迷失之村

iamk 日本恐怖故事 2023-06-03 08:30:01 818 0

“明明很高明的……怎么会坏了呢?”

作为一个热爱骑自行车的人,我对于上个月刚买的价值6万日元的导航设备感到非常不满。我不小心骑到了深山里,结果迷路了。

虽然买了这个导航是为了应对这种情况,但即使按照它指示的方向前进,也无法穿越山区。

更糟糕的是,由于深山里,信号时断时续。

当然,我的智能手机也一直处于无服务状态。

时间已过下午2点,天还没有黑,所以我并没有太着急。

尽管如此,我已经按照导航的指示骑了大约两个小时,从中午吃了一片面包后就没再吃过任何东西,所以感到饥饿,加上身处陌生之地,我的焦虑感逐渐增加。

“我得走到信号覆盖的地方。”

我满脑子都是想要回到山麓,唯一的依靠就是导航的天线。

骑了大约10分钟后,导航上只显示了一个信号天线。

与此同时,我看到了“距离〇〇市10公里”的路标。

我寻找着至少有一个稳定信号的地方。

因为我从未听说过〇〇市这个地名。

之前路标上一直只显示着〇〇市,而且我并没有打算来到这么远的地方,所以我感到焦虑,背脊发凉。

“〇〇市,〇〇市……”

我一遍又一遍地搜索,但出现的只有相似的地名。

导航设备也是如此。

“啊,电话!!”

尽管信号很不稳定,我还是怀着希望给家里打了电话。

结果会如预期吗?

不是打不通,而是直接挂断。

无奈之下,我再次尝试搜索。

“〇〇市……”

我惊讶得几乎说不出话来,我真的有这样的反应。

〇〇市是一个距离我家约200公里的山区。

即使是骑公路自行车,以我这样的速度,即使有3.4个小时也不可能到达的距离。

当我尝试进一步滚动手机页面时,家里打来了电话。

“喂,你好…?”

电话铃声吓得我心脏差点跳出来,但确认是家里的电话号码后,我感到非常安心。

“爸爸?妈妈?姐姐?”

电话那头没有人回答。

我检查了屏幕,通话并没有断,安心感瞬间变成了不安。

“我会先说明情况,我迷路了,需要你们帮我查一下〇〇市这个地方。”

“现在就查。”

“是的,无论如何现在就开始。

如果知道地方了,你能开车来接我吗?如果现在出发,晚上应该能到。”

“我现在就出发。”

“你已经知道地方了?!好的,拜托了!

还有……”

我想说些什么,但已经太晚了,通话已经断开。

我心里抱怨着,希望能继续通话。

我意识到了一件重要的事情。

当我意识到这一点时,我的心跳得如此剧烈,仿佛能听见。

那个声音,是谁?

我家里没有那种稚嫩的声音。

我必须逃跑。我抑制着颤抖的双腿、双手和混乱的呼吸,骑上自行车。

智能手机和导航都无信号。

怀着只想逃跑的心情,我到达了一个被河流隔开的小村庄。

虽然一个人影也没看到,但晾着的干净衣物无疑让我立刻躲了进去。

我想,这里的人应该知道些什么。

“对不起……”

“有人在吗……”

我的声音在远处回荡,我想整个村子都能听到。

沿着河边往里走,一座巨大的寺庙出现了。

它看起来好像有100年没有维护过。

我站在功德箱前,检查了自己的随身物品。

紧急用的500日元硬币、水、毛巾、护身符、智能手机。我可以投进功德箱的只有500日元硬币。然后我祈求神明的帮助。

我又鞠了一躬,坐在神殿入口的台阶上。

四周开始变暗,时钟指向下午4点。

没有任何解决方案,疲惫不堪的我不知道什么时候不知不觉睡着了。

当我醒来时,我在一辆车里。

“爸爸!!!”

“怎么了”

“你怎么这么快就找到这里了!谢谢你,谢谢你”

我除了感谢的话什么都说不出来。

我以为我得救了。

“我们回家吧,回我们的地方”

“谢谢……是的”

时钟指向晚上9点。

我好像睡了很长时间。

心情平静下来后,我开始对这种情况感到怀疑。

“爸爸,你怎么知道这里的?”

