文楼目

iamk 日本恐怖故事 2024-04-15 06:00:01 252 0

如果您对性表达(所谓的黄色笑话)感到不舒服或者您是孩子,请不要在这次发帖。

◇◇◇◇

我要去当地某个城市出差,正在网上[文]寻找酒店。

我工作的公司出差过夜的固定金额为[章]每晚10,000日元,包括每日津[来]贴,如果住便宜的酒店,可以赚更多[自]钱。

“哦,这里真的很便宜。”

我找到的酒店只有工作日才有,每人[i]每晚3400日元,不含餐。几乎是[a]普通商务酒店价格的一半。

我以为这是一家破旧的酒店,但位置[m]离车站步行即可到达,而且看照片,[k]房间看起来很干净,也很宽敞。

当我仔细查看到底是怎么一回事时,[.]我发现虽然没有明确的描述,但这里[c]显然是一家情人旅馆。

这个想法是通过允许商务旅客在情侣[n]较少的工作日晚上以便宜的价格入住[恐]来增加销售额。

由于我是自驾出行,所以并没有真正[怖]看出靠近车站的优势,但是我可以自[鬼]己住得很舒服,房间干净,大,适合[故]情侣,而且价格也便宜便宜的。

这是一种让我这样的贫困上班族喜极[事]而泣的商业模式。

我立即打电话预约,却被告知前台无[文]人,所以我到了就拨打门口的对讲机[章]

从这个角度来看,这绝对是一家情趣[来]酒店。

◇◇◇◇

在目的地完成工作后,我会在酒店过[自]夜,所以我开车去附近的一家家庭餐[i]馆吃完晚饭,就去酒店了。

毕竟是情趣酒店,走近了,从屋顶上[a]显眼的霓虹灯就能轻易认出位置。

我把车停在一个隐藏在窗帘后面的停[m]车场,当我进入隐藏在街道上的时尚[k]街区后面的自动门时,我看到房间里[.]有一排照片面板。我在这。

快速一看,大概已经满了三分之一。[c]

面板末端有一个对讲接收器,我在预[n]订时按照指示拿起了它。

(有田先生,对吗?。我们接受。我[恐]们已预订409房间,请按409房[怖]间面板上的按钮领取钥匙。要到达您[鬼]的房间,只需乘坐右侧的电梯到四楼[故],您就会立即找到它。 )

随着对讲机里年轻男子的声音,我按[事]下了409房间的按钮。叮当一声,[文]一把钥匙从面板底部探了出来。

这不是现代的卡片钥匙,而是一个大[章]型树脂钥匙链和金属钥匙板。

再看一下面板,四楼的所有其他房间[来]都标记为“关闭”。

单身顾客和情侣可能位于不同的楼层[自]

这意味着我将是今晚唯一的单身客人[i]

当我乘电梯到四楼时,打开的门前有[a]一个牌子,上面有箭头指示房间号,[m]所以我知道我的房间在哪里是立即。[k]

就在这时,我打开门,正要进入房间[.]

咕咕咕

我听到一个听起来像是女人轻笑的声[c]音。

当我条件反射地朝那个方向看时,我[n]以为我看到过道对面有一个裸体女人[恐]

什么?

我一惊,又看了一眼,但仔细一看,[怖]那里并没有人。

这一层不应该有顾客,就算是情趣酒[鬼]店,也不会有女人在走廊里赤身裸体[故]走来走去,不知道谁会经过。

...除非你有这样的爱好。

我认定这只是我的想象,然后直接走[事]进了房间。

********

房间基本符合预期。

浴室和卫生间大约有20张榻榻米大[文]小,房间后面有一张特大号床,前面[章]有小沙发和桌子,当然还有电视和冰[来]箱。

这与商务酒店的单间相差甚远,商务[自]酒店的一切都挤在一个六榻榻米的小[i]房间里。

如果非要挑一个缺点的话,那就是没[a]有办公桌椅可以办公,不过由于我今[m]天无意在这里工作,所以问题不大。[k]

