悲痛な声をあげた。その声に満足し[章]たのか最後にTは横腹を蹴り上げて[来]K君への暴力を終えた。

「これからはあんまり調子に乗るな[自]よ、あと誰かにこのことを言ったら[i]ダメだよー」とニコニコ顔で釘を刺[a]すTを見て、あのとき逆らわなくて[m]本当に良かったと安堵する自分がい[k]た。

すると倒れていたK君がフラつきな[.]がら立ち上がり

「すまない、謝って済むようなこと[c]ではないが本当にすまない」と自分[n]たちに謝ってきたのでTが何に腹を[恐]立てているのか気づいたんだなと思[怖]った。

Tが帰るぞと言うのでボロボロのK[鬼]君を置いてその場を離れた。

次の日から学校でのK君の様子が少[故]し変わっていた。ふと見るとTを目[事]で追っているような素振りをしてい[文]るのだ。さすがにあれだけ痛めつけ[章]られたら意識するよな・・・と可哀[来]想になった。

TもK君の視線に気づいているよう[自]でなんだか気分が良さそうだった。[i]

そんな日々が続いたがある土曜にT[a]に家に呼ばれた。Tの家には何度も[m]来ているがなぜかその日のTの家で[k]は空気が重いというか誰かに覗かれ[.]ているような不快感というか体験し[c]たことのない感覚を覚えた。

Tの部屋に入るがどうにもTの様子[n]がおかしい。怯えているような雰囲[恐]気なのだ。

どうしたん?と聞くとTが自分の身[怖]に起こっていることを語り始めた。[鬼]それは概ねこのような話だった。

最近夜になると自分の部屋の窓の外[故]から何か変な音が聞こえる。最初は[事]小さすぎて気のせいだと思ったし、[文]そもそも部屋は2階で窓の外には何[章]もないので音なんてするはずないと[来]思ってた。

だがだんだん音は大きくなりそれは[自]ぶつぶつつぶやく独り言のような声[i]だとわかった。

それでもその声は小さすぎて何を言[a]っているか聞こえなかったが、数日[m]前からその声が何と言っているのか[k]だんだん聞き取れるようになり、

「んしゃわもんそこのおたり んしゃわもんそこのおたり」とひた[.]すら繰り返していることがわかった[c]

これが何を意味しているのかわから[n]ないがとりあえず聞き取れるままメ[恐]モったとのこと。

TはKの祟りだと震えていた。

自分もK君に対してすごい罪悪感が[怖]あったのでそれならばK君に謝りに[鬼]行こうと提案したがヤンキー根性の[故]業なのかそれは頑として受け入れな[事]かった。

そこで自分だけでもK君に月曜に謝[文]り、ついでに何が起きてるのかだけ[章]でも聞いてきてやるとTに話しT家[来]を出た。春なのに妙な寒気を感じた[自]

月曜、学校に行くとTは来ていなか[i]った。サボりまでして謝りたくない[a]のか・・・と呆れた。

昼休みにK君が1人になった瞬間に[m]声をかけ、先日のことを謝りたいこ[k]と、そしてTのことで相談があるこ[.]とを伝えた。K君は怒ったような悲[c]しいような顔をしていたが「放課後[n]学校に残っていてください」と言っ[恐]てどこかに行ってしまった。

放課後教室に残っているとK君が「[怖]ちょっと移動します」と言って歩き[鬼]始めた。黙って着いていくと視聴覚[故]室に入っていった。

自分はふと視聴覚室はコーラス部の[事]練習場所じゃなかっただろうか、し[文]かも大会前みたいな話を教室の部員[章]が言っていたのを思い出しそのこと[来]を尋ねると「ええそうですね、です[自]がここが一番防音がよいのでコーラ[i]ス部さんにはお休みいただきました[a]」と何事でもないかのように言った[m]

この時点で普通ではない何かをK君[k]にいまさら感じた自分は少し、いや[.]かなりビビっていた。

そこでまずは先日のTからの暴行に[c]ついて自分が関わったことを誠心誠[n]意謝罪した。なんならTに脅されて[恐]いたと少し盛った。

K君は「別にいいですよ、すごく痛[怖]かったですけど怪我もしていなかっ[鬼]たので。T君も加減してくれていた[故]のだと思います」と言ったが、違う[事]ぞK君、あいつは痛いけど怪我にな[文]らない箇所を狙って蹴ってたんだと[章]内心思ったがそのことは言わなかっ[来]た。

とりあえず謝罪が拒絶されるような[自]最悪の事態は避けられたので安心し[i]ているとK君の方からTに何かおか[a]しな様子はないかと尋ねられた。

まさに自分が聞きたいことだったの[m]で自分の知っていることを全て話す[k]とK君はまたあの怒ったような悲し[.]いような顔になった。そしてこの町[c]の守り神の話とK君自身の話をして[n]くれた。

