~蝴蝶梦~

iamk 日本恐怖故事 2023-08-01 08:30:01 316 0

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我能看到蝴蝶。

...

蝴蝶...但不是昆虫。

蝴蝶是人临终时从嘴里飞出来的东西[文]

也许那只蝴蝶就是人们所说的“灵魂”……

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我从小体弱多病。

就算感冒了,也要马上住院。

作为独生子,我被精心抚养长大,部分原因是我的父母年纪大了。

熟悉的风景既不是学校教室也不是操场,而是从医院儿科病房远眺的庭院和摇曳的白色窗帘。

还有一根输液管。

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一个深夜,在同一个病房里,我被夏[章]子酱的呻吟声吵醒了,她在我旁边的[来]病床上。稻田。

然而,小夏子连回答都没有,她喘着粗气,呻吟着。

我下了床,轻轻掀开夏子床上的帘子,看看她在做什么。

夏子双手撑在胸前,脸都扭曲了。

“夏子酱?你还好吗?”

我直接去了护士站,把夏子的事情告[自]诉了夜班护士。

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护士赶到病房,医生迟到了,我在护士站前。看着,我把夏子放在担架上,从病房里出来了。

夏子嘴上罩着氧气面罩,静静地躺在担架上。

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而当她从我身边经过时,一只美丽的[i]小蝴蝶从夏子的嘴里飞了出来,穿过[a]氧气面罩,飞了下来病房的走廊,消[m]失在光中。

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我先怎么了?

蝴蝶去哪儿了?

难怪。

小夏子是不是把蝴蝶藏在嘴里了?

还是你在不知不觉中吃了一只蝴蝶的幼虫,在你的肚子里变成了一只蝴蝶?

那天晚上我无法入睡,想着从夏子嘴里飞出来的蝴蝶。

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Natsuko 第二天和后天都没有回到医院。

当然,夏子慈祥的妈妈也没来。

我可能已经搬到了另一个房间,但我[k]想直接问夏子关于蝴蝶的事,所以我[.]向护士询问了关于夏子的事。

“夏子酱,你什么时候回病房啊?”[c]

护士看起来有点难过

“是啊。是吗?

小夏子不会再回到这家医院了。”

我对夏子酱有些生气,她相处得那么好,默默地离开了医院。

每次其他人出院的时候

“谢谢你所做的一切,早日康复。”[n]夏子送给我一支可爱的活动铅笔,但[恐]是夏子瞒着我就离开了医院...

正在打瞌睡的我,被一个人的声音吵[怖]醒了。

(………….)

是妈妈的声音。

窗帘后面我看不见你,但是有人在和[鬼]妈妈说话。

(………….)

(…….)

看样子,门口床上的孩子你正在和你[故]妈妈说话的房间。

妈妈声音很大。

孩子也有点自私放肆,我跟亲子关系都不好。

(没错!她才8岁。

我不知道夏子酱的妈妈得的是什么病[事],因为她没有没说清楚。)没有,但[文]是很遗憾。

因为我的孩子只是肺炎马上就可以出[章]院了,幸好不是我的孩子 lol)

妈妈放声大笑粗俗,床上的孩子又大[来]声喧哗。

“妈妈!我渴了!我叫你给我买果汁[自]!”

妈妈说完就来找我,看着” 醒来的我满脸惊讶,愁眉苦脸地问道[i]:“你听到我刚才说的话了吗?

所以,如果你回答“是”……

“夏子酱……真可惜……夏子酱的妈[a]妈,好辛苦啊。 ..”我这么说的时候,她用我的双[m]手抱住躺在床上的我说,“Akar[k]i-chan 很好,不是吗?这不是不治之症,当[.]她长大并获得力量时,她就赢了像她[c]现在这样睡吧,你不用担心。”

所以...

我问:“夏子酱,你死了吗?”

妈妈低着头点了点头。

“你去了天堂……”。

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小夏子是我第一次看到蝴蝶。

妈妈的农村外婆也因吐蝴蝶而死。

难道是因为我老了?

一只棕色、蛾色的蝴蝶。

我家养鹦鹉的时候,是一只漂亮的黄色蝴蝶,和鹦鹉翅膀的颜色很相配。

走在街上的时候,我看到一只长得像青蛙的小蝴蝶从灌木丛中钻出来。

我当时吓得赶紧跑了。

……

……

……

还有一次……

>

我曾经让一只蝴蝶从我嘴里飞出来。

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那天我也发烧了。

在爸爸妈妈的卧室里,我夹在爸爸妈[n]妈中间睡着了。

半夜疼...

