“精神骚扰”

iamk 日本恐怖故事 2023-10-01 08:30:01 438 0

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我现在正看着眼前的大海。

现在我已经失去了一切......

我唯一的出路就是死去化作海中的藻类，化作一颗星辰在浩瀚的宇宙中遨游。就像一个无机无人探测器。

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无人飞船忠实可靠地按照母舰的指令[文]完成了流程。

这是可能的，因为它是一台机器。

由于他们没有明确的意志或意识，他们通过遵循别人创建的程序和算法来完成自己的职责。

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人和机器有什么区别？

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现在是我，现在，在我旁边，一个无[章]人驾驶的太空探测器正在向很远很远[来]的地球发送关于这个未知星球的数据[自]。

我们所说的人类和我们所说的机器之[i]间的区别。

我在寻找真相。

永远漂泊在海洋和浩瀚的宇宙中。

求。

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“真的吗？”

我盯着N前辈的脸。

“是的，我没有说谎，我有能力看到[a]从太阳系到银河系的尽头。”

“好吧，从美国开始就意味着我们不需要在世界各国日夜工作多年的无人太空探测器。”

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N前辈说

“那是愚蠢的。我们的使命是寻找和研究‘看得见的东西’和‘可以拿在手里的东西’。这就是为什么他们是人类未来不可或缺的工具。p>nextpage

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“咦，是吗？那你的千里眼有什么用[m]？”

N学长清了清嗓子

“我的工作是收回宇宙一切法则，主[k]宰宇宙的众神之力，如天罗地网，将[.]爱的力量和爱的力量传播给全世界的[c]人们。”我们肩负着分享崇高的使命[n]通向幸福的计划。换句话说，用语言[恐]和灵性来教导和引导人类关于看不见[怖]和摸不着的东西。它就在那里。”

他在抬起鼻子的边缘时哼了一声鼻子[鬼]他的眼镜。

「……」

我以为你有点奇怪，没想到你会说这样的话。。

据说深海鱼“安康鱼”是N学姐的最爱。当然，我并没有真正看到它在我的手中，也没有把它当宠物养在我的水族箱里，但似乎“琵琶鱼”直接从海底说出了一句神奇的谚语。

在20年一遇的满月那天，N学姐辞[故]去了工作，说要成为【心理咨询师】[事]。

“嗯，说真的。”

稳定的一流公司。我结婚后也可以工[文]作。我认为退出是一种浪费。

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一年后，我震惊了。

听同事H先生传闻，N前辈是非常活[章]跃的人气精神YouTuber，拥[来]有超过10万用户。

H先生苦笑道：“嗯，喜欢这种东西[自]的人可能会上瘾。”

是

“要是看完了，好像真的会很烂，我[i]看到一半就不看了。”

我马上去了那个有问题的YouTu[a]be视频网站。我试图访问它。

伴随着欢快的旋律，播放着可爱的“[m]神仙鱼”在塞纳河中翩翩起舞的动画[k]。我可以实现它。你可以成为你想成[.]为的人♡♡♡。

当动画结束大约20秒时，化着深色[c]妆容和亚洲风格服装的N学姐说道，[n]

>大家早上好，大家好，晚上好，今天夏目，又名足球鱼，会从遥远的太空给大家发来消息，好快啊，已经11月中旬了，好久不见了。

你们还好吗？

是啊是啊是啊我什么都没做呢年底了。

< p>嗯，在那边感叹的你们。没关系。在宇宙中，没有严格的框架或规则，没有什么月份和日期。没错。宇宙是无穷无尽的，每一天都是星期天，每一天都是圣诞节，

是啊是啊是啊，每天都过得很充实，[恐]怎么都在为自己不喜欢的事情发愁呢[怖]还是不想做？人生苦短，一年只有3[鬼]65天，一天有24小时，大部分时[故]间都用在了不想做的事情上，不知不[事]觉它，你已经当爷爷奶奶了。嗯，夏[文]目，又名足球鱼，不喜欢那种东西。[章]

