[肯酱清洁]

iamk 日本恐怖故事 2023-07-05 08:30:01 709 0

【Ken-chan Cleaning】是一家位于当地购物街一角的小型清洁店。

一座古老的高楼。

店家在一楼,店主Ken和年迈的妈妈住在二楼的榻榻米房间里。

肯今年 50 岁。

还是单身。

他剃着光头,身材娇小胖嘟嘟的,常年穿着牛仔背带裤。

我的爱好是收集女性动漫人物的手办。

我母亲今年88岁,双腿无力,老年痴呆症也有很大进展。

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对不起,对不起,对不起,

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店内响起了代替门铃的机械女声。

正在二楼房间和妈妈一起吃早餐的小[文]健应了声“是”,起身下楼去接待处[章]。站在柜台。

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一个穿着粉色连帽衫的二十多岁的小[来]个子女人看着手机,随手将一个白色[自]纸袋放在柜台上。

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“今天”

直言不讳。

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Ken立即检查了纸袋里的东西。

一件衬衫,一件夹克,一条裤子。

他说“我明白”,看着女人的脸,告[i]诉她价格。

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然后,在收银台收到钱后,我说:“[a]今天下午4点完成,”不知为什么我[m]把支票给了她紧张的表情在她的脸上[k]。移交。

右手微微颤抖。

小健看着把纸条放进粉红色钱包的女人,脸色微红地说道。

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“嗯,今天你的指甲看起来比平时好看。”

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我看着Ken的那个年轻女人——陈[.]一脸惊讶。不过,他很快又恢复了面[c]无表情,轻轻鞠了一躬,然后转身就[n]走。

就是那个时候。

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一直到现在还一脸温和的小健突然变了。

我给了。

快点!

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电击枪发出小火花,她还没来得及说[恐]话就蹲在了原地。

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然后他爬过柜台,抓住女人的手,再[怖]次将她拖回柜台。

然后,他推开身后角落的门,再次抓[鬼]住女人的手,将他拖进了对面的房间[故]

八榻榻米的水泥房中央,金属吊杆一[事]字排开,还有一排排已经用乙烯基包[文]裹起来的衣服. 并挂起。

最右边的墙壁上,有一个一直到天花[章]板的架子,上面排列着千姿百态的少[来]女身影。

所有这些都被整齐地包裹在塑料中。[自]

当他把精疲力尽的女人放在地板上时,健酱深吸了一口气。

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─来晚了,Sumi...我说要去干洗店就走了。

Y-ko坐在客厅的沙发上,看着手机屏幕上的时间,喃喃自语。

Sumi 和 Yiko 是 20 岁的女性,就读于同一所女子大学,并在一栋公寓楼里合住一个房间。

那天晚上,他们打算和一个T大的男同学一起开party。

苏美一大早就去那里洗衣服了,可是已经过了中午了。

我试图用手机联系你,但联系不上你[i]。我没有。

─会不会是意外?

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Y-ko的心里掠过一丝隐隐的不安[a]

─现在,让我们去干洗店吧。

那么说不定楼主知道些什么呢。

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这样想着,她起身迅速穿上外套,离[m]开了公寓。

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[Ke-chan Cleaning]距离公寓有5分[k]钟的步行路程。

Yoko 有时会使用它,因为它很近而且方便[.]

洋子在一排传统商店里打开一家干洗[c]店的门。

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Irasshaimase, irashaimase,

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一个干巴巴的女声向她打招呼。

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过了一会儿,Ken-chan笑着[n]说“欢迎”出现。

洋子站在柜台前简单说了几句再也没[恐]有回来的须弥,最后问道:“你知道[怖]什么吗?”

小健双臂交叉,一副若有所思的样子[鬼]

“当然,这样的女人早上来店里要我[故]在当天结束前完成,但当我说这不可[事]能时,她

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“是的,我明白了。”

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于是Y-ko对Ken说-chan[文] 我低下头离开了商店。

随后她又去了附近的干洗店,可惜没有找到任何线索。

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当Y-ko开始走回她的公寓时,天[章]已经黑了。

走了一段路,正要路过当地车站前的[来]一个小广场。

在广场中央,我看到一个女人独自站[自]着大喊大叫。

“有没有人知道什么?有没有人知道[i]什么!”

