~隐藏的糖果~

iamk 日本恐怖故事 2023-08-05 08:30:01 535 0

我和我的父母。我有一个比我大很多的哥哥。

小时候,我多次叫哥哥陪我玩。

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弟弟非常安静,不说多余的话。

现在想想,我爸妈根本就没搭理过我[文]

有一天,爸爸妈妈因为要办婚礼,不在家。

我不太清楚,但我父亲似乎是个重要人物,我母亲总是用敬语,我们经常一起出去。

那个下着雨的初秋之夜。

我和从晚上就一直留宿的同学清浓同学、玛丽娜同学和我进行了一场可怕的谈话。

然后,当我来到客厅的时候,弟弟正站在那里。

“哦!哥!”

“晚上好~”清浓和玛丽娜学姐打招呼,哥哥只是点点头,连问候都没回。

~隐藏的糖果~

“他是我哥,叫游矢。”

“哦,我的兄弟,你很酷!”

哥哥是个好看的哥哥,也是个骄傲的[章]哥哥,但他很少走出自己的房间。

今晚心情好吗?我想了想,但我脸上[来]的表情让我连叫他一声都觉得不自在[自]

“咲希?别熬夜了,早点睡吧。”

说完,她就回了自己的房间。

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我和清浓同学、玛丽娜同学都呆呆地[i]望着他们的背影。

“鬼大人一直都是这个样子吗?”有[a]点可惜。于是我们三个决定不说话了[m],去睡觉吧。

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请清浓同学和玛丽娜同学使用这间客[k]房!

因为我在前屋。

说着,他们各自爬上了床。

...我睡不着。

时钟已过午夜。

我偷偷往客房里看了一眼,两个人好[.]像都睡着了。

微弱的呼吸声。

在楼下厨房喝牛奶的时候,听着雨越[c]来越大的声音。

时钟的滴答声夹杂着雨声,让我感到[n]寂寞。

(我觉得我该去睡觉了...)

正这么想的时候,我听到了奇怪的声[恐]音。

黎明。 .黎明。 .图片?焰火?鼓?

好像是从后院的树林里传来的。

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我听了片刻,突然听到一阵碎石撞击[怖]前门的叮当声。

(咦?什么?我没听到开门的声音。[鬼]。。)

于是,我去看入口的时候,就听到了[故]下楼的脚步声.

……我立马躲了起来。

我从厨房走到客厅,门微开着的走廊[事]里凝视着。

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弟弟走在漆黑的走廊上。 .

从入口稍微推开门的时候,好像有什[文]么东西递给我。

递给我的东西就像一件雨衣,是一个[章]黑色的东西,完全遮住了我的头。而[来]我哥戴上了一个像鸟嘴一样的面具,[自]用黑色的东西覆盖了他的整个身体。[i]

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就在前几天,我和清浓先生去看了一[a]部被认为很有趣的电影。什么想法,[m],。看来,我哥要这样出去了。

前门完全关上后,我从后门出去,四[k]下看了看。

(...是啊,这里没有人。好吧![.])

我的脚步声在雨中不应该被听到,我[c]哥的Get后。

我躲在队伍后面,盯着点着烛光的灯[n]笼。

(……你好歹是要进树林里了……)[恐]

(不过这大半夜到底是怎么回事啊,[怖]毛骨悚然. )

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当我思索着各种事情的时候,我发现[鬼]我的哥哥就站在我的面前。随附的。[故]

(!!!) 正要道歉的时候,嘴被捂住了。

然后他把糖扔到我嘴里。

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不要张嘴,不能提高声音,好吗?

...不管你看什么,永远不要提高[事]你的声音。好吗?”

下半场节奏缓慢但强劲得吓人。

我点了点头,又跟着队伍躲了起来。[文] .

森林的顶端,燃起了篝火似的篝火,[章]那些长相怪异的人围成一圈跳舞

稻田.虽然面具没有喙。

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当弟弟爬到顶端的时候,围着圈子跳[来]舞的人全都跪了下来。

“噢,多么美妙。”

“噢,多么美妙。”我透过高高的草[自]丛观看。

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弟弟自然而然的朝着火焰中心走去。[i]

中间有一个石座,哥哥站在那个石座[a]上宣告。

“我无话可说。献上当祭品。”

一个戴着白色面具的人和弟弟站在讲[m]台旁,双手接过弟弟递来的东西。

递过一样东西后,他脱下雨衣之类的[k]东西,躺在石台上。

看起来像是一把闪着银光的匕首。 .花纹被火焰照亮,摇曳生姿。

那不切实际的景象似乎预示着可怕的事情即将来临,我被吓坏了。

白嘴蒙面人开始围着桌子转了一圈,嘴里嘀咕着什么。

几圈后,他举起匕首仰天……挥下。

大量的鲜血飞溅到白色面具上,将其染红。

・同时,我晕了过去。

(...in...well...[.])