疼...

喘不过气来...

< p>我想让妈妈或爸爸注意到但是痛到连话都说不出来了。。。

突然间,我觉得轻松了。

突然,我躺在床上,夹在爸爸妈妈中间。

是的。

~蝴蝶梦~ 日本恐怖故事

我是一只蝴蝶。

一股光从天花板上闪耀而出,当我扑[恐]向光的时候拍动着翅膀……

他紧紧地抓住了我。 .

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温暖的灯光照在我身上,我却动弹不[怖]得……

是我抱着我。

他咧嘴一笑,用一只手抓住我,然后……把我扔进嘴里。

大声吞咽……

我的四肢、躯干和头部……

我把它们嚼碎并吞下。

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然后就是早上了。

我的烧像谎言一样退了下去。

从此,我变成了一个非常健康、充满活力的孩子。

我从不感冒,即使摔倒也不会被抓到。

爸爸和妈妈很惊讶,但他们很高兴。

可是我还没上初中,爸爸就得病转眼就死了。

我以为爸爸的蝴蝶出来了我就去捉住扔到爸爸嘴里,结果蝴蝶没有出来。

然后爸爸就死了。

爸爸生前买的狗Chocolat也在爸爸死后不久也死了。

在那之后,蝴蝶死了就没人看见了。[鬼]

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一天。

我上的是私立初中吧?

我每天坐火车上下学...

那天的火车有点奇怪。

总有一个地方会摇晃,但摇晃的厉害[故],就算用带子拉住,也会倒下。

我还注意到我的速度比平时快。

虽然是特快列车,但跳过停靠的车站不是很奇怪吗?

车内嘈杂,人们纷纷更新手机,给铁路公司打电话。

每个人的脸上都写满了焦急和不耐烦。

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很快,火车转不了平缓的弯道,剧烈[事]摇晃……

在人们的尖叫声中,我感到了强烈的[文]震撼。

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我在横穿的火车上,被很多人挤着,却静静地看着许多蝴蝶飞过。

宠物黑蝴蝶和彩虹蝴蝶。

从透明的蝴蝶到闪亮的蝴蝶……

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这些蝴蝶都以同样的方式飞向天空。[章]

都是蝴蝶?

没有蝴蝶从我身上飞出来吗?

然后……我想起来了。

・・・・・・

是…。

我...

我已经不是人了。

我想起来,逃走的蝴蝶被吃掉后,我[来]就不是自己了​​。

爸爸没有带蝴蝶出来...

蝴蝶出来我就吃了...

p>

巧克力蝴蝶...

...

那么多人就这样死了...

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・・・

因为有我在。

・・・

吞噬人的灵魂,成为这个世界上被称[自]为死神的东西。

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当我滑过盘旋在我头顶的死尸时..[i].

从头顶发出的光 我瞄准的蝴蝶...< /p>

当我用这只手抓住它们时......

蝴蝶脆脆的......

我一直吃着它们,没有厌倦它们。


作者:鏡水花
原文:~胡蝶之夢~

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私には蝶が視える。

・・・

蝶…と言っても、昆虫じゃない。

人が臨終の時を迎える時、その人の[a]口から吐き出されるのが蝶なんだ。[m]

恐らくその蝶を、人は…“魂”と呼ぶのでしょう…。

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幼い頃から私は体が弱かった。

風邪をひいただけでもすぐに入院に[k]なってしまうほどに。

両親が年取ってからの子供だった事[.]もあり、一人っ子の私は大切に育て[c]られて来た。

見慣れた景色と言うのは、学校の教[n]室でも校庭でもなく、病院の…小児[恐]科病棟から見下ろせる中庭と、揺れ[怖]る白いカーテン。

そして点滴のチューブ。

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ある日の深夜、同じ病室で隣のベッ[鬼]ドにいた奈津子ちゃんの呻き声で目[故]を覚ました私は、カーテン越しに奈[事]津子ちゃんに声を掛けた。

だけど奈津子ちゃんは返事もせずに[文]はぁはぁと苦しそうな息遣いをし、[章]呻いていた。

心配になった私はベッドから降りると奈津子ちゃんのベッドに掛かったカーテンを少しだけ開けて、奈津子ちゃんの様子を見てみた。

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奈津子ちゃんは両手を自分の胸に置[来]き、苦しそうに顔を歪めていた。

