「残歌之谜」(不存在的记忆vol.4)第2弹

iamk 日本恐怖故事 2024-01-09 00:00:02 361 0

1: Yuka听了Miona的故事后张大了嘴

“Marui-san的房子在当地[文]很有名。”

你总是看到鬼,你可以听到储藏室里[章]婴儿的哭声”

“我去的时候,房子空无一人,是不[来]是像花园里的神社?我看到

“美酱。”

美欧娜是天生的

不过,雄二开始接受美欧娜的样子

< p>“这次我不会了这是某人的坏习惯......因为我们感觉不到,所以我们会毫不犹豫地踏入危险的地方。但这是一个已经被毁坏的空置房屋的承诺发展……那个。 Yuji,搜索'

“是”

Talpa这么一说,Yuji就拿[自]出手机开始搜索

“打。我明白了,Yuka说的,好[i]像在当地很有名。走在走廊上,可以[a]听到身后有脚步声,也可以听到有什[m]么东西在天花板上奔跑的声音。对了[k],为什么叫“丸井先生的房子”呢?[.]好像没有名牌。就像大哥说的,保证[c]有空位。就在花园里。”

“如果花园里有稻荷神社,你在这里[n]也可以看到。这是一个不同的国家。[恐]还有一种纹路可以封印对家族不满的[怖]怨灵,所以不一定是好事。』

“光说不好判断,我觉得看一眼就知[鬼]道了该模型。 Yuka,那个地方近吗?

“离这儿有五个站,还算近。”

“好吧,你让我做的事情,我去收拾[故]一下。”

时间正好,是20:00左右

2:我得以推测在美奥娜发生的神秘现象的起因是“丸井先生家”的神社。

< p>Talpa 说带 Miona 去那里很危险

Yuuka 如果是向导的话也可以做

问题是 Yuji 会怎么演

/p>

In塔尔帕的观点,如果勇次的能力

米欧娜在家里也发生了奇怪的现象

米欧娜的安全有雄二在身边保证

>

于是,四个人去了最近的车站,并且Talpa 和 Yuuka 前往现场

Yuji 和 Miona 在最近的车站附近等待

Yuji 的能力是便携的。他救出北野叶月时[事]已经证明,如果像这样的无线电波被[文]

3:车站附近的停车场有一张长椅,[章]Yuji 和 Miona 并排坐着

由香给我买的。两个人一边用热饮暖[来]手,一边聊了一会儿偶像。

然后,米欧娜想起了什么,张开了嘴[自]

Miona从口袋里掏出的是一个狐[i]狸形状的人偶

“这是什么?”

“几年前我和朋友去东京玩的时候过[a]年了。是因为有咔嗒声才出来的。它[m]叫丸木经。最近有点害怕。怎么了?[k]

雄二接过来看着

< p>顾名思义,就是一只圆圆的狐狸,熟悉的PVC材质

头部,额头上的火冠,身上画着一簇[.]孤挺花

玉极很惊讶

我感到一种巨大的力量

但我并没有感到难过

“不,这不是一件坏事。相反,它和我想要。不过如果小美有的话就更好了。”

说着,他把丸经还给了美爱奈

聊了很久之后,两人把酒都喝光了。[c]

p>

是时候起床去买一杯新的饮料了。

tulpas 离开了。雄二感觉到有什么东西从他[n]的方向传来

雄二感觉到了力量

然后,居住在加麦兰球中的水精灵美月出现了。他说

(雄二,两个坏消息)

“美月。如果你这么说,你有坏消息和好消息,对吗?”

(没办法,因为只有坏消息)

“让我们听听”

(第一,第一个。Yes.Yu蛆虫[恐]的剑是断不了的。)

“真的吗?

(还有第二个,和我的契合度最差,[怖]我是水属性。)他是树属性)

“那意思是‘效果不够好’?”

米欧娜张了张嘴

(那就算我攻击,我认为这会增强对[鬼]手。)

“嗯?小美,你能听到美月的声音吗[故]?”

“是啊。

“为什么见鬼?”