那么，今天，我要送你一个合适的

有点艰难和痛苦。我收到你的询问，[来]所以我会立即阅读你的信。

Uruwashi no Shirayuri-san。被人[自]欺负了，每天上班都辛苦我要做看起[i]来像的欺凌行为。即便如此，耐心和[a]坚持是否更好？

“嗯，美丽的白百合同学，谢谢你每天的辛勤工作，你是这样的老板吗？”

根据宇宙的消息，很多欺负骚扰他们的人其实都是懦夫和胆小鬼，我是这个世界的弱者。因为善良慷慨的人永远不会欺负你。”

“美丽的白百合桑。让我们传递一个[m]信息。”

“让我们以恶意报答那些欺负和强权[k]骚扰我们的人。我们将以恶意报复恶[.]意。 . 就这样了

哎呀，别误会，叫我用同样的方式欺[c]负和打女boss，别误会。是的，[n]如果您有恶意或权力骚扰，请立即打[恐]开智能手机上的录音开关。并随身携[怖]带到“都道府县市的工作场所骚扰”[鬼]请联系咨询办公室或同等组织。

人权组织也不错。同时，将欺凌或骚[故]扰现场的类似文件和录音发送给公司[事]或组织的最高层人员作为证据。总之[文]，我们已经把类似的文件发到职场反[章]霸凌咨询室和事业单位咨询室。请根[来]据贵公司的合规情况作出回应，包括[自]贵公司对此事的诚意回应以及今后的[i]措施。我们附上了一个写好回邮地址[a]的信封供您回复。请提供文件。我不[m]知道它是否还好。

对对对。图片？厌倦了这样做？什么[k]？这是哈哈哈哈。这是真的。好吧，[.]让我们把这个作为最后的手段。

哇，那个女老板。也许其他女孩也讨[c]厌我。然后越来越多地增加你的盟友[n]。带着灿烂的笑容，打个招呼看看。[恐]如果你说些讽刺的话，我们就“鹦鹉[怖]学舌”吧。 “你为什么这么认为？” “这是讽刺吗？”继续激怒你的对手[鬼]。

当然是女老板。你可能会受到越来越[故]多的骚扰。

但现在你有很多盟友。

我有很多朋友在紧急情况下会保护我[事]。

如果还是想不通，对对对，用不得已[文]。

好吧，我自己做不到。

那样的话，你就应该找一个擅长写这[章]样的句子，并且热衷于社会活动的人[来]。

义愤填膺的自称【正义盟友】将接替[自]你。

好的。

你已经赢得了全世界。

别担心。

今天的信息就到这里。

Uruwashi Shirayuri-san，我支[i]持你。

如果来自宇宙的讯息触动了你的心，[a]请订阅频道。

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我用箭头和盾牌给N学姐的手机打了[m]电话做了。

令人惊讶的是，我马上就明白了。

“哦，好久不见，呵呵，我还以为是时候接到电话了，我刚拿到智能手机，就接到了电话，呵呵。”

“我在You Tube上看到了今天的视频，那个故事触动了我的心。你还给了我一个具体的解决方案，谢谢。”

“嗯。你在看。谢谢“你。对了。U先生，你被欺负了。对O主任，不知道你还扎不扎。”

我很惊讶。

虽然部门不同，负责人不同，工作内[k]容不同，但N学姐都明白。

“有点但这有帮助吗？您想听到越来[.]越多的消息吗？太奇妙了。没错，因[c]为我也做个人评价。我在摘要栏中放[n]了一个链接，所以你可以从那里申请[恐]。但是截止日期是明天。申请的人太[怖]多了。它很快就装满了。