そもそも古来よりこの町(当時は村[恐])にいる守り神と言われているもの[怖]は守り神のような善良なものではな[鬼]く人に害を与える悪神や悪霊のよう[故]な存在だった。

様々な方法でそれを鎮めるまたは封[事]印しようと試みたがどれもうまくい[文]かなかった。だがある時とある高名[章]な霊能師が村に現れ鎮めることがで[来]きると言い出した。

その方法は当時村で迫害されていた[自]O家の先祖の体をその悪神の住処と[i]して提供するというものだった。新[a]しい住処を用意するから今の住処で[m]ある村は人間に自由に使わせてくれ[k]るように霊能師は悪神と交渉し契約[.]が交わされた。

村の人間はOの一族に1人差し出せ[c]ば迫害をやめることを約束し当時の[n]O家の次男が人柱に選ばれた。

詳しい方法までは教えてくれなかっ[恐]たが儀式を行うことで悪神はその次[怖]男の体に住み着くことなった。

これで村の人たちは安心し村を発展[鬼]させていくことができた、またO家[故]には村への貢献ということで過去の[事]罪(どういう罪かは不明)をなかっ[文]たことにし、むしろ手厚く援助の手[章]を差し伸べた。

だが時が流れその次男も亡くなって[来]数年が経った頃、ささいなことから[自]またO家への迫害が行われるように[i]なった(K君の考えでは悪神を宿し[a]た一族というのも理由だったのだろ[m]うとのこと)。

するとたちまちO家への迫害を行っ[k]た村の有力者一族がことごとく祟ら[.]れ死んでいった。

そう、悪神は次男からその子供へと[c]受け継がれていたのだった。

霊能師は次男の体に悪神を移した後[n]、O家の一族に次男が亡くなった後[恐]悪神がどうなるか検討がつかないこ[怖]とから悪神を親から子へと受け継い[鬼]でいく儀式を伝えていた。またもし[故]将来また迫害されるようなときは交[事]渉の材料にしなさいと助言までして[文]いたのだった。

初めこそ悪神を宿した者を迫害した[章]者への祟りというものであったがO[来]家が継承を重ねるごとに、騙して資[自]産を奪った者、ないがしろにした者[i]、求婚を断った者とどんどんハード[a]ルが下がっていき、現在ではその者[m]に対して不親切という程度でも祟り[k]に合うケースがあるということであ[.]った。

「つまりTはK君の中にいる悪神の[c]祟りを受けているということで、そ[n]れに関わった自分も危ないのではな[恐]いか?」と恐怖混じりに聞くと、

「僕の中にまだそれはいないんだ、[怖]今はまだ父がそれの住処になってる[鬼]

「じゃあなぜTは祟られているんだ[故]?祟りは悪神の住処になっている人[事]に何かした時に起こるんじゃないの[文]か?」

「逆に聞くけど君はこれから引っ越[章]す新築をめちゃくちゃに傷つけられ[来]て平気でいられる?」

・・・・・何も言い返せなかった。[自]

「でも君は直接僕を殴ったりしてな[i]いから多分大丈夫だよ、でもT君は[a]・・・だめかもしれない 様子を聞く限りあれがかなり怒って[m]いるから」

「Tは『んしゃわもんそこのおたり[k]』って聞こえるって言ってたけどこ[.]れはどう言う意味かわかる?」

「んー、絶対とは言い切れないけど[c]『主はわしのものを傷つけた』って[n]怒ってるんだと思う。僕の体は僕の[恐]ものではなくあれの物だから・・・[怖]

K君はまた怒ったような悲しいよう[鬼]な顔をしていた。

翌日以降もTは学校に来なかった。[故]K君から祟りについて聞かされてい[事]たので様子を見にいくことすら憚ら[文]れていた。あれにTと自分に関係が[章]あると思われるんじゃないかとビビ[来]っていた。

しかしある日先生からTが急遽転校[自]したと連絡があった。本当に急な引[i]っ越しらしく先生すら次の引っ越し[a]先を把握できていないとのことだっ[m]た。

この村から離れることで祟りから逃[k]れようとしたのかなとか考えながら[.]なんとなくT家に寄ってみて唖然と[c]した。

T家は完全に焼け落ちており柱1本[n]残っていなかった。

火事の現場を他に見たことはないの[恐]でわからないけどこんなに綺麗に焼[怖]けるものなのだろうか?

そもそも救急車のサイレンなども聞[鬼]いていない。

そしてこんな大きな火事が起こって[故]いるのになんで誰からもこの話題を[事]聞かないんだ?

ふとK君の「O家に不親切な人すら[文]祟る」という言葉を思い出す。

そうか、悪神はすでに町の人全員の心の中に巣食っているのか・・・。

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