由于这是一家情趣酒店,浴室和厕所[.]完全是玻璃制成的,但既然你是一个[c]人住,这不是问题。

桌子上放着一份包含信息的文件,封[n]面上写着“供单身​​客人使用。”[恐]

嗯,当然,指南的内容会与情侣的有[怖]所不同。

以前,我入住另一家酒店时,除了酒[鬼]店的信息外,还有情趣用品、情趣内[故]衣等成人用品的目录。

打开后发现,除了设施信息、疏散路[事]线、食品订单、电视频道、视频列表[文]等常见信息外,还有配送健康服务信[章]息。

妖艳女人和可爱少女的照片,表情诱[来]人,上面写着巨大的电话号码和商店[自]名称。

这显然是针对单身客人的。

反正我是出差,酒店费也很少,所以[i]没打算花钱去送健康服务。

现在想想,文件上写着“单身客人”[a],但我想知道他们是否认为没有单身[m]女性客人。

或者有男性档案和女性档案吗?

好吧,没关系。

我合上文件,开始脱衣服去洗澡。

反正我一个人,也没必要去厕所。

我把衣服脱下来挂在沙发靠背上,赤[k]身裸体的进了淋浴间。

我一边哼着歌,一边洗了全身,刚洗[.]完头,一抬头,就看到床上有一个像[c]白色肿块一样的东西,从玻璃的另一[n]边就可以看到。 。

玻璃上溅满了水滴,看不清。

我用手擦去水滴,仔细一看,好像是[恐]个女人。

他背对着我坐着。

从他的背部来看,他赤身裸体。

是产妇吗?

我没有要求。我是不是走错房间了?[怖]

但是,房间的门是自动锁的,所以未[鬼]经允许你不能打开它并进入。

即便如此,你也不会在没有任何确认[故]的情况下突然赤身裸体躺在床上。

除此之外...

如果你只看她的背影,她的身体相当[事]宽且胖。这是 Bassin 体型。

我不是在开玩笑。

无论是送货医护人员的推倒还是房间[文]里的错误,你都必须立即离开。

擦干身体后,我在腰间围上浴巾,出[章]了浴室,回到了自己的房间。

“嘿,你是谁?你在那里做什么?”[来]

然后坐在床上的女人转向我。

・・・

说实话,我很害怕。

她的头发乌黑笔直,很漂亮,但是脸[自]特别长,眼睛小,嘴巴小,

还有饺子鼻子。

我想到了动物的名字。

是的,就是这样。

它类似于水豚。

如果把它比作一只戴着半长假发、皮[i]肤白皙的水豚,可能会更容易理解。[a]

在她巨大但下垂的乳房下面是一个美[m]妙的三层肚子。

我看不到肚脐。

这是……人类吗?

不,我知道这是一种非常粗鲁的说法[k]。但这是我的真实感受。

“我不知道你是谁,但这是我的房间[.]。请离开。”

当我半威胁地走近那个女人时,我突[c]然注意到了。

这个女人的衣服不见了。床上或床边[n]都找不到它。

你是赤身裸体来到这个房间的吗?

然后女人下了床,用她又短又粗的腿[恐]站了起来。我还蛮矮的

它拍拍我,拍拍我。

正当我以为它的小嘴向旁边伸出时,[怖]它的双嘴角却翘了起来。

你笑了吗……?

“你是谁?”

然后,他嘴角上扬,嘴巴微微张开。[鬼]

我听到了一个高亢的声音,听起来像[故]是一个年轻女孩的声音,这是我从她[事]的外表上无法想象的。

这个名字就在我的记忆里。

当地高中一度流传的怪物。

Fumiroume 写作“Fumikogo Onna”。

顾名思义,就是不能怀孕,也就是不[文]能生育的女性。

很久以前,有一个孩子据说这个怪物[章]是一个女人因无法生育而被婆家欺负[来]而自杀的怨恨所创造的,在那个时代[自],实现自己的目标是妻子的绝对使命[i]

据传闻,这只妖怪痴迷于生儿育女,[a]遇到任何男人就会攻击并强迫其生下[m]后代。

在正值青春期的高中男生中,她是一[k]个可以为所欲为、不需要避孕的女人[.],刺激着年轻人的淫荡心理。

那时候,当那些好色的人们自然而然[c]地想知道哪里可以见到文楼梅时,有[n]人告诉他们,文楼梅会被男人和女人[恐]的欲望漩涡所吸引。就是这样。

当然,情趣酒店就是这样的地方,一[怖]个人住在那里就像请一个男人出来一[鬼]样。

我从没想过它真的存在。

但是...