咦？昂贵的。我想知道。啊啊，没关系，如果你现在付不起，你可以分期付款或者用信用卡。好的。因为每个人都这样做。

总有一天，你也会像我一样成为宇宙信息的使者。因此，虽然您可能会在辞掉工作后立即为钱苦苦挣扎，但这是一项必要的投资，您会得到回报。这是一种考验。

来自宇宙的一条信息都没有丢失。放[鬼]心吧，把一切交给我也没关系。你不[故]是生活在底层的人。高维，是的，我[事]是为数不多的生活在世界之巅的人之[文]一。明白了。

我说。

“你怎么能读懂我的想法？我想成为什么样的人？”

“哦不，我已经说了很久了久而久之[章]，我的千里眼比海底更准确，比开太[来]空的无人探测器还要准，就像照亮深[自]海的“神仙鱼”之光。这很模糊，但[i]它有效。可惜，我的通灵能力是无形[a]的，无法向常人证明。科学无法证明[m]。明白了。

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老乡钓鱼边聊天边热身在篝火旁。

一名男子的尸体被发现，几天前曾有人为其提出搜查请求。

显然，他是从码头上跳下来的。一大[k]早，几辆警车就停在了平时鲜为人知[.]的地点附近，太哥和小伙伴们一时不[c]知所措。

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“又是怪物多了。”

红脸汉子将烤好的鱿鱼干递给大胡子[n]汉子。

“听说他被围网困住了，这次是个小[恐]伙子。”

搞什么鬼。一边抱怨，一边芝麻盐光[怖]头的家伙给啤酒加油。

“最近挺多的，因为债务问题自杀的人。”他站着的时候好像已经尸僵了。法律。嗯。他们每个人的情绪都变得显而易见。

护摩盐宅的门庭从口袋里掏出一本A5尺寸的小册子。

“精神骚扰”

“刚才，在早市上，我从一位年轻女士那里得到了这个。Suppi，它不是扬声器，它是扬声器。”

这是什么？

其他。

该死的。

红脸男子说道。

“我想知道有多少人读了这东西并做对了。”

“嘿，你的鱿鱼干很硬，我不能吃烤[鬼]好了给我拿来。”

“就这样吧。把它放在嘴里一会儿，[故]等它变得糊状和柔软。即使你一开始[事]觉得它很硬。时间会证明一切。”随[文]着时间的推移，你会能吃，别着急。[章]”

大胡子撇撇嘴。

“不可急于死，不可急于生。”

“活神不如神”

“我怕山神。

哎呀。这是正确的。

众人点头。

红脸男子说道。

“给我看你给我的书。”

“啊。”

芝麻盐头门N系统吐了吐舌头。

“什么？你还贪心呢。”

“嗯，仔细听，这个世界是靠底支撑[来]的，即使是三角形，也有最大最长的[自]底。这个世界。”大部分都是靠底支[i]撑的底部。”

“我明白了。”

“没有。”

“你，真傻。底部的意思应该不一样[a]吧，所以才对不管时间过去多久，你[m]永远是垫底的。”

哈哈哈哈哈哈妈妈。

醉意已经散去，鱿鱼干似乎也变软了。

从清晨开始喝。不，不。

男人们的脸都被从东方升起的太阳染红了。

作者：あんみつ姫
原文：「スピリチュアルハラスメント」

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俺は、今、目の前の海を眺めている[k]。

もう、何もかも失った…。

俺に残されている道は、死んで海の藻屑となり、この大宇宙を星のカケラとなって彷徨う事だ。無機質な無人探査機のように。

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無人探査機は、母船からの指示通り[.]に、忠実に確実にその工程を全うす[c]る。

機械だから出来ることだ。

明確な意志や意識は持っていないが故に、誰かが組んだプログラムやアルゴリズムに従うことで、その任を終える。

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人間と機械の違いはなんだ。

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今の俺と、今、俺の隣で、はるか彼方にある地球に　この未知の惑星に関するデータを送信している無人宇宙探査機との違いは。

