“被水精灵诅咒的女人”（不存在的记忆vol.1）最终话“水精灵”

1：加奈子宗里对突如其来的接触感到吃惊。

那是另一个天神塔尔巴的提议。

“我帮不了你了。我不想让阿良良木[文]再受苦。”

加奈子不明白塔尔帕为什么这么说。

那是因为我知道阿良良木雄二做的梦，是附在加奈子身上的水精灵的诅咒。

我学会了诅咒的力量。

裕二为什么会做那个梦？

加奈子接受了这个提议。

作为交换，我要去东京出差兼培训，所以我就提出了一个条件，就是不告诉他情况，就介绍给他。

加奈子住的周租公寓距离裕二住的房子只有三个站的距离。

因为比较近所以比较方便。

2：几天后，塔尔帕和加奈子来到了[章]裕二的便利店。

Talpa 自然而然地介绍了加奈子。

如果距离近的话，加奈子是有可能通[来]过标记悠二直接相遇并派出式神的。[自]

加奈子渐渐明白过来。

勇二之所以能够使用不动明王真言，并不是因为他，而是因为他的教父，还有不动明王的保护。

更何况，裕二本人也在和父亲一起参拜。

因此，我希望能够用它来保护自己。

剩下的谜团是加麦兰球。

神之力在与幽姬合作。

我是在让他知道，我派出的式神临近了。

人们很容易认为不同的民族拥有不同的神力，但神力就是大自然的力量。

大自然的本质是不分国籍的。

但是，虞姬无法驱除水灵。

加奈子的计划落空了。

然而，为了驱除以诅咒为媒介的式神，加奈子想出了勾引悠二的计策。

俘虏裕二，转移诅咒。

3：加奈子第一次来店是在雄二上班的那天，目的是想进一步了解他。

雨季最重要的是，他对拥有真正能力[i]的加奈子抱有浓厚的兴趣。

如果是美女，而且是28岁，那就更[a]好了。

没多久，加奈子就拿到了裕二的联系[m]方式。

加奈子知道如何让一个男人从她以前[k]的经历中退缩。

公司里的人我都骂过好几次了。

控制诅咒也是可以的。

我眼睁睁地看着他对一个执意要提拔[.]的同事狠狠地骂了几天之后病倒了。[c]

加奈子在某处俯视着男人。

人是单纯的。

稍加诱惑，很容易上船。

不知道自己被诅咒了。

但是裕二不一样。

即使你申请一个议案，它也不会动。[n]

一天的对话。

“咦？加奈子听不懂雄二在说什么。[恐]

当加奈子露出疑惑的表情时，雄二回[怖]答说没什么事。

那样的话，估计就是偶像话题了。

“又是偶像歌曲？”

“怎么会发现的？开个玩笑。”

雄二笑着回答加奈子。

加奈子说因为喜欢偶像的男人一般都是看好看的偶像，太有修养看不了女人，据说一般女人很难沦陷。

然而，雄二对加奈子感到担忧。

加奈子一头雾水。

在某些地方，雄二似乎对加奈子产生了异性的感觉。

其实，当加奈子接触到她的身体时，[鬼]她的身体就会有反应。

雄二对加奈子是真心的。

加奈子还没有意识到，她正逐渐被雄二的真诚所吸引，无法抗拒。

4：加奈子的训练即将结束。

在东京的时间也差不多了。

加奈子下定了决心。

最后一天，请裕二到你家喝酒。

如果这不起作用，请放弃。

加奈子开始忍不住骂雄二了。

虞姬接受了邀请。

那天。

加奈子决定做饭。

房间里的铃声响起，宣告客人的到来[故]。

是裕二。

加奈子将她请进了房间。

加奈子的房间里有桌椅，两人立刻开始喝酒，自己给裕二喂饭。

裕二说很好吃。

当有人说“你为别人做饭多少年了？[事]”时，加奈子并不难过。

不出所料。

我不想诅咒眼前这个男人。

当我开始这么想的时候。

加奈子的意识开始模糊。

5：站在雄二面前的加奈子突然从椅子上站了起来。

“怎么了？”