(是暂时的吧?如果我出现,效果会[事]加倍。我觉得那个女孩非常漂亮,所[文]以我受到了强烈的影响。)我的名字[章]是Miona 。 ,我对此无能为力。自从我的前女友[来]还清我的账单以来已经有一段时间了[自]。”

“你付清了吗?”

(你和米奥娜.Yuuji没有前女[i]友。我从来没有交过女朋友。)

成为Yuji的附庸的Mitsuk[a]i可以和他分享回忆

“不要担心。从这个故事开始我就很紧张。如果我不轻声说话,我会精神疲惫。然后美月。我会把我尴尬的过去告诉美酱。

然后,一道黑影出现在了雄二等人的面前

“喂喂喂,等一下,等一下,被砍成[m]两半,还有这个实力,这不是犯规吗[k]? " -就是这样了。

(雄二。有件事我想试试。你不需要封印,所以试着用自己被火焰包裹的形象来吟唱不动明王。)

“像这样。”

雄二一边念咒一边抱怨

“好厉害。火苗出来了”

(果然啊,雄二,你气是排斥精灵的[.]类型。如果你在上面放上一点不动明[c]王的祝福,它只是一种解脱,但你可[n]以阻止对方的攻击)

其实怨灵是不会攻击的< /p> >

“这是火如果放在剑上,就可以攻击了吧?

(我觉得是可以的,不过还是不要做[恐]比较好,攻击力低,只是刺激而已。[怖]

米欧娜吓得浑身发抖

< p>直到现在,她都看不到,也感觉不到

这样的东西靠近她,除了害怕,什么[鬼]都没有。

退却。

然后我刚才给雄二看的丸经从我口袋[故]里掉了出来

(雄二,就是这样。拿着美奈子掉下来的东西小心点)

“你为什么不在这种时候施法呢?”

雄二一边说着,一边将注意力集中在丸经身上,一只白身六眼的美丽狐狸出现了

“这是什么?”

说着,瑞希低着头说道

p>

(看起来像一只六尾的白狐,求助us.)

White fox answers

(扬起脸你是水精灵吧?我要你击退那个怨灵。)

< p>(我会报答人偶对我的恩情,听听那个愿望吧,也不要再用敬语了。)

白狐长高了,站在雄二的面前。< /p>

(人类的孩子,你很善良,我会为你工作的。)

白狐用爪子攻击怨灵

怨灵退缩了从白狐的打击下逃走了。[事]

(白狐先生,你不能放过他)

(抱歉,水岭先生,醒来后,除非那[文]个人在附近,否则我不能出来)

我没办法。(但它进的很深,所以我[章]认为它造成了很大的伤害。)

尽管它还没有完全恢复实力,白狐还[来]是一只六尾妖狐

力道一定很大

雄二头晕目眩

他在板凳上坐下

米欧娜贴心地端上冷罐装咖啡,递给[自]雄二。

虽然温度很冷,但对能力使用过度的雄二来说,却是万幸。

“咦?我看不到水木同学和白子同学。”

雄二暂时的干扰没有了。

4:``塔尔帕他们为首为了丸井同[i]学的家

因为雄二他们没有眼睛,所以他们手[a]拉着手走着

p>

由香催促,塔尔帕跟在后面。

“刚才怎么不牵手?”

“由香。对你的兄弟要小心一点。雄二单身。”

“不过你和米欧娜相处的很好。”

“呵呵呵呵。我跟了过去

走了一段路,就到了在丸井先生的家[m]

塔尔帕他们在花园里寻找神社

它太大了。我很容易找到它,而不是在花园里。

p>

神社的门坏了,看得见年久失修的痕迹。

神社前的两棵树。

“Yuka, Light”

“我只有一​​部手机”

“没关系”

>

告诉Yuka在哪里发光,看看

“我懂了。

“下轮有什么问题吗?”。有时它是[k]向后系的,但大多数时候,它是用来[.]把它锁在那里的。我把我不想让他们[c]出来的东西放在这里。

守卫使用的引导灯

“你真的需要这个吗?”