...

故事不同。

听说她是绝世美女。

这只是男人的愿望吗?

接近你的水豚,或者更确切地说,水[故]豚,并不是那种会刺激你淫荡心的存[事]在。

<赤山、小中、赤山、星井>

虽然你的声音很可爱...

如果你闭上眼睛...

不,这不是问题!

我腰上只围着一条浴巾,跑出了房间[文]

令人惊讶的是,他们似乎并没有跟着[章]我。

幸运的是,我乘电梯下到一楼,没有[来]遇到其他顾客,回到入口,拿起对讲[自]机,喊道。

“我是409房间的有田,但是我的房间里有一个不明身份的女人……不,一个不明身份的女人未经允许进入了我的房间。请采取行动!”

然后……我让他稍等一下,电话就被挂断了,紧接着,旁边的员工专用门里走出了一个身材娇小的年轻人。

是学生兼职吗?

“怎么了?你穿成这样了。”

“我洗澡的时候,一个不认识的女人[i]擅自进了我的房间,我踢了她一脚无[a]论如何,给我吧。”

这位兄弟可以把文楼梅踢出去。我不[m]知道是不是这样,但我只需要拿我的[k]衣服和行李。

“你不会自己把顾客赶出去吧?”

“你看他这样就知道了。”

我没有知道怎么回答。既然没有答案[.],我就用不是答案的回复误导了她。[c]

“没办法。”

说完,哥哥就跟我一起去了409房[n]间。

“她是个什么样的女人?”

我哥哥在去房间的路上问我,但如果[恐]我解释得好,这个哥哥就跑了,那就[怖]太无聊了离开。 。

“这是一位老妇人,一位肥胖的老妇[鬼]人。”

我没有说谎。弟弟听了,苦笑了一下[故]

“你是老太婆吗……我不喜欢不会跟[事]我讲道理的老太婆。”

“不,没有人擅长讲道理。 ”

p>

当我到达房间前面时,我停在门前,请我哥哥进来。

“好吧,对不起,但请帮帮我。我会[文]在这里等。”

我哥哥皱着眉头走了进去。

也许 Fumiroume 已经不存在了。

没关系,不过说不定那个兄弟很快就[章]会逃跑了。

如果你要逃跑,你应该让他给你拿个[来]包和衣服。

不愧是这样的酒店,隔音还不错,听[自]不到门外哥哥在说什么。

当我把耳朵凑近时,只能听到门的另[i]一边有轻微的咕哝声。

(哇!)

突然,我听到门的另一边传来微弱的[a]尖叫声。

发生了什么?发生了什么?

我很害怕,但我的包里不仅有我的衣[m]服,还有我的钱包和车钥匙。

我决定打开门,慢慢地走了进去。

(就是这样……)

文楼梅站在房间中央。

但是当我环顾房间时,我没有看到我[k]的兄弟。

也许他因为害怕文楼梅而躲到了某个[.]地方。

``嘿,兄弟,你在哪里? ”

<赤山、渡野、赤山>

听到文楼梅的声音,他再次转过身来[c]

就在这时,我注意到文楼梅的肚子已[n]经膨胀到肚子上的皱纹都消失了。

<渡志野、赤山>

他抚着自己的大肚子,一脸梦幻的表[恐]情。

没办法。

她有没有把那个哥哥带进肚子里?

怎么样?

我忍不住注意到了文楼梅的胯部。

不,我不想考虑,我没有时间考虑。[怖]

我抓起放在流着口水、一脸狂喜地揉[鬼]着肚子的文楼女面前的衣服和包,跑[故]出了房间。

然后,我跳上停在停车场的车,高速[事]离开酒店。

...