40 他应该和他的年龄相仿,黑发夹杂着[a]灰色头戴圆髻,穿着红色运动衫和牛[m]仔裤,向路过的人分发传单。

你可以看到他脸上的绝望和悲伤。

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Yoko 仿佛被她吸引一样走近这位女士,接[k]过传单。然后我停下来往里看。

A4纸上写的内容是

2年前的事了。一名18岁的独生女[.]在该地区失踪,至今仍未找到。因此[c],如果您有任何想法,请与我联系。[n]

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同样关注美丽的洋子把女人叫来,让她说出自己的故事。

两人坐在车站前广场角落的长椅上,互相做了自我介绍,然后开始交谈。

女子(以下简称A女士)一脸疲惫开[恐]始。

“那是两年前的事了,大约是立春。[怖]

那一年,我平安无事地高中毕业了,[鬼]已经决定在春天找份工作了。”我女[故]儿早上穿着从她姐姐那里得到的传下[事]来的新兵服去了干洗店。

没错,是[Ken -chan Cleaning] 那边。

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之后,她一直到中午才回来。

于是我开始着急,到处寻找,也没有[文]找到她,所以我报了警,让志愿者帮[章]我找到她,结果直到今天才找到女儿[来]。”

─类似

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听完A先生的讲述,Y-ko想道。

Sumi说她要去【Ken-chan的打扫卫生】就走了,但她还没有回来。

洋子把那天发生的事告诉了A。

A君听完故事,张了张嘴。

“你长得像你女儿。”

两人出去说要去【健酱大扫除】然后[自]就消失了。当然,当时我也去了干洗[i]店,但是老板说不能按时完成,所以[a]拒绝了。”

最后, Y-ko和A-san交换了联系方式就分手了。

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第二天S还在。Mi没有出现在Y-[m]ko面前。

Y-ko只好报警

中午前到公寓的侦探告诉她,她说的[k]是什么昨天发生的事。

我也跟A君聊过。

一个中年侦探,在客厅的桌子上,面[.]对着Y-ko,张了张嘴。

>

“我明白了,所以 Sumi 和 A 的女儿都说他们要去 [Ken-chan 的清洁]。

然后他们都被拒绝了这份工作。

然后就消失了。

巧合中的巧合。”

侦探交叉了一会儿双臂,然后又开始[c]说话了。

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“好的。

我们将从事件和事故的两方面来调查Sumi的案子。而且如果有什么动静,我会联系你。"

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几天

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【健酱清洁】大楼一楼店铺后面的房[n]间。

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有一个八榻榻米的储藏室。

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里面在中央,< /p>

用塑料包裹的衣服挂在天花板上的金属杆上,上面挂着链条。

成排的衣服等待顾客取走。

结束各种衣服排成一排屋子里只有一件奇怪的东西不是衣服。

那个看起来像“人”的东西被放在一个大乙烯基里,挂在一个钩子上。

那个身穿藏青色水手服的“人”蜷缩[恐]得像一只虫子,头发少了一些,脸色[怖]和四肢黑黑的,肌肉发达。,已经像[鬼]木乃伊一样干涸了。

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二楼的榻榻米房间中央有一张大被炉[故]

后面有一扇可以俯瞰商业街的窗户,[事]还有一台电视,一个五斗橱,还有一[文]个佛坛。

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Ken-chan 和他头发花白的妈妈坐在桌子对面。

可能是刚才的晚饭吧,桌子上摆满了碗盘。

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同时还有一个人背对着窗户坐着。

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一位身穿粉红色连帽衫的年轻女子。[章]

但是,这显然不正常。

不知道为什么,她也被一个透明的大[来]塑料袋完全包裹着,一动不动地坐着[自]

他睁大眼睛,张大嘴巴,抬头看着天[i]花板。

他的脸色彻底苍白,已经黑了下来。[a]

“哦,哦,你又是个漂亮的新娘”