***********

不知过了多少时间。

我在昏倒的地方醒来。天还是黑的。[c]不是很久了吗?

(!!没错!兄弟!!兄弟啊??)[n]

我从草丛后面看向弟弟躺着的地方,[恐]什么人也没有。

我发了疯似的跑。 (大哥!大哥!!)

石头周围很漂亮,就好像火焰根本就[怖]没有燃烧过一样。

可是弟弟躺在石座上。

喉咙到肚子。还有双臂被砍在一起的[鬼]痕迹。它看起来像一个红十字。

在光滑白皙的皮肤映衬下,显得格外[故]的痛。

..不要大声说话。我忘记了我的承[事]诺,大声喊道。

“哥!哥!!坚强点!”

他轻轻的把手放在我的头上。

“啊,咲希,你说到做到了,你是个[文]好孩子。”

哥哥嘴没动,但我听到声音。

我抱着弟弟哭了。

“咲希?你能听到我说话吗?我的真名是塞拉芬,我不是游矢。”

“父亲,没有,我以神的使者的身份[章]降临人间 可惜没有人听我的话 时间不多了 成为祭品只能保护你 没错 能想到的只有你的。”

我还在哭。

“你看到了吗?我很快就要消失了。[来]但我会一直保护你......嘿,[自]你能不能把它从我嘴里拿出来?”

当我是追着弟弟来的 把塞在嘴里的糖拿出来。

“这是隐藏和治愈你灵魂的东西,它[i]是什么?”

绿色的上面有白色的翅膀状图案

“看腻了就看吧,走吧。”

我转身一圈,周围顿时亮了起来,仿佛被光焰包裹了一般,而我哥已经不见了。

******

我回到房间,手里拿着一颗糖……不[a]。看看石头

我感觉到一种温暖的感觉。

清浓同学和玛丽娜同学都醒了。

“早上好!”

稻田先生。

“咲桑?怎么了?这么好的天气!”[m]

“……你知道吗,我哥……”

我这话一出口,他们都一愣。 「哦?咲桑。你哥哥在吗?」

”……嗯?

二人齐声说道:“嗯!大事不妙!那我们就回家吧,不打扰你们了!祝你好运!”

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没过多久,爸妈回来了,我就提起了[k]弟弟的故事。

“爸爸,妈妈?我说的是羽牙哥哥…[.]…”

爸爸妈妈一如既往的笑眯眯的。

爸爸说:“什么?你要洋娃娃了吗?”p>

>

我把糖果放在一个小玻璃盒里。

“……六翼天使哈……游矢哥哥……[c]

壁纸:3439

*** ** ***

在阳光明媚的午后,玻璃盒子闪闪发[n]亮。 .

也许那只是我的眼泪。

********

石头的名字叫“Serafinite”

< p>据说六翼天使Seraphim以泉水的形式出现在森林中。

与拉长石一样,它作为治疗石而闻名。


作者:退会会員
原文:~隠し飴~

うちには両親と私と。歳の随分離れた兄がいる。

まだ幼かった私が、兄に何度も「遊んで~」とせがんでも、「あっち行ってろよ」ってあまり遊んでもらった記憶はない。

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兄は超絶無口で、必要の無い事は喋[恐]らない。

思えば両親も、相手にしなかったな[怖]ぁ~。

ある日、両親が結婚式があるとかで[鬼]不在になる日があった。

よく判らないけど父が偉い人みたいで、母はいつも敬語を使ってたし、二人で留守にすることも多かった。

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・・あの秋口の・・寂しい雨が降っ[故]てる夜。

夕方から泊まりに来てる、学友の聖[事]乃さんと毬菜さん、そして私の3人[文]でコワイ話をしてた。

すると、いつの間にリビングに来た[章]のか、兄がそこに立っていた。

「あ!兄様!!」友達の前だというのに、私は抱きついてしまった。

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「「こんばんは~」」聖乃さんと毬[来]菜さんも挨拶したが、兄はコクリと[自]頷いただけで挨拶も返さない。

「私の兄よ。悠哉って言うの」紹介[i]したが耳に入って無いようだった。[a]

「あら!お兄様、格好いい!」って。

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兄は目鼻立ちが良く、自慢の兄だっ[m]たんだけど、滅多に外に・・いや部[k]屋から出てこない。