ヒトと呼ばれる人間と、機械と呼ば[n]れるモノとの違い。

俺は、真実を求めて。

永遠に　この大海原と遠大な宇宙の双方を漂[恐]いながら。

探し求めるのだ。

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「ホントですか？」

俺は、N先輩の顔をまじまじと見つ[怖]めた。

「えぇ、嘘じゃないわ。私には、太[鬼]陽系から銀河系の果てまで　霊視出来る力があるの。」

「じゃぁ、アメリカを始めとする世界各国で、長年に渡り日夜開発に勤（いそ）しんでいる宇宙無人探査機は、必要ないってことですよね。」

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N先輩は、

「馬鹿ねぇ。あれはあれで、必要なのよ。あれは、実際に現存してあるものを採掘したり、採取したり、映像に撮ってくるという『目に見えるもの』『手に取れるもの』を探し出し、研究するという使命があるのよ。だから、人類の未来にとって、欠かせない道具なのよ。」

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「はぁ、そうなんですか。じゃぁ、[故]先輩の霊視能力は、どんなふうに役[事]に立つのですか？」

N先輩は、コホンと小さく咳払いを[文]すると、

「私の仕事は、宇宙の全ての法則、[章]宇宙を司る神々の力を地引網のよう[来]に根こそぎ引き揚げ、世界中の人達[自]に、その遠大な愛の力と、幸せへと[i]導く崇高なご計画を分け与える使命[a]があるの。つまり、『目に見えない[m]もの』『手に取って触れることの出[k]来ないもの』を言魂と霊性をもって[.]、人類を教え導くことにあるの。」[c]

メガネの縁をクイクイと持ち上げて、鼻をクンクンと鳴らした。

「……」

少し変わった人だとは思っていたが[n]、まさか、こんな事を言い出すとは[恐]想定外だった。

そんなN先輩がこよなく愛してやまないのは、あの深海魚「チョウチンアンコウ」なのだという。もちろん、実際に手にとって見たわけでも、自宅の水槽にペットとして飼っているわけでもないが、「チョウチンアンコウ」が深い海の底から、直接霊験あらたかな箴言を語りかけてくるらしいのだ。

N先輩は、20年に一度しか見られ[怖]ない満月の日に、［スピリチュアル[鬼]カウンセラー］になると言って職場[故]を退職してしまった。

「ま、ま、まじっすか。」

安定した一流企業。結婚してからだって働けるのに。辞めるなんて勿体ないと思ったのだが。

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あれから1年経ち、俺は、愕然とし[事]た。

職場の同僚のHさんから、N先輩が、ユーザー10万人を超えるスピリチュアル系人気YouTuberとして大活躍しているという噂を聞いたのである。

Hさんは、「なんていうか。まぁ、[文]ああいうの好きな人はハマるかもし[章]れないね。」

と苦笑していた。

「最後まで視聴したら、相当、やば[来]いことになりそうだから。途中で見[自]るの止めたんだわ。」

とも話していた。

俺は、早速、件のYou Tube動画サイトにアクセスして[i]みた。

軽快なメロディとともに、かわいい「チョウチンアンコウ」が地引網の中で踊っているアニメが流れ、

「あなたの願い根こそぎ叶えます。♡♡♡なりたい自分になれますよ。」との文字が、チョウチンアンコウのキャラクターとともに、ピチピチと飛び跳ねていた。

20秒ほどでアニメが終わると、や[a]や濃い目の化粧と、アジアンテイス[m]トの衣装を身にまとったN先輩が、[k]

「みなさーん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。今日も、football fishこと　なつめから、はるか宇宙の彼方からのメッセージをお届けしますね。はっやいですねぇ。もう、11月も半ばを過ぎましたね。