高中时的八卦是什么?

完全不同,不是吗?大骗子!

……

但是兄弟,对不起。我用它作为替代[文]品。

我希望我能以某种方式摆脱那个肚子[章]...

也许不是...

...

p>

但是总有一天“阿卡桑”会从胃里诞生……

文楼目

...

◇◇◇◇ FIN


作者:天虚空蔵
原文:フミロウメ

今回の投稿は、性的な表現(いわゆる下ネタ)が苦手な方、お子様はご遠慮ください。

◇◇◇◇

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某地方都市へ出張に行くことになり[来]、ネットでホテルを探していた。

俺の勤める会社は、宿泊出張の場合[自]、日当込みで一泊一万円の定額支給[i]になっており、安いホテルに泊まれ[a]ばその分儲けになる。

「お、ここ、すげえ安いな。」

見つけたホテルは、平日限定で素泊[m]まり一泊一名三千四百円。通常のビ[k]ジネスホテル相場の半分近い値段だ[.]

どんなボロホテルかと思ったが、場[c]所は駅から徒歩圏内で、写真を見る[n]限り部屋は綺麗でかなり広そうだ。[恐]

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どういうことなのかと、さらに詳細[怖]を見てみると、明確にそのような記[鬼]載はないものの、どうやらここはラ[故]ブホテルのようなのだ。

カップルでの宿泊客が少ない平日の[事]夜にビジネス客を安く泊めて、少し[文]でも売り上げを増やそうということ[章]だろう。

車での出張になるので、駅近に関し[来]てはあまりメリットを感じないが、[自]カップル向けの綺麗な広い部屋にひ[i]とりでゆったり泊れて値段は格安。[a]

俺のような貧乏サラリーマンには、[m]涙が出てくるほど嬉しいビジネスモ[k]デルだ。

早速電話を入れると、すんなり予約[.]が取れ、受付が無人なので到着した[c]ら入り口にあるインターホンで連絡[n]するように言われた。

そういったところからしても、やは[恐]りラブホテルに間違いないだろう。[怖]

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◇◇◇◇

出張先での仕事を終えると、ホテル[鬼]は素泊まりの為、車で近くのファミ[故]レスに行き夕食を済ませてからホテ[事]ルへと向かった。

やはりラブホテルであり、近くまで[文]来るとありがちな目立つ屋上ネオン[章]で場所はすぐにわかった。

カーテンで目隠しされた駐車場に車[来]を停め、通りから隠すように設けら[自]れた洒落たブロック塀の裏にある自[i]動ドアを入ると、部屋の写真パネル[a]がずらっと並んでいる。

ざっと見たところ、埋まっているの[m]は三分の一くらいだろうか。

並んだパネルの端にインターホンの[k]受話器があり、予約の時に指示され[.]た通り、それを手に取った。

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(有田様ですね。承っております。[c]409号室をお取りしてありますの[n]で、409号室のパネルのところに[恐]あるボタンを押して鍵を受け取って[怖]下さい。お部屋へは右にあるエレベ[鬼]ーターで四階まで行って頂ければす[故]ぐに判りますので。)

インターホンの若そうな男性の声に[事]従い、409号室のボタンを押すと[文]、ガチャンと音がしてパネルの下部[章]から鍵が出てきた。

今時のカードキーではなく、樹脂の[来]大きなキーホルダーにメタルのキー[自]プレートだ。

もう一度パネルを見ると、四階の他[i]の部屋は全て『CLOSED』にな[a]っている。

単身の客とカップルの客とはフロア[m]を分けているのだろう。

そうすると今夜の単身宿泊客は俺ひ[k]とりということだ。

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エレベーターで四階まで昇ると、開[.]いた扉の正面に矢印で部屋番号を示[c]したプレートがあり、部屋の場所は[n]すぐに判った。

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鍵を開け、部屋に入ろうとしたその[恐]時だった。

クククッ

女性の含み笑いのような声が聞こえ[怖]た。

反射的にそちらを見ると通路の向こ[鬼]うに一瞬裸の女性の姿が見えたよう[故]な気がした。

えっ?