于是妈妈说他抿了一口茶,低头凝视[m]着那张布满皱纹、沉默寡言的女人的[k]脸。

然后她看着坐在她面前的Ken-c[.]han说,

“谢谢你,Ken-bo,我很高兴[c]有一个孝顺的儿子,我可以去心安理[n]得地去另一个世界。”

然后小健笑着点点头,

“妈,别说这么伤心的话,要长寿啊。”说着,我伸手抓住了妈妈瘦弱的手。

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当时,一辆警车已经停在了大楼前,一名警探带着一名穿着制服的年轻警察正准备打开店门。

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由猫次郎提出


作者:ねこじろう
原文:【ケンちゃんクリーニング】

【ケンちゃんクリーニング】は地方の商店街の一角にある小さなクリーニング屋さんだ。

縦長の古びたビル。

1階は店舗で、2階の畳部屋には店主のケンちゃんと年老いた母親の2人が暮らしている。

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ケンちゃんは50歳。

未だに独身だ。

坊主頭に小柄なぽっちゃり体形で、[恐]年がら年中ジーンズのオーバーオー[怖]ル姿をしている。

趣味は女子アニメキャラのフィギュ[鬼]ア収集。

母親は今年88で足腰は弱り、かなり認知症が進んでいた。

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イラッシャイマセ、、イラッシャイマセ、、

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呼び鈴代わりの機械的な女性の声が、店内に鳴り響いた。

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2階の部屋で母親と二人、朝ごはんを食べていたケンちゃんは「は~い」と返事をすると立ち上がり、階段を降りて受付カウンターに立つ。

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ピンクのパーカーを羽織る20歳くらいの小柄な女性が携帯を見ながら無造作に白い紙袋をカウンターの上に置くと、

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「今日中で」

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とぶっきらぼうに呟く。

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ケンちゃんはすぐに紙袋の中身を確[故]認した。

ブラウス1枚にジャケットが1枚、[事]そしてパンツが1本だ。

彼は「承知しました」と言って女性の顔を見ると、代金を伝える。

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それからレジを打ってお金を受け取[文]った後、「今日の午後4時には仕上[章]がりますから」と言って、何故だか[来]緊張した面持ちで彼女に伝票を渡し[自]た。

その右手は微かに震えている。

女性がピンクの財布の中にその伝票を収めている様子をじっと見ながら、ケンちゃんは少し紅潮した顔で語りかける。

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「あの、き、、今日はいつもより素敵なネイルですね」

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その若い女性は一瞬驚いたような顔でケンちゃんを見たが、すぐに無表情な顔に戻り軽く会釈をしてから背中を向け歩きだそうとする。

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その時だった。

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先ほどまで温厚な表情をしていたケンちゃんが豹変した。

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まるで薬物中毒患者のような目で女性を睨み付け、カウンター下の棚にある防犯用のスタンガンを片手に持つと、素早く女性の首筋にあてがった。

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パチン!

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スタンガンから小さな火花が飛び散り、彼女は声を出す間もなくその場にへなへなとうずくまる。

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それからカウンターを乗り越え女性[i]の両手を掴むと、引き摺りながら再[a]びカウンター後方に回り込む。

そして背後の隅っこにあるドアを開くと、再び女性の両手を掴み引き摺りながら、その向こうにある部屋に入って行った。

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8帖ほどのコンクリート造りの室内[m]中央には、金属の吊し棒が並んでい[k]て、そこには既に仕上がりビニール[.]で包装された服がズラリと吊り下げ[c]られている。

そして右手奥の壁際には天井まで届[n]く棚が置かれており、様々なポーズ[恐]をした女の子のフィギュアが並べら[怖]れていた。

その全てはきちんとビニールで包装[鬼]されている。

ケンちゃんは、ぐったりとなった女性を床に寝かせると、ホッと一息ついた。

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─遅いなあS美、、、クリーニング屋さんに行くと言って出ていったきり、もう大分経つけど、、、

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リビングのソファーに座るY子が、[故]携帯画面で時間を見ながら呟いた。[事]

S美とY子は同じ女子大に通う二十[文]歳の女性で、とあるマンションの一[章]室をシェアして暮らしている。

その日の夜、二人はT大の男子学生[来]と合コンをする予定をしていた。

S美はそこに着ていく服をクリーニ[自]ングしてもらうと言って朝イチに出[i]ていったのだが、もう昼を過ぎよう[a]としている。

携帯にも連絡を入れたが、連絡をとることは出来なかった。

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─もしかして、事故?