皆さんは、いかがお過ごしですかぁ[.]。

うんうん、そっかー。まだ、なんに[c]もやれていないのに、もう１年が終[n]わってしまうよー。

なーんて、嘆いている　そこのあなた。大丈夫ですよ。宇宙には、何月何日という堅苦しい枠や決まりはないんですよ。そう！宇宙は果てしなく広い、宇宙は、毎日が日曜日。毎日がクリスマス、毎日がお正月なんですねぇ。

はいはいはい。そうなんです。毎日が楽しいことでいっぱいなのに、どうして、みんな嫌なことややりたくないことにアタフタしているんですかぁ。人生は、短いですよ。一年は、３６５日しかありません。そして一日は２４時間です。その大半を、厭なことややりたくないことに費やしてしまい、気がついたら、おじいちゃんおばあちゃんになっていたんなんて、

アーアーアー

嫌ですねぇ。football fishことなつめは、そんなの嫌[恐]です。

では、では、今日は、そんなあなた[怖]にふさわしいメッセージを贈ります[鬼]ね。

ちょっとキツくて辛いご相談がありましたので、早速、お便り読ませていただきますね。

うるわしの白百合さんから。何々、『私は今職場の女性上司にパワハラや虐めを受けています。毎日、仕事に行くのが辛くてたまりません。受け流したらいいじゃないと同僚たちはいいますが、明らかに悪意と思われる虐めをしてきます。その場合も、我慢して忍耐したほうがいいのでしょうか。』

「うーん、うるわしの白百合さん。[故]毎日のお仕事お疲れさまです。そう[事]ですか。こんな上司、しかも同性な[文]んですね。いやー、許せませんよね[章]。

宇宙からのメッセージによると、虐めやパワハラをしてくる人間って、本当は、臆病者で小心者が多いんですね。とても器が小さくて、自分に自信がない。ただの弱虫なんですよ。だって、優しくて器の大きい人間は、決して虐めたりはしませんもの。」

「うるわしの白百合さん。あなたに[来]ふさわしい宇宙からのメッセージを[自]お届けしましょう。

『悪意をもって虐めやパワハラをしてくる人間に対し、悪意を持って報いましょう。悪意には悪意を持って報いる。そのことに罪悪感を抱く必要は一切ありませーん。』

おっと。誤解しないでねぇ。その女性上司と同じように虐めたり喧嘩をしろと言っているのではないのですよ。勘違いしないでね。そう、意地悪やパワハラをしてきたら、すぐにスマホの録音スイッチを入れましょう。そして、それを持って、「都道府県市町村にある職場のハラスメント相談室もしくはそれに相当する機関」に訴えましょう。

人権団体でもいいね。同時に、会社もしくは組織の一番偉い人あてに、それと同様の文書とその録音した虐めやハラスメントの現場の状況を証拠として送りつけましょう。一言、これと同様の書類は、既に、職場のいじめ対策相談室及び公的機関の相談室に送付しています。本件に対する御社の誠実な対応、今後の対策を含め、御社のコンプライアンスに基づく回答をお願い申し上げます。尚、回答については、返信用封筒を同封いたしました。文書でお願いいたします。でいいんじゃないかなぁ。」

うんうん。え？こんなことするの面倒？って。これ、あはははは。そうだよね。まぁ、これは、最終手段として取っておきましょうか。

その女性上司ってさぁ。多分、他の女子たちからも嫌われているんじゃないの。だったら、あなたの味方をどんどん増やそうよ。そして、とびっきりの笑顔で、挨拶してご覧。嫌味言ってきたら、そのまま「オウム返し」してみようねぇ。「どうしてそう思うんですか。」「それって、嫌味ですか。」なんて逆に質問するのもいいねえ。相手をどんどんイライラさせてやれ。