拿着引导灯按下开关

“斩皇”

“灯太棒了”

“嗯,我刚换了块新电池。”转动T[n]alpa

那个导光灯在黑夜里发出红光画出一[恐]个美丽的圆圈,仿佛塔尔帕的手和引[怖]导灯相连,看起来像在跳舞

Yuji如果你看到它,你会说它像[鬼]一个著名的sci - 电影。很吸引眼球

Talpa对勇二隐瞒的能力

单手挥舞的剑也很适合

单手剑也是这样

当你得到模仿它们的东西时,你的灵[故]感就会被唤醒。

导光灯也不例外,即使雕像失控,塔[事]尔帕也能看到它.

这就是我能够支持雄二的原因。这就[文]是为什么

“Betsutenjin, Ichi no Tachi”

塔尔帕挥动的引导光摧毁了神社,就像它一样

>

“啊,断了”

然后,塔尔帕他们的身后出现了一个[章]

刚才,雄二他们正在被白狐攻击受伤[来]的复仇之魂

对自己家园的毁灭感到愤怒

那一刻

夏琳

塔尔帕的银河图案 加麦兰球响了

从塔尔帕手中的加麦兰球看,上半身[自]是胎儿

下半身是从加麦兰球伸出来的,看起来像希鲁 /p >

这是塔尔帕收集恩怨后制作的手镯。

以加奈子送给他的青金石手镯命名为“青金石”。

p>

Gochisou,Oishisou。 Itadakimasu”

Talpa 被突然出现的水子飞子吓了一跳

“喂,Lapis,不要自己出去。[i]

无视 Talpa 的话美津子绘子吞噬所有怨灵

“御千曾大人”

说着,美津子绘子回到了塔尔帕的加[a]麦兰舞会

“危险。我很高兴裕二不在场。

由香一愣,不知道发生了什么

“由香。问题解决了。我会加入兄弟[m]们。』

之后,塔尔帕等人加入,并向雄二等[k]人说明,如果神社被毁,怨灵就会消[.]失。

然后,他说他和家人住在一起。米欧娜不知什么原因回了家。 /p>

“嗯。

“没有,真不耐烦。简直不敢相信自[c]己曾经被神之剑砍过一次,而且水树[n]无法与我交流,所以我无能为力。 "

除夕夜,狐狸列队到祠堂求爵

因身着正装,手执火把,故称“除夕[恐]狐火”。

在这片曾经满是田野的地区,狐火的[怖]数量预示着来年的收成

然而,在狐狸聚集的金针城遗址附近[鬼]。虚弱的白狐被她吸引了,因为她长[故]得漂亮,身上有火焰印记的东西。”[事]

『罕见案例』

“嗯,看来怨灵也跟着来了她美丽的能量。白天,白狐的力量很强,她回到了神社。

“白狐怎么了?”我正在做初马祭。也许这就是为什么白狐似乎在我里面很舒服。”

“没有。其实水木是这么说的,不过[文]看来我的能量对他们来说很有效率,[章]而且如果是两个位置的话,也不会影[来]响到他们的生活,所以水木才强。”[自] 原因”

“雄二毕竟有”

“我倒是没感觉,美月活在加麦兰球里,就算放到我身体里,也是

``我很高兴我能够毫无问题地解决它。''

``是的。直到现在我都很幸运。我无法解决它没有 Talpa。

当 Talpa 制作 Ebisu 时,有一把可以单手使用的刀,它给[i]了我灵感。觉醒的事实

我非常高兴 Yuji 感谢我为了这些事在裕二不知情的情况下


作者:蘭ユウジ
原文:『残化(ざんげ)の怪』(存在しない記憶vol.4)後編

1:ミオナの話を聞いたユウカの口が開いた

「『まるいさんの家』は地元じゃ有[a]名だよー。

必ず幽霊見るとか、台所の床下収納[m]から赤ちゃんの鳴き声が聞こえると[k]か、仏壇の前でお婆ちゃんがお経読[.]んでるとか」

「私が行った時、家の中は何も無か[c]ったんだ。でも、庭にある神社みた[n]いなの?そこに黒い影みたいなの見[恐]た」

「ミーちゃん。それを言うなら祠([怖]ほこら)な」

この時ユウジは確信した

ミオナは天然入っている

しかし、ミオナの容姿ならそれを許[鬼]容していまう気持ちがユウジに芽生[故]えた

『今度は持たない者の悪癖だね…。[事]自分達が感じないから危険な場所に[文]平気で足を踏み入れる。でも、廃墟[章]になった空き家のお約束展開だなぁ[来]…それ。ユウジ、検索』