爸爸一直面向前方。

“我们要去哪里?”

他还是什么都不回答。

“我想下车”

如果不下车,我会死的。

车速越来越快。

我解开车门锁,将自己扔向外面。

但是,我没有摔到地上。

最后我看到的是,穿着和服的男人、女人、孩子、老人……他们都在大笑。

这里是一个水坝。

我投向了水坝。

原来,〇〇市是……

我好像失踪了大约三年。

我是在常去骑自行车的山麓被发现的,那里和我迷路的山完全不同。

看来是爸爸发现了倒在地上的我。

我手里紧握着500日元硬币。

那时的祈求,神明是不是听到了呢。

除此之外,我的口袋里还出现了一个像是被烧过的护身符。

后来才知道,〇〇市是因为建水坝而被淹没的土地。

因为村民拒绝搬迁,所以国家的重要人物就那样把它埋了……

现在地图上、导航上都没有那个村庄。

我打算扔掉的自行车和导航在消失几天后,邻居就失踪了,被警方调查。

我只能想到是被卷入了诅咒。

邻居的家人每天来看我,但我一无所知。

因为,我再也不想被卷入那样的事情了。


作者:いかるど
原文:@〇〇

「高かったのに…壊れた?」

サイクリングが趣味の私は、先月買[文]ったばかりの6万円のナビに苛立ち[章]を感じていました。

うっかり山奥まで入ってしまい、道[来]に迷っていました。

その時のために買ったナビですが、[自]示す方向に走っても山を抜けること[i]が無かったのです。

その上、山奥なのか電波は途切れ途[a]切れの状況です。

勿論スマホなんてずっと圏外を指し[m]ていました。

時間は14時過ぎで、暗くもないの[k]であまり焦ってはいませんでした。[.]

とは言ったものの、12時から2時[c]間ほどナビに従って走っていました[n]

8時頃食パン一枚食べて以来何も口[恐]にしていないものでしたから、空腹[怖]、そして知らない場所、と苛立ちは[鬼]増していきます。

「電波の繋がるところまで行こう」[故]

少しでも麓に戻ろうという意識でい[事]っぱいの私には、電波のアンテナ唯[文]一の頼りでした。

10分ほど走っていると、電波のア[章]ンテナが1つだけ標示されました。[来]

それと同時に「〇〇市10km」と[自]いう標識が目に入ったのです。

私はアンテナが1つでも安定する場[i]所を探しました。

なぜなら〇〇市という地名を聞いた[a]ことも見たことも無かったのです。[m]

先程からずっと標識には〇〇市とだ[k]け標示されていることに加え、地元[.]からそこまで離れた場所に来たつも[c]りは無かったので、焦り、より背筋[n]が震えるような恐怖を覚えました。[恐]

「〇〇市、〇〇市………」

何度も検索をかけていますが、やは[怖]り出てくるのは似た地名のみ。

それはナビも同様でした。

「あ、電話!!」

アンテナはかなり不安定でしたが、[鬼]希望を持って自宅へ電話を掛けまし[故]た。

結果は予想通りでしょうか?

出ないのではなく掛かりすらしませ[事]ん。

仕方なく、もう1度検索をかけまし[文]た。

「〇〇市って…………………」

驚きのあまり声すら出なく、本当に[章]こんな反応だったと思います。

〇〇市というのは自宅から200k[来]m程離れた場所にある山でした。

ロードバイクとはいえ、私程度の速[自]度じゃ3.4時間あったとしてもと[i]ても辿り着ける距離じゃないでしょ[a]う。

更に調べようとスマホのページを下[m]にスクロールしたとき、自宅から電[k]話がかかってきました。

「もしもし…?」

着信音には口から心臓が出そうなほ[.]ど驚きましたが、自宅の電話番号だ[c]と確認したときはとても安心しまし[n]た。

「お父さん?お母さん?お姉ちゃん[恐]?」

電話の相手は何も答えません。

画面を確認しても、通話は切れてお[怖]らず安心が一気に不安に変わります[鬼]

「とりあえず用件を伝えるけど、道[故]に迷って困っているの。〇〇市って[事]言うところを調べてほしい」

「いま、から」

「そう、とにかく今から。

場所が分かったら車で迎えに来てく[文]れないかな。今からならこっちには[章]夜までには着くでしょ?」

「いま、からいくね」

「もう分かったの?!とりあえずお[来]願い!