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一抹の不安がY子の胸をよぎる。

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─とりあえず、クリーニング屋さん[m]に行ってみよう。

そしたら、そこの店主が何か知ってるかも。

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彼女はそう思って立ち上がり急いで上着を羽織ると、マンションを出た。

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【ケンちゃんクリーニング】は、マ[k]ンションから歩いて5分のところに[.]ある。

近くて便利ということで、Y子もた[c]まに利用していた。

昔ながらの商店の立ち並ぶ中にあるクリーニング屋のドアを、Y子は開ける。

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イラッシャイマセ、、イラッシャイマセ、、

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無味乾燥な女性の声が彼女を出迎えた。

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しばらくするとケンちゃんが「いら[n]っしゃいませ」と笑顔で現れる。

Y子はカウンター前に立つと、かい[恐]つまんで帰ってこないS美のことを[怖]話し、最後に「何か知りませんでし[鬼]ょうか?」と尋ねた。

ケンちゃんは腕組みをして考えるような姿を見せた後、こう答えた。

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「確かに朝方そのような女性が来店され、今日中に仕上げてほしいと言われましたが、無理ですと言うと黙って帰られましたよ」

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「そうですか、分かりました」

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そう言ってY子はケンちゃんに頭を[故]下げると、店を出た。

その後彼女は、近辺にあるクリーニング屋をしらみ潰しに廻ってみたが、残念ながら何の手掛かりも得ることはなかった。

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Y子がマンションに帰ろうと歩きだ[事]した頃には、もう夕暮れになろうと[文]していた。

しばらく歩き、途中小さなローカル[章]駅前の広場を通りすぎようとした時[来]だ。

広場の真ん中辺りで女性が一人立ち、何やら声を出しているのに気づいた。

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「何かご存知の方おられませんかあ!何かご存知の方おられませんかあ!」

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40歳くらいだろうか、白髪交じり[自]の黒髪を一つに束ね赤のトレーナー[i]にジーパンスタイルという出で立ち[a]で、通りすぎる人たち一人一人に声[m]を掛けながらビラを手渡している。[k]

その顔は傍目にも必死さと悲壮感がうかがえた。

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Y子は引き寄せられるようにその女[.]性に近づき、ビラを受け取る。そし[c]て立ち止まると中身に目を通した。[n]

A4の紙に書かれたその内容は、

2年前のこと。18歳の一人娘がこの近辺で消息を断って未だに見つかっていない。それで何か少しでも心当たりある方は連絡くださいというものだった。

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S美の件もあったY子は思わずその[恐]女性に声をかけ、少し話を聞かせて[怖]ほしいとお願いした。

二人は駅前広場の片隅にあるベンチ[鬼]に腰掛け互いに自己紹介した後、話[故]しだす。

女性(以下Aさんとします)は疲れきった顔で、こう切り出した。

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「あれは二年前のちょうど初春のこ[事]ろでした。

その年高校を無事卒業し春から就職[文]も決まっていた娘は、上のお姉ちゃ[章]んからもらったお下がりのリクルー[来]トスーツを持って、朝からクリーニ[自]ング屋さんに出掛けたんです。

そうです、あそこの【ケンちゃんク[i]リーニング】です。

その後、昼過ぎても娘は帰ってきま[a]せんでした。

それで心配になり、あちこち探したのですが見つからず、警察に通報をしたんです。それから警察や地元のボランティアの方々に協力してもらい探してもらったのですが、結局、今日まで娘は見つかっておりません」