今夜は機嫌がいいのかな?なんて思[.]ったけど、表情は硬く声を掛けるの[c]も気が引けた。

「沙希?遅くまで起きてないで早く[n]寝ろよ」

それだけ言って、部屋へ戻ってしまった。

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聖乃さんも毬菜さんも、私もポカン[恐]として、その背を見つめた。

「お兄様って、いつもあんな感じな[怖]の?」

「ん・・。そうかも。。」

「恰好いいのに、何だか残念ね。。[鬼]

何だか、話も変な方に向いたので、私達3人は話をやめて寝ることにした。

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聖乃さん、毬菜さんは、こっちのゲ[故]ストルーム使ってね!

私は、正面の部屋だから。

そういって、それぞれがベッドに潜[事]り込んだ。

・・・・・眠れな~い。

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時計は、深夜0時を回った所。

そっとゲストルームを覗いたけど、[文]二人共眠っちゃったみたいだ。

微かな寝息が聞こえる。

私は、階下のキッチンで牛乳を飲みながら、さっきより激しくなった雨の音を聞いていた。

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時計のカチコチいう音と雨の音が混[章]じって、淋しくなってきた。

(もう、寝ようかなぁ・・)

そう思った時に、不思議な音を聞い[来]た気がした。

ドーーン。。ドーーン。。え?花火[自]?太鼓?

裏庭の林の方から聞こえるみたいだ。

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ちょっとだけ耳を澄ましていたら、[i]玄関ドアに砂利が当たるようなバラ[a]バラッって物音。

(え?何?門の音、しなかったけど[m]・・)

それで、玄関を見に行こうとしたら[k]、階段を下りてくる足音がした。

・・咄嗟に隠れた私。

キッチンからリビングへ抜けて、廊下のドアを薄く開けて窺っていた。

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暗い廊下を歩いてきたのは兄様。。[.]

玄関から少しだけドアを開けると、[c]何かを手渡されたようだった。

渡された物は合羽の様で、頭からすっぽりと被る黒い物。そして兄は嘴の様なのが付いているマスクを着け、黒い物で全身を覆った。

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つい先日、面白いと話題の映画、聖[n]乃さん達との3人で観に行った、ハ[恐]〇ルみたいだな。なんて思ったけど[怖]、、。どうやら兄は、そのままの姿[鬼]で外出するらしい。

玄関が完全に閉まった後、私は裏口[故]から出て周りを見渡した。

(・・うん。誰も居ない。よし!)

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私の足音は雨に紛れて聞こえない筈[事]だし、兄の後を追う。

ロウソクの灯るランタンを見つめな[文]がら、行列の後ろを隠れながら歩い[章]た。

(・・やっぱり林の中に行くのね・[来]・)

(でも、一体こんな夜中に変な格好して何があるの?気味が悪いわね)

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色んな事を考えてたら、目の前に兄[自]が立ちはだかってるのに気付いた。[i]

(!!!)咄嗟に謝ろうとしたら、[a]口を押えられた。

そして飴玉を私の口の中に放り込んだ。

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「口を開いてはならない。開けば、[m]他の皆にもお前の姿が見えてしまう[k]。いいかい?

決して声を上げたりしちゃダメだよ[.]

・・・・何を、見ても。絶対に、声を、出すな。いいね?」

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後半は、ゆっくりとだが、恐ろしく[c]強い口調だった。

私は頷くと、また隠れながら行列の[n]後を付いていった。。

林の頂上では、キャンプファイヤー[恐]の様に火が焚かれ、あの変な格好の[怖]人達が輪になって

踊っていた。もっともマスクには嘴が付いてなかったのだけど。

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兄が頂上へ到着すると、輪になって[鬼]踊っていた人達が全員、その場にひ[故]れ伏した。

「おぉぉ!なんと素晴しい。」

「あぁ。なんて輝かしいのかしら」[事]

口々に賛美の声を掛けるのを、私は背丈の高い草の間から見つめていた。

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兄は、まるで当然のように炎の中心[文]に向かい歩を進める。

中心には石の台があり、兄はその台[章]の上に立ち宣言した。

『もはや、私の話すべきことは無し[来]。贄として捧げよ』

兄と共に、台の傍らに立った白いマスクの人が、兄から何かを両手で受け取った。

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何かを手渡すと、合羽の様なものを[自]脱ぎ、兄は石の台の上に横たわる。[i]

銀色に光る短剣の様だ。。文様が炎[a]に照らされ、ユラユラと揺れている[m]

余りに現実味の無い光景は、これか[k]ら恐ろしい事が起きる前触れの様で[.]怖かった。

白い嘴の付いたマスクの人は、何かブツブツと唱えながら、台の周りをまわり始めた。

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何周か廻ると、高々と短剣を天に向[c]けて・・振り下ろした。

白いマスクに大量の血が飛沫となっ[n]て、紅く染めた。

・・それと同時に私も気が遠くなっ[恐]た。

(・・・にい・・さ・・ま・・)

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***********

どの位の時間が経ったのだろう。

私は気を失った場所で目が覚めた。[怖]まだ空は暗い。さほど経過してない[鬼]のだろうか?