それと…」

言おうと思った時には遅く、通話は[自]切れていました。

切らないでほしかったな、と心の中[i]で文句を言いました。

私は重要なことに気づきました。

それを気づいた時、心臓がドクドク[a]と脈打っているのが聞こえるくらい[m]です。

あの声、誰だ?

私の家族にあんな幼い声はいません[k]

逃げなくては。震える脚、震える手[.]、乱れる呼吸、全ての気持ちを抑え[c]て自転車にまたがります。

スマホもナビも圏外。

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逃げる、という気持ちだけを抱えた[n]私が着いた先は、川を挟んだ小さな[恐]集落のような場所でした。

人っ子一人見えないものの、干して[怖]いる洗濯物は新しく疑うことなくす[鬼]ぐさま逃げ込みました。

ここなら何かを知っているはずだ、[故]そう思って。

「すみませんー……

誰かいませんかーーー……」

私の声は遠くへと響き、村全体へ聞[事]こえているだろうと思うほどでした[文]

川沿いに奥まで歩いていくと、大き[章]なお寺が出てきました。

まるで何100年も手入れされてい[来]ないようです。

お賽銭箱の前に立ち、持ち物を確認[自]しました。

緊急用500円玉、水、タオル、お[i]守り、スマホ。投げ込めるものは5[a]00円玉。そして私は助けてくださ[m]い、と願いました。

もう1度頭を下げ、私は社殿の上が[k]り口の階段に腰を掛けました。

辺りは薄暗くなり始め、時計は16[.]時を回っていました。

何一つ解決策が見つかっておらず疲[c]れきっていた私は知らぬ間に眠って[n]しまっていたようです。

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目が覚めると私は車の中にいました[恐]

「お父さん!!!」

「なんだ」

「よく場所がわかったね!ありがと[怖]うありがとう」

本当に感謝の言葉以外出てきません[鬼]

私は助かったんだ、と思いました。[故]

「帰るぞ、俺らの場所に」

「ありがとう…そうだね」

時計は21時を指しています。

長い時間眠っていたみたいでした。[事]

心が落ち着き、この状況に不信感を抱き始めていました。

迷失之村 日本恐怖故事

何かが、全てが、おかしいのです。[文]

「お父さん、なんでここが分かった[章]の?」

お父さんは前を向いたまま。

「どこに向かっているの?」

やはりなにも答えません。

「降りたい」

降りなければ死ぬ。

車のスピードは増すばかり。

ドアのロックを外し、私は外に身を[来]投げ出しました。

しかし、地面に叩きつけられること[自]はない。

最後に見たのは、着物を着た男、女[i]、子供、老人……、全てが高笑いし[a]ている。

ここは、ダムだ。

私はダムに身を投げてしまっていた[m]

そうか、〇〇市とは……………。

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私は3年間ほど行方不明として扱わ[k]れていたみたいでした。

私が発見され、記憶が戻ったのはい[.]つもサイクリングに行く山の麓。私[c]が迷い込んだ山とはかけ離れていま[n]した。

濡れて倒れている私をお父さんが見[恐]つけてくれたようです。

手には500円玉を握りしめていま[怖]した。

あのときの願いを神様が聞いてくれ[鬼]たのでしょうか。

それ以外にも、私のポケットからは[故]焼かれたようなお守りが出てきまし[事]た。

あとから分かったことですが、〇〇[文]市とはダム建設のために埋められた[章]土地だったようです。

村人は立ち退かなかったために、国[来]のお偉いさんがそのまま埋め立てた[自]とか…。

今は地図にも、ナビにもそんな村は[i]ありません。

家の前に捨てるつもりで置いてあっ[a]た私の自転車とナビが消えた数日後[m]、お隣さんが行方不明として捜査さ[k]れています。

呪いに巻き込まれた、それしか考え[.]ることが出来ません。

お隣さんの身内が毎日私を訪ねてき[c]ますが、知らないの一点張りです。[n]

だって、もうあんなことに巻き込まれたくないですもんね。

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