「はいよー」

タルパに言われ、ユウジは自分のス[自]マートフォンを取り出し、検索を始[i]めた

「ヒットした。なるほどー、ユウカ[a]さんが言う様に地元じゃ有名みたい[m]だね。廊下歩いてると後ろから足音[k]が聞こえる、天井を何かが走る音が[.]聞こえる。ちなみになんで『まるい[c]さんの家』って言われてるかは不明[n]らしい。表札があったとかは無いみ[恐]たいだね。ブラザーの言う様に空き[怖]家スポットのお約束だわ。でもさ、[鬼]祠に関する話しは一切無いなぁ」

「えー。庭にあったよ」

「庭に稲荷の祠なら、こっちでも見[故]かけるよねー。その類かぁ?」

『日本は怨霊を神として祀って祟り[事]を防ぐ様な国だからね。家系を怨む[文]怨霊を封じるパターンもあるし、良[章]いものとは限らないさ』

「話だけでは判断難しいよね。タル[来]パが見れば分かる?」

『現物見れば型式で分かると思うよ[自]ー。ユウカ、その場所って近いか?[i]

「ここから5駅だから、近いっちゃ[a]近いよ」

『よし、頼んだもん片付けて行くぞ[m]

時間にして丁度、20時を回った時[k]であった

2:ミオナに起きている怪現象の原[.]因は時期的に『まるいさんの家』に[c]ある祠だと推測出来た

そこにミオナを連れて行くのは危険[n]とタルパは言う

道案内であれば、ユウカも可能

問題はユウジがどう行動するかだ

タルパの見立てでは、ユウジの能力[恐]であれば、祠に潜むモノに対抗出来[怖]

ミオナの怪現象は自宅でも起きてい[鬼]

ミオナの安全を確保するのは、ユウ[故]ジが側にいる事だろう

結果、最寄り駅まで4人で行き、現[事]地へタルパとユウカで行く

最寄り駅付近で、ユウジとミオナが[文]待機

ユウジの能力は携帯などの電波が繋[章]がっていれば、発揮出来る事は、北[来]野(きたの)ハヅキを助けた際に証[自]明されている

タルパはいざとなればユウジに連絡[i]を入れる事で全て収まると考え、実[a]行に移す事にした

3:駅近くの駐車場にベンチがあり[m]、ユウジとミオナが並んで座ってい[k]

ユウカが買ってくれたホットドリン[.]クで手を温めながら、2人はしばし[c]アイドル話しで盛り上がっていた

そして、ミオナが何かを思い出し、[n]口を開いた

「ユー君、視て欲しい物あるのよ」[恐]

ミオナがポケットから取り出したの[怖]は狐の形をしたフィギュアだ

「これは何?」

「何年か前の大晦日に友達と東京へ[鬼]遊びに行った時にねー。ガチャガチ[故]ャがあって出たやつだよ。丸狐って[事]言うの。最近さぁ、なんか怖い感じ[文]するの。何かヤバい?」

ユウジが受け取り、視る

名前の通り狐を丸くした物で、よく[章]見るPVC製

頭部、額に火の紋章、胴体に彼岸花[来]が描かれている

ユウジは驚いた

凄まじい力を感じる

しかし、悪いモノとは感じなかった[自]

「いや、悪いモノでは無いよ。むし[i]ろ、俺が欲しい位だ。でも、ミーち[a]ゃんが持ってた方が良い」

そう言って丸狐をミオナに返した

すっかり話し込んだ2人は飲み物を[m]空にしていた

新しい飲み物を買いに行こうと立ち[k]上がった時だった

タルパ達が向かった方向から何かが[.]来る気配をユウジが感じた

強さを感じるユウジ

すると、ガムランボールに宿る水霊[c](みづち)の美月が姿を現し言った[n]

(ユウジ、残念な報せが2つ)