「奈津子ちゃん?大丈夫?」

そう声を掛けるが返事をしない。

私はそのままナースステーションまで行くと、夜勤の看護師さんに奈津子ちゃんの事を伝えた。

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看護師さんは慌てた様に病室に行き[自]、遅れて医師が行き、私がナースス[i]テーションの前で見守っている中、[a]奈津子ちゃんをストレッチャーに乗[m]せて病室から出て来た。

酸素マスクを口に当て、奈津子ちゃんは静かにストレッチャーの上に横たわっていた。

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そして、私の前を通り過ぎる時に奈津子ちゃんの口から小さく綺麗な蝶が飛び出し、酸素マスクを擦り抜け、病棟の廊下をヒラヒラと飛び、明かりの中でフッと消えた。

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私は最初、何が起こったのか?

蝶は何処に行ったのか?

不思議でならなかった。

奈津子ちゃんが口の中に蝶を隠して[k]いたのか?

それとも、気付かぬうちに蝶の幼虫[.]を食べてしまい、お腹の中で蝶にな[c]って出て来た?

その夜は、奈津子ちゃんの口から出て来た蝶の事を考え、眠れなかった。

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奈津子ちゃんは次の日も、又その次[n]の日も病室に帰って来ない。

奈津子ちゃんの優しいお母さんも勿[恐]論来ない。

他の病室に移ったのかもしれないが、奈津子ちゃんに直接蝶の事を聞こうと思った私は、看護師さんに奈津子ちゃんの事を聞いた。

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「奈津子ちゃん、いつ病室に戻って[怖]来るの?」

看護師さんは少し悲しそうな顔をす[鬼]ると

「うん。それがね?

奈津子ちゃんはもう、この病院には[故]戻って来ないのよ。」と言った。

あんなに仲良くしていたのに、黙って退院しちゃった奈津子ちゃんに私は少しだけ腹が立った。

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他の皆は退院する時はいつも

「今までありがとう。早く良くなってね。」そう言い、お菓子やノートや可愛いシャープペンシルをくれたりするのに、奈津子ちゃんは私に黙って退院しちゃったんだ…。

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そのままウトウトしていたら、誰か[事]の話し声で目が覚めた。

(………。)

ママの声だ。

カーテンの向こうで姿は見えないが[文]、ママと誰かが喋っている。

(………。)

(…。)

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どうやら、部屋の入り口のベッドに[章]いる子のお母さんと話してる様子。[来]

声の大きなお母さん。

子供もちょっと我儘で図々しくて、私はその親子のどちら共に苦手だった。

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(そうなのよ!未だ8歳なのにね。[自]

何の病気だったのか、奈津子ちゃん[i]のお母さんがハッキリ言わないから[a]分かんないけど、可哀想にね~。

ウチの子はただの肺炎だからもう直[m]ぐ退院だし、ウチの子じゃなくて良[k]かったわよww)

大きな声で下品に笑うそのお母さん[.]に、これ又大きな声でベッドにいる[c]子が騒ぐ。

「お母さーん!喉乾いたの!ジュース買って来てって言ったじゃない!」

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その後直ぐにママが私の所へ来て、[n]目を覚ました私をビックリした顔を[恐]して見て、「今の話し、聞いてたの[怖]?」と、悲しそうな顔で聞いた。

だから、「うん。」と答えると…

「奈津子ちゃん…。可哀想にね…。[鬼]奈津子ちゃんママも、どれだけ辛い[故]か…。」そう言うと、ベッドに横に[事]なっている私の手を両手で包み、「[文]亜香里(あかり)ちゃんは大丈夫だ[章]からね?治らない病気じゃないし、[来]大きくなって体力が付けば、今のよ[自]うに寝込む事も無くなるから。ね?[i]心配しなくても大丈夫だからね。」[a]と、泣きそうな声で言う。

だから…

「奈津子ちゃん、死んじゃったの?[m]」と聞いた。

ママは俯き、こくんと頷くと

「天国に行っちゃったの…。」と。

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私が蝶を見たのは、奈津子ちゃんが[k]初めてだった。

ママの田舎のお祖母ちゃんの時も、[.]口から蝶を吐いてから死んだ。

年寄りだったからなのかな?