雄二失去平衡摔倒了。

加奈子骑着倒下的雄二说道。

快跟我合二为一。

雄二看着加奈子的眼睛。

显然是疯了。

还有加奈子的力量。

我觉得不是加奈子的力量，她有着纤[文]细的手臂。

我无法动摇加奈子。

那样的话。

夏琳。

一个闪闪发亮的银色物体在加奈子的[章]胸口发出响动。

这是一个加麦兰球。

是的。加奈子勾引雄二的时候，买了[来]和雄二买过的一样的加麦兰球，说他[自]们很配。

再来一个加麦兰球音。据说有驱邪辟[i]邪的作用。

也许是因为那股力量，加奈子的力量变弱了。

雄二连忙甩开加奈子，拿出自己的加麦兰球，不停地响。

加奈子的表情渐渐恢复了原来的加奈子。

“加奈子先生，就一点点。你不能阻[a]止水精灵的移动吗？”

这在阴阳师中叫做“剑痕”。

然后加奈子施了一个咒语。

“Premium”

雄二也用右手做了一个剑印，左手也做了同样的事情，把剑印放在了右手上。

双手置于左臀部，左手当刀鞘，右手如拔剑般伸出。

就这样，用剑痕斩加奈子。

切割后。他将右手放回左手，张开双[m]臂。

“加奈子先生，伸出你的左手，握住[k]我的右手。”

按照加奈子的吩咐去做。

“现在，我把加奈子附身的水精灵一分为二，我会保留一半。现在好了，折磨你的水精灵将不复存在。”>

我觉得裕二右手的温度。

与此同时，加奈子的心情比转移诅咒时还要轻盈。

没错。

两只水灵散去各自的怨恨，移向了各自的加麦兰球。

6:他们又在桌边坐下。

首先，加奈子为了掩饰自己的尴尬，[.]选择了第一个词

“你是第一次叫我的名字。”没想到加奈子一开口，我的心里就有些火辣辣的感觉笑着说了这么一句台词。

然而，此后，一波质疑声开始了。

裕二放弃了，一边喝酒一边说话。

首先，雄二会使用加奈子的阴阳师剑[c]印。

斩水灵用的是什么术法？

是的。塔尔帕再次背叛了加奈子。

Yuji说他在被介绍之前就已经听[n]说了整件事。

Talpa说，

“让哥哥决定要不要接受加奈子的诅[恐]咒。”

是的，雄二没有接受加奈子的诱惑，原因是我知道我的生命处于危险之中。

而且雄二还说自己不开偶像玩笑的话，会输给加奈子的魅力。

台词让加奈子有些开心。

今天。雄二接受了加奈子的邀请，准[怖]备接受加奈子的诅咒。

但是在和加奈子约会之前，我下完夜[鬼]班去睡觉的时候，加奈子父母供奉的[故]神出现在梦里，给了我一把剑。

“有了这把剑，近津的女儿。我要你[事]拯救曾经拯救过这个可怜女孩灵魂的[文]水灵。'

是的。幽二之所以回应神的力量，是因为神通过加奈子，发现了幽二的天赋，帮助了加奈子和水精灵。

可惜的是，被水灵附身的加奈子，在近津家就拥有了这种天赋。

神之术不能切割自己。

神自赐剑，我通过加奈子寻找有才能的人，却不能给依附于其他神社的人。

原因是它们不兼容。

在那里我找到了裕二。

裕二虽有才，但不信佛不信佛。

另外，他还有一颗甘麦兰球，这跟神有关。

上帝以梦的形式将情况告知裕二，并赐予他一把剑。

在梦中被赐予宝剑的佑司说，想到了[章]如何使用宝剑印记。

“但是，我想我再也不会被像加奈子[来]这样的美女追求了。这很难过，但这[自]是真实的。”

“现在

“不会的，被斩成碎片的水灵会重新连接起来，这把剑只能使用一次。”

勇二笑道，他给我看了一个梦，所以[i]他说他会很满意的。

是的。如果雄二和加奈子相遇，水精[a]灵就会恢复原状，将附在加奈子身上[m]的诅咒还回去。威胁着加奈子的生命[k]。

我们只好分开了。

“嘿，我们换甘美兰球好吗？”