「美月よ。それを言うなら、悪い報[恐]せと良い報せがあるだろ?」

(悪い報せしか無いから仕方ないじ[怖]ゃない)

「一応聞こうか」

(まず、一つ目。今こちらに向かっ[鬼]て来てるモノは怨霊ね。ユウジの剣[故]では斬れないよ)

「マジか?一体どうして?」

(あの怨霊、別の人が使った神の剣[事]で一度斬られてる。ユウジの剣って[文]一度斬ったモノは斬れないでしょ)[章]

「そんなんありかよー」

(そして2つ目。私とは相性最悪。[来]私は水属性あいつ木属性)

「それって『効果はいまひとつのよ[自]うだ』って事?」

ミオナが口を開いた

(それより酷いかな。私が攻撃して[i]も相手を強めると思う)

「え?ミーちゃん美月の声聞こえる[a]の?」

「うん。聞こえるし、姿も視えるよ[m]

「一体なんで?」

(一時的なものね。ユウジの気は元[k]々、辺りに与える影響大きいのよ。[.]あなたの気を吸ってる私が出れば、[c]効果は倍。その娘はものすごく綺麗[n]な気をしてるから強く影響を受けて[恐]しまってる)

「美月さんっていうんですね。初め[怖]まして。有村ミオナと言います」

(ごめんね。自己紹介してる暇は無[鬼]いの)

怨霊到着までさほど時間が無いのだ[故]

「くっ、打つ手無しか。こんなにザ[事]ワつくのは元カノがリボ払いしまく[文]ってた時以来だ」

「ユー君、それ払ったの?」

(あんたら、余裕かましてるけど、[章]平気?それからミオナ。ユウジは元[来]カノなんて居ないよ。彼女居たこと[自]無いもん)

ユウジの眷属となった美月は彼と記[i]憶を共有できる

「しゃーないだろ。この物語始まっ[a]て以来の大ピンチだぞ。軽口でも叩[m]いて無いと精神的にもたん。それか[k]ら美月。ミーちゃんにしれっと俺の[.]恥ずかしい過去をバラすな」

すると、ユウジ達の目の前に黒い影[c]が現れる

「おい、おい、待て、待て。半分に[n]切られてこの強さかよ。反則だろー[恐]それ」

(ユウジ。試したい事がある。印は[怖]要らないから、自分が炎を纏うイメ[鬼]ージを持って不動明王真言唱えてみ[故]て)

「こんな時に何のおまじないだよ」[事]

文句を言いながらも真言を唱えるユ[文]ウジ

「凄い。炎が出た」

(やっぱりね。いい、ユウジ。貴方[章]の気は霊を退けるタイプ。そこに不[来]動明王の少しの加護乗せれば気休め[自]程度だけど、相手の攻撃を防げる)[i]

現に怨霊は襲って来ない

「これって炎を剣に宿せれば攻撃出[a]来るんじゃね?」

(可能だとは思うけど、やめておい[m]た方が良いね。攻撃力が低いから刺[k]激するだけよ)

「盾になるしか無いのか…」

ミオナは恐怖に震えている

今までは視れず感じず

こんなものが自分の近くに居たなど[.]、恐怖でしか無い

後ずさる。

するとポケットから先程ユウジに見[c]せた丸狐が落ちた

(ユウジ、それよ。ミオナが落とし[n]た物を握って気を込めて)

「こんな時にまたおまじないかよ」[恐]

ユウジはそんな事を言いながらも、[怖]丸狐に気を込めた

すると、丸狐が凄まじい霊気が溢れ[鬼]出し、白い身体に青い目の6尾を持[故]つ美しい狐が現れた

「なっ、なんだこれ」

すると、美月が頭を下げて言った

(6尾を持つ白狐殿とお見受けしま[事]す。どうか、私達をお助け願えませ[文]んか)

白狐が答える

(面を上げて。そう言う貴女は水霊[章](みづち)ね。霊格は下手すれば私[来]の方が下。かしこまる必要は無いわ[自])

(今は、この男の眷属をしています[i]。あの怨霊を撃退して欲しいのです[a])

(この人形から出してくれた恩は返[m]すわ。その願い聞き入れましょう。[k]それからお互いに敬語はやめましょ[.])