驚いてもう一度目を凝らしたが、よ[事]く見ると誰もいない。

このフロアに客はいないはずだし、[文]いくらラブホテルでも誰が通るか分[章]からない廊下を裸でうろつく女はい[来]ないだろう。

・・・そのような趣味があれば別だ[自]が。

とにかく気のせいだと思うことにし[i]て、そのまま部屋へ入った。

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********

部屋は大体予想通りだった。

風呂、トイレ合わせて二十畳ほどの[a]広さがあり、キングサイズのベッド[m]が部屋の奥に構え、手前には小型の[k]ソファとテーブル、そしてもちろん[.]テレビや冷蔵庫もある。

六畳ほどの小部屋に何もかも詰め込[c]んだビジネスホテルのシングルルー[n]ムとは雲泥の差だ。

強いて難点をあげれば、作業用の机[恐]と椅子がない事くらいだが、今日は[怖]ここで仕事をするつもりがないので[鬼]大きな問題ではない。

そしてラブホテルだけあって浴室、[故]トイレは全面ガラス張りになってい[事]るが、どうせひとりで泊まるのだか[文]らこれも問題ない。

そしてテーブルの上には、案内のフ[章]ァイルが置いてあり、表紙には『単[来]身宿泊者様用』と書かれている。

まあ当然、案内する内容はカップル[自]向けとは異なるのだろう。

以前、別なホテルを利用した時は、[i]館内の案内の他に大人のオモチャや[a]セクシー下着などのアダルトグッズ[m]のカタログも入っていたっけ。

開いてみると、館内案内や避難経路[k]、食事の取り寄せ、テレビのチャン[.]ネル、ビデオリストなどどこにでも[c]ある内容に加えてデリヘルの案内も[n]何件か入っていた。

妖艶な女性や可愛い若い子が誘いの[恐]表情で写っている写真には、でかで[怖]かと電話番号と店名が記載されてい[鬼]る。

これは明らかに単身の宿泊者を当て[故]込んでのことだ。

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とにかく、ホテル代をケチって出張[事]に来ている俺は、デリヘルに金を使[文]うつもりなどない。

そういえば、ファイルは『単身宿泊[章]者様用』となっているが、女性の単[来]身客はいないと決めてかかっている[自]のだろうか。

それともこのファイルは、男性用、[i]女性用があるのだろうか。

まあそんなことはどうでもいい。

ファイルを閉じて、シャワーを浴び[a]ようとその場で服を脱ぎ始めた。

どうせ俺ひとりだし、特に浴室へ移[m]動する必要もない。

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脱いだ服をソファの背もたれに掛け[k]、全裸になるとシャワー室へ入った[.]

鼻歌を歌いながら、全身を洗い、頭[c]を洗い終わったところで、ふと顔を[n]上げるとガラスの向こうに見えるベ[恐]ッドの上に何か白い塊のような物が[怖]乗っているのに気がついた。

ガラスは跳ねた水滴だらけで良く見[鬼]えない。

手で水滴をざっと拭き取ってよく見[故]てみると、どうやら女のようだ。

こちらに背中を向けて座っている。[事]

そしてその背中を見る限り、裸だ。[文]