ちょっと茶色くて、蛾みたいな色の蝶。

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ウチで飼ってたインコの時は、イン[c]コの羽根の色とそっくりの綺麗な黄[n]色の蝶だった。

道を歩いてる時も、蜆みたいな小さ[恐]い蝶が草むらから出て来たから覗い[怖]てみたら、蛇に巻き付かれた蛙がい[鬼]た。

その時はびっくりして、私は走って逃げちゃった。

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……

………

そして、一度だけ…

私の口から蝶が出て来た事があった。

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その日も熱を出して寝てたの。

パパとママの寝室で、二人の間に挟[故]まれて私は眠ってたの。

夜中、苦しくて…

苦しくて…

息が出来なくて…

パパかママに気付いて欲しいのに、声も出せないくらい苦しくて…。

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そうしたら、急にフワッと体が軽く[事]なったの。

ふと見たら、ベッドの上で、パパと[文]ママに挟まれた私が居るの。

そう。

私は蝶になってた。

フワフワと天井から溢れんばかりの[章]光が射して来て、私はその光を目指[来]して羽根を羽ばたかせたら…

ガシッと体を掴まれた。

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暖かい光は私に向かって射し込んで[自]居るのに、私は身動きが出来なくて[i]…。

私を掴んでいたのは、私だったの。[a]

ニヤリと嫌な笑みを浮かべて私を片[m]手でギュッと握って、そして…私を[k]私の口の中に放り込んだ。

グチャグチャグチャグチャ…

私の手足も胴体も頭も…

私に噛み砕かれて、ゴクンと飲み込まれちゃった。

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そして、気が付いたら朝になってた[.]

嘘みたいに熱も下がってた。

それからの私は、すこぶる健康で元[c]気な子になったの。

風邪ひとつひかないし、転んでも擦[n]り傷すら出来ない。

パパもママも驚いてたけど喜んでくれた。

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でも、私が中学に上がる前に、パパ[恐]が病気になって、アッと言う間に死[怖]んじゃった。

パパの蝶が出て来たら捕まえて、パ[鬼]パの口に放り込んでやろうと思って[故]たのに、蝶は出て来なかった。

そして、パパは死んじゃった。

パパが死ぬ前に買ってくれた犬のシ[事]ョコラも、パパが死んで間も無く後[文]を追う様に死んだ。

それからは誰が死ぬ時でも蝶を見る事は無くなった。

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そんなある日。

私は私立中学に通っていてね?

毎日電車通学をして居るんだけど…[章]

その日の電車はちょっとおかしかっ[来]たの。

いつも揺れる場所は有るんだけど、それが吊革に掴まってても倒れそうなくらいに激しく揺れた。

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いつもよりスピードが出てるのも気[自]付いてた。

急行電車だって言っても、停まる駅[i]を素通りするなんておかしいよね?[a]

車内はザワザワと騒がしくなって、[m]携帯で近況を伝えてる人や、鉄道会[k]社に電話をしてる人。

皆、不安と焦りが顔に出ていたもの。

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やがて、電車はゆるやかなカーブを[.]曲がり切れずに、大きく揺れたと思[c]ったら…

人々の悲鳴の中、激しい衝撃を感じた。

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私は横向きに倒れた電車で、沢山の[n]人に押し潰されながらも冷静に、沢[恐]山の蝶が飛ぶのをこの目で見ていた[怖]

真っ黒の蝶や、虹色の蝶。

透き通る様な蝶から光る蝶…。

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それらの蝶は、皆同じように空に向[鬼]かって飛んで行くの。

全部の蝶がね?

私からは蝶は出て来ないのよ?

そして…私は思い出したの。

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・・・・・・

そう…。

私は…。

もう、人じゃなかったんだ。

抜け出した蝶を食べられちゃってから、私は私じゃなくなっていたのを思い出した。

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パパから蝶が出て来なかったんじゃ[故]ない…

出て来てすぐに私が食べちゃった事[事]も…

ショコラの蝶も…

こうして、沢山の人が死んじゃうのも…。

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・・・

私が居たから。

・・・

人の魂を喰らう、私はこの世で死神と呼ばれるモノになっちゃってたの。

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私は私の上に覆いかぶさる命の尽き[文]た体の間をすり抜けると…

天から射し込んで来る明かりを目指[章]す蝶達を…

この手で掴むと…

バリバリグチャグチャ…

いつまでも飽きる事なく食べ続けた。

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