雄二答应了。

加奈子让裕二用手贴上。

当加奈子将她的甘麦兰球放在雄二的[.]脖子上时。

我抱住了裕二。

到此结束。雄二没有反抗，也抱住了[c]加奈子的身体。

7：夏琳。

其中包含了至今为止一直在喂养着离[n]世的水精灵的诅咒，以及散落的怨恨[恐]。

“啊，我不知道我能不能用这个来制作Hiruko？”

塔尔帕的手不是加麦兰球，而是雄二和加奈子手上的以月亮为主题的星系加麦兰球。

“那我接下来要用这家伙搞什么恶作[怖]剧……”

《被水灵诅咒的女人》完结

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作者：蘭ユウジ
原文：『水霊(みづち)に呪われた女』(存在しない記憶vol.1)最終話『水霊(みづち)』

1:衣通(そとおり)カナコは突然の連絡に驚いた。

それは、別天津神(ことあまつかみ[鬼])タルパからの申し出。

『もう、協力は出来ない。蘭(あら[故]らぎ)さんを、これ以上苦しめたく[事]無い』

タルパが何故そう言い出したかは、[文]カナコは知らない。

それは、蘭(あららぎ)ユウジが見[章]た夢こそ、カナコに憑く水霊(みづ[来]ち)の呪いであると知ったからであ[自]る。

その呪いの強さを知った。

何故、ユウジがその夢を見たか、疑[i]問は残るが、おそらく彼の能力が本[a]物だからだろう。

カナコはその申し出を了承した。

その代わりに、東京へ研修も兼ねた[m]出張に行くので、事情を話さず彼を[k]紹介する事を条件とした。

カナコがこれから住むウィークリー[.]マンションは、ユウジが住む家から[c]は、3駅しか離れていないのだ。

割と近い位置だった為、都合が良か[n]った。

2:数日後、タルパとカナコがユウ[恐]ジの務めるコンビニエンスストアに[怖]来店した。

自然の流れで、カナコを紹介するタ[鬼]ルパ。

カナコが直接会い、ユウジをマーキ[故]ングする事で式神を送る事は距離が[事]近ければ、可能になった。

カナコは次第に、気付いて来た。

ユウジが不動明王真言を使える理由[文]は、彼では無く、信心深かった父親[章]の影響で、不動明王に守られている[来]。

しかも、ユウジ自身も父親に連れら[自]れて、その寺院を参拝している。

その為、身を守る為に使用出来ると[i]予想した。

残る謎は、ガムランボールだ。

神の力がユウジに協力している。

自分が送った式神が迫り来る事を彼[a]に報せている。

国籍が違えば、神の力は違うと思わ[m]れがちだが、神の力とは、すなわち[k]自然の力だ。

自然の本質は差があれど、国籍で変[.]わらない。

しかし、ユウジに、水霊は祓えない[c]。

カナコの目論見は崩れた。

しかし、呪いを媒体とした式神であ[n]れば祓える為、カナコはユウジを誘[恐]惑する作戦を立てた。

ユウジを自分の虜にしてしまい、呪[怖]いを移す。

3:カナコはまず、ユウジの出勤日[鬼]を狙って店を訪れて、より、仲良く[故]なる事を目指した。

ユウジは何より、本物の能力を持つ[事]カナコに対しての興味が強い。

それが美人で、28歳と若いなら尚[文]の事である。

カナコがユウジの連絡先を手にする[章]のは、そう時間は掛からなかった。[来]

カナコは今までの経験から、どうす[自]れば男が靡くか分かっていた。

会社の人間に呪いを移した事も何度[i]かある。

呪いのコントロールも出来る様にな[a]っていた。

しつこく言い寄って来た同僚に強く[m]呪いを乗せ、数日体調を崩していた[k]のを見ていた。

カナコは何処かで、男性を見下して[.]いた。

男なんて、単純だ。

少し誘惑するだけで、簡単に乗って[c]来る。

自分が呪われるとも知らずに。

しかし、ユウジは違った。

モーションを掛けても、動じない。[n]

ある日の会話。

「ねぇ？そろそろ、私を名前で呼ん[恐]で良いよ」

「いや、そこは、名前で呼ばないで[怖]、だろ？」

カナコはユウジが何を言ってるか分[鬼]からない。

カナコが困惑した表情を見せると、[故]なんでも無いと、返すユウジ。

大抵その場合はアイドル系の話題だ[事]ろう。

「また、アイドルソング？」

「くっ、何故バレた？」

「蘭さんが私に分からないネタの時[文]は大抵アイドルネタだもん」

ユウジはそんなカナコに笑顔で答え[章]る。

カナコは、アイドルが好きな男性は[来]、普段容姿の良いアイドルを見てい[自]るせいで、女性を見る目が養われ過[i]ぎて、一般女性に靡き難いと言われ[a]てる事を感じた。