(!!そうだ!兄様!!兄様はっ![故]?)

草陰から兄の横たわった場所を見ると、誰も居なくなっていた。

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私は、夢中で走った。(兄様!兄様[事]!!)

炎など初めから燃えてなどなかった[文]ように石の周りはキレイだった。

が、石の台には兄が横たわっている[章]

喉から腹へ。そして両腕を繋ぐよう[来]に切り裂いた跡。紅い十字架の様に[自]見えた。

滑らかな白い肌と対照的で、何とも痛々しい。

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・・決して声を出してはならない。[i]との約束も忘れ、私は叫んだ。

「兄様!兄様!!しっかりして!」[a]

兄は、そっと私の頭に手を乗せた。

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「あぁ。。沙希。ちゃんと約束を守[m]ったね。良い子にしてたね。」

兄は口など動かしてないが、声が聴[k]こえる。

私は兄に縋り付いて泣いた。

「沙希?聞いてくれるかい?私の本当の名は、セラフィム。悠哉じゃないんだよ」

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「父。いや、神の遣いで世に降り立った。だが、残念ながら私の言葉に耳を貸すものはいなかった。もう時間がない。私が贄となることで、君だけは守れる。。そうさ。もう守ろうと思える者は、君だけだったんだ。」

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私はまだ泣いていた。

「いいかい?私は間もなく消滅する[.]。だけど、いつでも君を守るからね[c]。・・ほら、口から出してごらん?[n]

兄を追って来た時に口に押し込めら[恐]れた飴玉を取り出す。

「これは、身を隠し心癒すための物。なんだ」

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緑色に、白い翼の様な模様が入って[怖]いる。

「辛くなったら、それを眺めるとい[鬼]い。さぁ、行きなさい。」

兄に促されるまま、涙を拭いてその[故]場を去ろうとした・・。

一度振り返った時、光の焔で包まれるように辺りが明るくなり、兄の姿は消えていた。

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******

自室へと戻り、掌に握りしめていた[事]飴玉・・いや。石を眺める。

心なしか温かい感じがした。

聖乃さんも毬菜さんも起きてきた。[文]

「「おはよう!」」

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私が、俯いてるのを不思議に思った[章]のか、毬菜さんが声を掛けてくれた[来]

「沙希さん?どうしたの?こんな素[自]敵なお天気なのに!」

空を見上げれば、晴天この上ない天[i]気だった。

「・・あのね、兄がね・・」

言いかけると、二人とも驚いていた。「あら?沙希さん。お兄様いらっしゃったの?」と。

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「・・・え?あ。あぁ・・親戚の兄[a]様が亡くなったみたいでね・・」

言葉を取り繕うと、二人とも「まぁ[m]!大変!それじゃ私達、お邪魔にな[k]らないよう帰るわね!ごきげんよう[.]!」

そういって帰って行った・・・。

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程なくして、両親も帰って来たので[c]、兄様の話を出した。

「父様、母様?悠哉兄様の事なんだ[n]けど・・」

両親とも、いつもと変わらぬ笑顔だ[恐]った。

父が言った「なんだ?もう人形のお[怖]ねだりかい?」

母も言った「ホント、この子ったら名前まで決めてあるのね」

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(・・・そっかぁ・・・初めから居[鬼]ないことになってるんだ。悠哉兄様[故]を覚えてるのは私だけ。。。)

そして、私は小さなガラス箱に、あ[事]の飴玉をしまいこんだ。

「・・セラフィムかぁ・・悠哉兄様・・」

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wallpaper:3439

********

昼下がりの穏やかな晴天に、ガラス[文]箱がキラキラ輝いていた。。

私の涙が映っただけかもしれないけ[章]ど・・。

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石の名は『セラフィナイト』

熾天使セラフィムが、森の泉に現れ[来]た姿を模していると云われている。[自]

ラブラドライトと並び、癒しの石として有名である。

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