そのうち、その女性上司。ますます[i]ハラスメントしてくるかもしれない[a]。

でも、もう、あなたには、たくさん[m]の味方がいます。

いざとなったら、守ってくれる仲間がたくさんいます。

それでも、埒が明かなかったら、は[k]いはいはいはい、さっきの最終手段[.]を使いましょう。

え、自分には無理って。

だったら、そういう文章を書くのが得意な人、社会活動に萌えている人を探せばいいよ。

義憤に燃える、自称【正義の味方た[c]ち】が、あなたの代わりに成敗して[n]くれますよ。

大丈夫。

あなたは、既に世に勝っているので[恐]すから。

安心して。

以上が、今日のメッセージでーす。[怖]

うるわしの白百合さん、応援してい[鬼]ますよー。

もし、宇宙からのメッセージが心に響いたら、是非、チャンネル登録してくださいね。」

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俺は、矢も盾もたまらずN先輩の携[故]帯に電話をした。

意外にも、すぐに通じた。

「あら、お久しぶり。えぇ、そろそろかかってくる頃かなと思ってたぁ。たった今、スマホを手にしたら、かかってきちゃった。えへへ。」

「今日の動画　You Tube見ました。あのお話、心に[事]届きました。具体的な解決法も教え[文]てくれて。ありがとうございます。[章]」

「へえ。見てくれてたんだ。ありがとうね。そうだねぇ。U君　虐められていたもんね。O部長に。もしや、相変わらず、チクチクされているのかな。」

俺は驚いた。

部署も担当も仕事内容も違うのに、[来]N先輩は、分かっていてくれたんだ[自]。

「少しでも参考になった？もっともっといろんなメッセージ聞いてみたくない？凄いわよ。そうそう、個別鑑定もしているから。概要欄にリンク張っておいたから、そこから、申し込むといいよ。でも、締切が明日までなんだよね。申し込みする人が多すぎて。すぐに満員になってしまうのよ。

え？高いって。そうかなぁ。あ、あ　大丈夫だから、今すぐに、払えないんだったら、分割でもいいし、クレジットカード使ってもいいよ。大丈夫よ。みんなそうしているから。

そして、いずれはあなたも、わたしのように、宇宙からのメッセージを伝える人になるの。だから、仕事を辞めた直後は、お金で苦労するかもしれないけれど、それは、いずれあなたに帰ってくる、あなたに必要な投資なの。試練なの。

宇宙からのメッセージは、一つたりとも、欠けることがないの。安心して、全てを私に捧げてオッケーよ。あなたは、底辺を生きる人間じゃないの。高次元、そう、世の中の頂点を生きる数少ない人間のひとりなのよ。わかった。」

俺は、言った。

「どうして、俺の心が読めるんですか。俺が、なりたい自分になりたいと願っていることを。」

「あらいやだわ。前から言ってるじゃない。私の霊視は、海底や、宇宙開に利用される無人探査機よりも正確なの。深海を明かりで照らす「チョウチンアンコウ」の光のようにね。おぼろげだけど、ちゃんと機能しているのよ。残念なことに、私の霊力は、目に見えないし、一般人には、証明できないだけの話よ。科学じゃ証明できないの。わかった。」

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釣り仲間たちが、焚き火で暖を取り[i]ながら雑談している。

数日前から捜索願が出されていた男[a]と思しき遺体が、あがったとのこと[m]。

どうやら、岸壁からドボンしたらしい。いつもの穴場付近には、早朝から警察車両が数台横付し、太公望たちは、お手上げ状態なのである。

「また、どざえもんががあがったっ[k]て。」

赤ら顔の男が、髭面の男に炙ったス[.]ルメを渡す。

「地引網に引っかかてたんだとよ。[c]今度は、若い男だそうだ。」

かてぇじゃねぇか。と文句を言いな[n]がら、ゴマ塩坊主頭のガテン系がビ[恐]ールを煽る。

「最近多いな。借金苦で自殺するやつ。」

「それがなぁ。全員、笑っているよ[怖]うに、口元があがったまま死後硬直[鬼]しているらしい。」

はぁ。ほう。へぇ。それぞれが抱く[故]感情が顕になる。