しかし、ユウジはカナコに対しての[m]気遣いは感じる。

カナコは混乱した。

ユウジは所々で、カナコに対して異[k]性を感じてる様に見える。

現に、カナコがボディタッチした際[.]には、身体が反応している。

ユウジはカナコに対して誠実に接し[c]ている。

カナコが次第に、自分に靡かなく、[n]ユウジの持つ誠実さに惹かれている[恐]事にカナコはまだ気付いていない。[怖]

4:カナコの研修も終わりの日が近[鬼]づいている。

東京に居れるのもあと僅か。

カナコは覚悟を決めた。

最終日にユウジを宅飲みに誘う。

これで駄目なら諦める。

カナコはユウジを呪う事に、抵抗を[故]感じ始めて来た。

ユウジはその誘いに応じた。

その当日。

カナコは手料理を振る舞う事にした[事]。

部屋のチャイムが鳴り、来客を告げ[文]る。

ユウジだ。

カナコは部屋に招き入れた。

カナコの部屋にはテーブルと椅子が[章]あり、2人は早速飲み始め、自分の[来]料理をユウジに食べさせた。

ユウジは美味しいと言った。

「誰かの手料理なんて何年振りだろ[自]う」

なんて言われて、悪い気しないカナ[i]コ。

やはりだ。

自分は目の前にいる男を、呪いたく[a]は無い。

そう思い始めた時。

カナコの意識は朦朧とし始めた。

5:ユウジの目の前に居るカナコが[m]突然、椅子から立ち上がった。

「どうしたの？」

カナコは何も答えず、妖艶な笑みを[k]浮かべ、ユウジにもたれ掛かった。[.]

ユウジは、バランスを崩して、倒れ[c]る。

倒れたユウジに馬乗りになり、カナ[n]コは言う。

「早く、私と一つになりましょう」[恐]

ユウジはカナコの目を見た。

明らかに正気では無い。

しかもカナコの力だ。

細腕であるカナコの筋力とは思えな[怖]い。

カナコを振り解く事が出来ないのだ[鬼]。

そんな時。

シャリーン。

カナコの胸元で銀色に光る物が音を[故]立てた。

ガムランボールだ。

そう。カナコはユウジを誘惑する際[事]に、ユウジが購入したガムランボー[文]ルを自分も購入して、お揃いと言っ[章]たのだ。

ガムランボールの音色には、もう一[来]つ。邪気を払う効果があると言われ[自]ている。

その力が働いた為か、カナコの力が[i]弱まる。

ユウジは素早く、カナコを振り解く[a]と、自身のガムランボールを取り出[m]し、鳴らし続けた。

次第にカナコの表情が元のカナコに[k]戻る。

「カナコさん、少しで良い。その水[.]霊の動き止めれない？」

正気を取り戻したカナコが、右手の[c]人差し指と中指を立てる。

これを陰陽術において、『刀印』と[n]呼ばれる。

そして、カナコが呪文を唱える。

「上等」

ユウジが同じく、右手で刀印を結び[恐]、更に左手で同じ物を作り、右手の[怖]刀印を被せる。

両手を左腰に当てて、左手を鞘に見[鬼]立て、刀を抜く様に右手を出す。

そのまま、カナコを刀印で切る。

切り終えた後。右手を左手に戻し、[故]両手を広げた。

「カナコさん、左手を出して、俺の[事]右手を握って」

カナコが言われた通りにする。

「今、カナコさんに憑いた水霊を半[文]分に切った。切った半分は俺が預か[章]る。もう大丈夫。君を苦しめてた水[来]霊はもう居なくなるから」

ユウジの右手の温もりを感じる。

それと同時に、今まで、呪いを移し[自]た時と比べ物にならない位カナコは[i]身体が軽くなるのを感じた。

それもそのはず。

二つに分かれた水霊は、自らの持つ[a]怨念を散らしながら、それぞれの持[m]つガムランボールへと移動したので[k]ある。

6:2人は再びテーブルに着いた。[.]