白狐の姿が大きくなり、ユウジの前[c]に立つ

(人の子よ。貴方の気良いわね。御[n]礼に働いてあげましょう)

白狐は爪で怨霊に攻撃する

怨霊は白狐の一撃でたじろぎ、逃げ[恐]た。

(白狐さん、逃しちゃ駄目)

(ゴメン、水霊さん。寝起きの上、[怖]今の私はその人が近くに居ないと出[鬼]て来れない)

「仕方ないね。これに懲りてみーち[故]ゃんの所に来なくなれば良いけど…[事]

(五分五分ね)

(でも、かなり深く入ったからかな[文]りのダメージ与えたと思う)

力が完全には戻って無いとはいえ、[章]白狐は6本の尾を持つ妖狐である

強さは凄まじいだろう

ユウジは軽い眩暈を感じた

再びベンチに座った

気を利かせたミオナが冷たい缶コー[来]ヒーを買い、ユウジに渡した

気温は低いが、能力を使い過ぎたユ[自]ウジには有り難い事だ

「あれ?美月さんも白狐さんも視え[i]なくなった」

一時的なユウジによる干渉が無くな[a]ったのだ

それと同時にユウジ達を襲った怨霊[m]の気配が完全に消えた

4:『まるいさんの家に向かったタ[k]ルパ達

ユウジ達の目が無いせいか手を繋い[.]で歩いている

ユウカから促し、タルパが従う

「なんで、さっきは手も繋いじゃ駄[c]目だったの?」

『ユウカよ。少しはブラザーに気を[n]遣えよ。ユウジは独り身だぞ』

「でも、ミオナと良い感じだったじ[恐]ゃん」

『確かに話しは盛り上がってたけど[怖]、ブラザーはああ見えて奥手だから[鬼]なぁ』

「えへへ。なら今は良いよねー」

そう言ってタルパの腕に自分の腕を[故]絡めるユウカ

タルパは素直にそれに従った

暫く歩くと『まるいさんの家』に着[事]いた

タルパ達は庭に回り件の祠を探した[文]

あまり広い庭では無く、あっさり見[章]付ける事が出来た

祠は扉が壊れていて、見るからに経[来]年劣化による損傷が見てとれた

祠の前に2本の柱があり、切れた注連縄があった

「残歌之谜」(不存在的记忆vol.4)第2弹 日本恐怖故事

『ユウカ、ライト』

「携帯しか無いよ」

『それで良い』

ユウカにライトを照らす位置を指示[自]して見る

『なるほどな。注連縄の向きが逆だ[i]

「逆だと何かあるの?」

『注連縄は神社とかで、ここから神[a]様の居る場所って表す物なんさ。逆[m]に結ぶ場合もあるけど、大抵は逆向[k]きにするのは、そこへ閉じ込める為[.]に使う。こりゃ出て欲しく無いモノ[c]をここに封じ込めてたな』

すると、タルパは鞄からある物を取[n]り出した。

警備員が使う誘導灯だ

『やっぱ、これが必要か』

誘導灯を手にもちスイッチを押す

『斬撃皇帝』

「凄い光った」

『そりゃ、新しい電池入れたばかり[恐]だからな』

鼻歌交じりに誘導灯を自在に回すタ[怖]ルパ

闇夜に赤く光る誘導灯は、まるでタ[鬼]ルパの手と誘導灯がくっついている[故]かの様に美しく円を描き、舞の様に[事]見える

ユウジが見たら有名なSF映画の様[文]と言うだろう

そばで見るユウカもその美しさに目[章]を奪われている

タルパがユウジに秘密にしている能[来]

それは片手で扱う刃物との相性が良[自]

片手剣もそれにあたる

それらを模した物を手にすると、霊[i]感が覚醒するのだ

それは誘導灯も例外では無い

以前、現場でキヨマロの像が暴走し[a]た際も、実はタルパには視えていた[m]のである

だからこそ、ユウジのサポートが出[k]来たのだ

タルパの警備員としてのスキルの高[.]さはこれが理由だ

『別天津神、一の太刀』

タルパが振った誘導灯がまるで斬撃[c]を放ったかの様に祠を破壊した

「あ、壊れた」

すると、タルパ達の背後から何者か[n]が現れた

先程ユウジ達を襲い白狐の攻撃によ[恐]り、手負いとなった怨霊である

自らの棲家を破壊された事に激昂す[怖]