デリヘル嬢だろうか。

俺は頼んでいない。部屋を間違えた[章]のか。

しかし部屋のドアはオートロックに[来]なっており、勝手に開けて入ってこ[自]られないはずだ。

それにしても、何の確認もなしに、[i]いきなり裸でベッドの上はないだろ[a]う。

それに加えて・・・

背中だけ見ても、相当に横幅のある[m]、ぽっちゃりとしたオバサン体型な[k]のだ。

冗談じゃない。

デリヘルの押し売りにしても、部屋[.]の間違いにしても、とにかくすぐに[c]出て行って貰わなければ。

身体を拭くのもそこそこに、俺は腰[n]にバスタオルを巻くと浴室を出て居[恐]室へ戻った。

「おい、アンタ誰だよ!そこで何し[怖]てる?」

するとベッドの上に座るその女はこ[鬼]ちらを振り返った。

・・・

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正直言ってかなりビビった。

髪の毛こそ真っ黒のストレートで綺[故]麗なのだが、

極端に面長の顔に小さな目、

小さな口、

そして団子っ鼻。

頭の中にある動物の名が思い浮かん[事]だ。

そう、アレ。

カピバラに似ている。

色白のカピバラにセミロングのかつ[文]らを被せたと例えれば分り易いだろ[章]うか。

そして大きいのだがかなり垂れた乳[来]房の下には、見事な三段腹。

臍が見えない。

これは・・・人間なのか?

いや、もの凄く失礼な言い方なのは[自]解っている。でもそれが正直な気持[i]ちだ。

「誰だか知らないけど、ここは俺の[a]部屋だ。出て行ってくれ。」

威嚇半分でその女に歩み寄ったその[m]時、ふと気がついた。

この女の服がない。ベッドの上にも[k]周辺にも見当たらない。

まさか裸でこの部屋に来たのか?

すると女はベッドから降り、太くて[.]短い足で立ち上がった。背はかなり[c]低い。

ぺたっ、ぺたっ、と俺の方に近寄っ[n]てくる。

そしてその小さな口が横に伸びたと[恐]思った途端に両方の口角が上がった[怖]

笑った・・・のか?

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「誰なんだ、お前は!」

すると口角の上がったその口が少し[鬼]開いた。

<フミロウメ>

その姿からは想像もできない幼い女[故]の子のような高い声が聞こえた。

そしてその名は記憶にあった。

地元の高校で一時期噂になった妖怪[事]だ。

フミロウメは”不身籠女”と書く。[文]

その名の通り、身籠ることが出来な[章]い、つまり子供が出来ない女という[来]ことだ。

その昔、子を成すことが嫁の絶対的[自]使命だった時代に、子供が出来ない[i]事で嫁入り先家族からいじめを受け[a]、それを苦に自害した女性の怨念が[m]生み出した妖怪だと言う。

噂によればこの妖怪は子供を作るこ[k]とに執着し、遭遇した男に襲い掛か[.]かっては子種を強要するらしい。

盛りのついた男子高校生の間では、[c]やりたい放題、そして避妊する必要[n]もない女ということで、若いスケベ[恐]心を刺激する存在だったのだ。

そしてあの頃、何処に行けばフミロ[怖]ウメに逢えるのかというスケベ達の[鬼]当然の疑問に対し、誰かが話してい[故]たのは、男女の欲望が渦巻く場所に[事]引き寄せられて現れるとのことだっ[文]た。

確かにラブホテルなどはまさにその[章]ような場所であり、そこに男ひとり[来]で泊まるなんて、ここへ出て来て下[自]さいと言わんばかりだ。

まさか実在するとは。

しかし・・・・

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・・・

話が違う。

噂では絶世の美女だと聞いていたの[i]に。

それは単にそうであって欲しいとい[a]う、男の願望だったということか。[m]

目の前に迫ってくるカピバラ、いや[k]フミロウメは、とてもスケベ心を刺[.]激するような存在ではない。

<アカサン、オナカニ、アカ[c]サン、ホシイ>

こ、声は可愛いんだが・・・

目をつぶればなんとか・・・

いや、そういう問題ではない!

俺は腰にバスタオルを巻き付けただ[n]けの姿で部屋を飛び出した。

意外にも追ってくる様子はない。

幸い他の客にも出会うことなくエレ[恐]ベーターで一階まで降りると、入り[怖]口まで戻りインターホンを取り上げ[鬼]叫んだ。

「409号室の有田だが、部屋に、[故]部屋にフミ・・・いや、見知らぬ女[事]が勝手に入り込んでるんだ。何とか[文]してくれ!」

するとちょっと待ってくれと言って[章]通話が途切れ、すぐに横にある従業[来]員専用のドアから、小柄な若い兄ち[自]ゃんが出てきた。

学生のアルバイトだろうか。

「どうしたんですか?そんな恰好で[i]。」

「俺がシャワーを浴びている間に知[a]らない女が勝手に部屋へ入り込んで[m]いたんだ。とにかく追い出してくれ[k]よ。」

この兄ちゃんにフミロウメを追い出[.]すことが出来るのかどうか知らない[c]が、とにかく服と荷物だけは取って[n]こなければならない。

「お客さんが自分で追い出せなかっ[恐]たんですか?」

「この格好を見ればわかるだろ。」[怖]