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─似ている。

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Aさんの話を聞いた後、Y子は思っ[m]た。

S美も【ケンちゃんクリーニング】[k]に出掛けると言って出ていき、未だ[.]帰ってきていない。

Y子はAさんにその日に起こったS[c]美の話をした。

話を聞いた後、Aさんが口を開く。

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「娘の時と似てますね。

どちらも【ケンちゃんクリーニング】に行くと言って出掛けて、それからいなくなってる。私ももちろん当時そのクリーニング屋を訪ねたんですが、店主曰くは、約束の期日に仕上げられないという理由で仕事を断ったみたいなんです」

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Y子は最後Aさんと連絡先を交換して別れた。

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翌日になっても、やはりS美がY子[n]の前に姿を現すことはなかった。

やむを得ずY子は警察に通報をする[恐]

昼前にマンションに訪ねてきた刑事[怖]に、彼女は昨日の顛末を話した。

Aさんと話したことも。

リビングのテーブルにY子と向かい合った中年の刑事が、口を開く。

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「なるほどS美さんもAさんの娘さ[鬼]んも、その【ケンちゃんクリーニン[故]グ】に行くと言って出掛けたわけで[事]すね。

そしてその時二人とも仕事を断られ[文]ている。

そしてその後に失踪した。

偶然にしては奇妙に事実が符合してますなあ、、」

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刑事はしばらく腕組みをしていたが、やがて再び話しだした。

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「分かりました。

S美さんの件につきましては、事件・事故の両面から捜査していこうと思います。そして何か動きがありましたら、そちらに連絡しますので、よろしくお願いします」

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それから数日経った夕刻のこと。

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【ケンちゃんクリーニング】のビル[章]1階店舗奥にある部屋。

今は誰もおらずひっそりとしている。

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そこは8帖ほどの保管庫。

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室内中央には、

お客様の受け取りを待つビニールに[来]包装された洋服たちが、天井から鎖[自]で固定された金属のポールに掛けら[i]れている。

そのズラリと並んだ様々な洋服の最[a]後尾に一つだけ、洋服ではない奇妙[m]なものがあった。

大きなビニールに入れられたその「人」らしきモノは、フックによりぶら下げられていた。

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紺のセーラー服を着たその「人」は蓑虫のように丸まっていて、頭髪は部分部分抜け落ちており顔や手足はどす黒く筋張っていて、すでにミイラのように干からびている。

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2階、畳敷きの室内中央には大きめ[k]のコタツテーブルがある。

奥には商店街を見渡せる窓があり、あとはテレビがあり、タンスがあり、仏壇がありと、どこか昭和を思わせる室内の眺めだ。

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テーブルを挟んで、ケンちゃんと白[.]髪の母親が向かい合い座っている。[c]

先ほどまで晩御飯だったのか、テーブルの上には茶碗やお皿が並んでいた。

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そしてその間にもう一人誰か、窓を背にして座っている。

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ピンクのパーカーを着た若い女性だ[n]

ただその様は明らかに普通ではなかった。

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彼女も何故だか透明の大きなビニー[恐]ル袋にすっぽり包まれていて、ピク[怖]リとも動かず座っている。

両目を大きく見開き呆けたようにぽ[鬼]っかり口を開いたまま天井を見上げ[故]ている。

顔は完全に血の気を失っており、既にどす黒く変色していた。

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「おう、おう、今度もまた可愛らしいお嫁さんじゃあ」

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そう言って母親は湯飲みのお茶を一[事]口すすると、皺だらけの顔で物言わ[文]ぬ女性の顔を下から覗きこむ。

それから今度は正面に座るケンちゃ[章]んの顔を見て、

「ケン坊、ありがとうな、わしは親[来]孝行な息子を持てて幸せもんじゃあ[自]。これで母ちゃんも安心してあの世[i]にいけるわ」

と満足げに呟く。

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するとケンちゃんは微かに笑みを浮[a]かべながらうなずき、

「母ちゃんそんな悲しいこと言わずに、これからも長生きしてくれよ」と言うと手を伸ばし、母親のか細い手を握った。

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その時既にビルの前には1台のパトカーが停車しており、刑事が制服の若い警官を伴い店舗のドアを開けるところだった。

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[肯酱清洁] 日本恐怖故事

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Presented by Nekojiro

日本日文kowabana
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