その瞬間

シャリーン

タルパが持つ銀河系モチーフのガム[鬼]ランボールが鳴った

タルパの持つガムランボールから現[故]れたのは上半身は胎児

下半身はガムランボールから伸びる[事]姿が蛭子(ひる)の様な姿

これこそタルパが怨念を集め、創り[文]出した水蛭子(ひるこ)である

カナコから贈られたラピスラズリの[章]ブレスレットにちなみ『ラピス』と[来]名付けてある

『ゴチソウ、オイシソウ。イタダキ[自]マス』

いきなり出てきた水蛭子に驚くタル[i]

『こら、ラピス、勝手に出てくんな[a]

タルパの言葉を無視して怨霊を喰ら[m]い尽くす水蛭子

『ゴチソウサマ』

そう言うと水蛭子はタルパのガムラ[k]ンボールに戻っていった

『あぶねー。ユウジ居なくて良かっ[.]た。バレたら祓われる』

何が起きたか分からないユウカは呆[c]然としている

『ユウカ。問題解決だ。ブラザー達[n]と合流するぞ』

その後、タルパ達は合流し、ユウジ[恐]達に祠を破壊したら怨霊は消えたと[怖]説明した

そして、家族と住んでいると言う理[鬼]由からミオナは帰宅

もう1日残ると言ったタルパを残し[故]、ユウジも帰路に着いた

5:後日、ユウジとタルパはいつも[事]の宅飲み

『へぇ。そんな事あったんだ』

「いや、マジ焦った。まさか神の剣[文]で一度斬られてるわ、美月が通じな[章]いわで打つ手無かったよ」

『何でそのカプセルトイに白狐なん[来]て宿ってたんだろ』

「それな、みーちゃんが大晦日に遊[自]びに来てたのってこの辺だったんよ[i]

ユウジ達が住む近所には大きな稲荷[a]神社がある

その為か言い伝えが残っていた

その神社に狐が大晦日に爵位を求め[m]行列を作る

正装で松明を持っていた事から、『[k]大晦日の狐火』と呼ばれていた

かつて、田畑ばかりであったこの地[.]域では、狐火の多さで次の年の実り[c]を占っていた

「みーちゃんが、ガチャガチャした[n]のが、その狐が集まった榎木の跡地[恐]の近くでね。力が弱った白狐が綺麗[怖]な気を持つ彼女が炎の印を持つ物持[鬼]ったから吸い寄せられたらしい」

『レアケースだね』

「んで、怨霊も彼女の綺麗な気を狙[故]って来てたみたい。昼間は白狐の力[事]が強くて祠に帰る。夜は怨霊の力が[文]強くて追い返せなかったみたいよ」[章]

『白狐はどうしたん』

「『サファイア』って名前を付けて[来]眷属にした。俺さ、ガキの頃あの稲[自]荷神社に良く行ってたんよ。初午祭[i]もやってたし。だからなのか、白狐[a]も俺の中は居心地良いみたい」

『2体も眷属持つって凄く無いか?[m]

「いや。実は美月が喋ったんだけど[k]、彼女らにとって俺の気って効率良[.]いみたいで、2体位なら生活に支障[c]出ないらしい。美月が強かったのは[n]それが理由」

『ユウジはやっぱ持ってるなぁ』

「実感無いんだけどね。美月はガム[恐]ランボールに宿ってるし、俺が一体[怖]身体に入れても負担は無いな」

『何より無事に解決出来て良かった[鬼]

「そうね。でも、流石に懲りたなぁ[故]。素人がこういった事に首突っ込ん[事]じゃいかんな。今までが幸運だった[文]。後はタルパが居てくれなきゃ解決[章]出来なかった」

タルパは水蛭子を作っている事や、[来]片手で使える刃物などを持つと霊感[自]が覚醒する事実

それらを、ユウジに知られずにユウジから感謝された事が何より嬉しく思ったのだった

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