まず、カナコは照れ隠しの為、第一[c]声に選んだ言葉は

「初めて名前で呼んでくれたね」

ユウジはまさか、そんな台詞をカナ[n]コの笑顔で言われるとは、思わず、[恐]胸に熱いものを感じた。

しかし、その後、怒涛の様な問い詰[怖]めが始まった。

ユウジは諦め、酒を飲みながら、話[鬼]し始めた。

まず、カナコは陰陽術の刀印の使い[故]方をユウジが知って居た事。

一体どんな術を使い水霊を切ったの[事]か。

「そうだね。まず、カナコさんの事[文]情は全部別天津神さんから聞いてた[章]んだよ」

そう。タルパは、またもカナコを裏[来]切っていた。

ユウジが言うには、紹介される前に既に全部聞いていたと。

タルパは、

『カナコの呪いを受けるかどうかの[自]判断は、ブラザーに任せる』

そう、ユウジがカナコの誘惑に乗ら[i]なかった理由は、命の危険がある事[a]を知っていたからである。

更にユウジは、アイドルネタでふざ[m]けないと、カナコの魅力に負けそう[k]だったと話した。

その台詞には少し、カナコは嬉しく[.]思った。

そして、本日。ユウジはカナコの呪[c]いを受ける覚悟で、誘いに応じた。[n]

しかし、カナコとの約束の前、夜勤[恐]の後寝ると、夢にカナコの実家が祀[怖]る神が現れて、刀を授けてくれた。[鬼]

『この刀で、衣通の娘。それから、[故]かつては哀れな娘の魂を救っていた[事]水霊を救って欲しい』

そう。ユウジが神の力に反応した理[文]由は、カナコを通して、ユウジの才[章]能を神が見出し、カナコと水霊を救[来]う為に力を貸したのである。

衣通家では、運悪く、その才能を水[自]霊に憑かれたカナコが持ってしまっ[i]た。

神の術は自身を切る事は出来ない。[a]

神は自分の刀を授ける、才能を持つ[m]者をカナコを通してさがしたが、他[k]の神社に付いている者には渡せない[.]。

相性が悪い事が理由である。

そこで見つけたのは、ユウジだ。

ユウジは才能を持ちながら、神にも[c]仏にも付いて居ない。

更に神に纏わる物、ガムランボール[n]を持っている。

神はユウジに夢と言う形で事情を知[恐]らせ、刀を授けた。

夢で刀を授かったユウジは刀印の使[怖]い方が頭に浮かんだと言った。

「でもさー、ブサメンの俺が、カナ[鬼]コさんみたいな美人に言い寄られる[故]なんてもう無いだろうなー。悲しい[事]けどこれ、現実なのよねー」

「今からでも、私は良いけど？」

「いや、せっかく切り分けた水霊が[文]また繋がるでしょ。この刀、1回し[章]か使えないし」

ユウジは笑いながら、夢を見せて貰[来]ったからそれで満足しとくと言った[自]。

そう。ユウジとカナコが交われば、[i]再び、水霊は元に戻り、カナコに憑[a]き散った呪いを戻し。カナコの命を[m]脅かす。

お互い別れるしか無いのだ。

「ねぇ。ガムランボール、交換しな[k]い？」

ユウジはそれに応じた。

手渡そうとするユウジに、彼の手で[.]付ける様に要求するカナコ。

そして、カナコがユウジに首に自分[c]のガムランボールを掛ける時。

ユウジに抱き付いた。

これが最期だ。ユウジは抵抗する事[n]も無く、同じく、カナコの身体を抱[恐]きしめた。

7:シャリーン。

今まで生霊に喰わせていた分水霊の[怖]呪いと、散った怨念が集まっている[鬼]。

『あっは、これで水蛭子（ヒルコ）[故]造れるかな』

これで二人の負担も少しは減るだろ[事]う

ユウジとカナコが持つ、月をモチー[文]フにした、ガムランボールでは無く[章]銀河系のガムランボールがタルパの[来]手の中あった。

『さて、次はこいつ使ってどんなイ[自]タズラしようかなぁ・・・』

『水霊(みづち)に呪われた女』完