どう答えればいいのか分からなかっ[鬼]たので、答えになってない返事で誤[故]魔化した。

「しょうがないなあ。」

そう言って兄ちゃんは俺と一緒に4[事]09号室へと向かってくれた。

「どんな女の人だったんですか?」[文]

部屋へ向かう途中、兄ちゃんが確認[章]してきたが、まともに説明してこの[来]兄ちゃんに逃げられてもつまらない[自]

「オバサンだよ、でっぷりと太った[i]オバサン。」

嘘はついていない。それを聞いた兄[a]ちゃんは苦笑いを浮かべた。

「オバサンですか・・・俺、理屈の[m]通用しないオバサンって苦手なんす[k]よね。」

「いや、それ得意な人はいないから[.]。」

部屋の前まで行くと俺はドアの前で[c]立ち止まり、兄ちゃんに中へ入るよ[n]う促した。

「じゃあ、済まないけど、よろしく[恐]頼むよ。俺、ここで待ってるから。[怖]

兄ちゃんは顔をしかめて中へ入って[鬼]行った。

ひょっとしたらフミロウメはもうい[故]ないかもしれない。

それならそれでいいが、もしかした[事]らあの兄ちゃんもすぐに逃げ出して[文]くるかもしれない。

逃げるならカバンと服を持って来て[章]くれるように頼めばよかった。

さすがにこのようなホテルだけあっ[来]て防音はしっかりしており、ドアの[自]向こうで兄ちゃんが何を話している[i]のか分からない。

耳を近づけるとドアの向こうでぼそ[a]ぼそとした声が小さく聞こえるだけ[m]だ。

(うわ~っ!)

突然ドアの向こうから、かすかに悲[k]鳴のような声が聞こえた。

どうした?何があった?

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恐怖心はあったが、服だけではなく[.]カバンに俺の財布も車のキーも入っ[c]ている。

俺は意を決してドアを開け、ゆっく[n]りと中へ入って行った。

(いるじゃん・・・)

部屋の真ん中にフミロウメが立って[恐]いた。

しかし部屋の中を見回しても兄ちゃ[怖]んの姿がない。

フミロウメを恐れてどこかへ隠れた[鬼]のだろうか。

「おい、兄ちゃん、どこだ?」

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<アカサン、ワタシノ、アカ[故]サン>

フミロウメの声が聞こえ、もう一度[事]そちらを振り向いた。

そこでフミロウメのお腹が異様に、[文]三段腹の皺が消える位に膨らんでい[章]るのに気がついた。

<ワタシノ、アカサン>[来];

うっとりとした表情で、自分の大き[自]なお腹を撫で回している。

まさか。

あの兄ちゃんを自分の子宮の中に取[i]り込んでしまったのか。

どうやって?

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思わずフミロウメの股間に目が行く[a]

いや、考えたくない、考えている暇[m]などない。

俺は、涎を垂らして恍惚の表情を浮[k]かべながらお腹を撫でているフミロ[.]ウメの目の前に置いたままの服とカ[c]バンを引っ掴むと部屋を飛び出した[n]

そしてそのまま駐車場に停めてある[恐]自分の車に飛び乗ると猛スピードで[怖]ホテルを出たのだった。

あの高校の時の噂話は何だったんだ[鬼]

全然違うじゃねえか。大嘘つき!

でも兄ちゃん、ごめんよ。身代わり[故]にしちゃった。

あの三段腹の中からなんとか出てこ[事]られるといいけど・・・

無理かな・・・

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でも”アカサン”は、いつかお腹か[文]ら生まれてくるんだよね・・・

◇◇◇◇ FIN

日本日文kowabana
声明

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