【第七大奇迹】脸

iamk 日本恐怖故事 2024-01-10 18:00:02 334 0

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-那我就告诉你七大奇迹之一吧。

大约二十年前。

某男同学来到一间用作教材仓库的房间里,收起了他上课用过的世界地图。

冬日的傍晚,窗外天已经黑了。

他笨手笨脚地打开了房间里的电灯开[文]关,但是没电。

在一间被痛苦的闪烁灯光照亮的房间[章]里,他把地图放在适当的位置,突然[来]发现墙上有一个凹痕。

眼睛,眼睛,嘴巴

看起来像一张人脸。

人类似乎有一种倾向,认为由三个点[自]组成的事物就像是人的脸一样,似乎[i]在凝视着他。

他非常害怕。

然后我马上回家了。

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回到家在房间休息时,他发现墙上有[a]一个凹痕。

它看起来像一张脸。

我看到了你的脸。

吓坏了,他把房间里的一些工艺粘土[m]抹到墙上的凹痕里。

凹痕随它消失了。

他松了口气。

--但是。

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第二天,在教室的座位上,他注意到[k]了。

我看到我靠窗的座位旁边的墙上有三[.]个凹痕。

他连忙从美术室里拿了些粘土,把凹[c]坑填上。

他松了口气。

--即便如此。

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不知道昨天是不是没注意到我的房间[n]

这次是两个。墙壁凹痕。

再次填充。充满。

但是

毕竟自然规律。

呜呜呜。

他被自己脸上的凹痕吓得不敢看人家[恐]的脸。

最后没法上学,把自己关在房间里。[怖]

墙上的凹痕,在房间里看起来像一张[鬼]

补补补补补补

一切填充。

对了,他当时有女朋友。

那天她去看他。

父母刚刚走了。于是他遇见了她。

那时他几乎看不到她的脸。

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他没有见到她,就把她请进了自己的[故]房间。

她一进房间就差点尖叫出来。

墙接墙,地接地,家具接家具

粘粘粘

粘土

>< p>我觉得他还是很有耐心的。

你面前有一张脸。脸。脸。

吓人吓人吓人。

这就是为什么

我填的。

粘土。

的脸。

【第七大奇迹】脸

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“-那是……”

我无语了。

“……这是个好故事,”

他继续说道。

然后,他脸上带着微微得意的神情,[事]打开一本旧笔记本递给我。

附在上面的是一篇旧报纸文章。

男高中生杀害女学生――

12月的一天,○○高中的一名男学[文]生到他家拜访。在课堂上攻击一名女[章]学生,将粘土抹在她脸上并将其窒息[来]致死。男孩一脸疑惑地回应警方的调[自]查,“因为我害怕。”--

“真的发生过吗?就在这所高中?”[i]

导演耸了耸肩,双手捂嘴轻笑。

痒痒的。闭上你的眼睛。

“呵呵,真好笑”

最后,导演补充道:

“那边那个架子后面靠墙有一块木板——你不应该往里看。”


作者:綿貫一
原文:【セブンスワンダー】顔

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――じゃあ、七不思議のひとつを話してあげる。

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今から二十年くらい前の話。

とある男子生徒が教材の倉庫になっ[a]ていた部屋に、授業で使った世界地[m]図を仕舞いにきたの。

冬の日の夕方、窓の外はもう暗かっ[k]た。

彼は手探りで部屋の電気のスイッチ[.]を入れたけど、それは切れかかって[c]いた。

チカチカと苦し気に明滅する電灯に照らされた部屋の中、地図を所定の場所に片した彼は、ふと壁にへこみがあるのを見つけたの。

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目、目、口、

それは、そう、――人の顔に見えた[n]

人間って三つの点が集まったものは[恐]、なんとなく人の顔のように認識し[怖]てしまう性質があるそうだけど、

それにしても、薄暗い部屋で見つけ[鬼]たそれは、彼を睨んでいるように見[故]えた。

彼はとても恐怖したの。

そして、すぐさま帰宅した。

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家に着いて、自分の部屋で一息つい[事]た彼は、そこで壁のへこみを見つけ[文]たの。

それもやはり、――顔に見えた。

顔に見えたの。

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怖くなった彼は、部屋にあった工作[章]用の粘土を、壁のへこみに塗り込ん[来]だの。

へこみはそれでなくなった。

彼は安心した。

――でもね。

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次の日、教室の自分の席で授業を受[自]けていたとき、彼は気づいたの。

窓際の自分の席、そのすぐ横の壁に[i]、三つのへこみがあるのを。

慌てて彼は美術室から粘土を持って[a]きて、へこみを塗りつぶした。

彼は安心した。

――それでも。

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自宅の自分の部屋、昨日は気が付か[m]なかったのかしら。

今度はふたつも。壁のへこみ。

また塗りつぶす。塗りつぶす。

でも、

やっぱり。

うふふ。

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彼はね、顔に見えるへこみが怖くて[k]怖くて、やがて本当に人の顔を見る[.]が怖くなってしまったの。

ついには学校に行けなくなって、自分の部屋に閉じこもるようになってしまった。

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部屋の中の、顔に見える壁のへこみ[c]

塗りつぶして塗りつぶして塗りつぶ[n]して塗りつぶして

すべて塗りつぶして。

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ところで、彼には当時付き合ってい[恐]た彼女がいた。

その日、彼女は彼の家を訪ねていっ[怖]た。

ちょうど親御さんはいなかった。だ[鬼]から彼が彼女を出迎えた。

彼はその時にはもう、彼女の顔をろくに見ることもできなくなっていた。

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顔をあわせず、それでも彼は彼女を[故]自分の部屋に招き入れた。

彼女は部屋に入った瞬間、悲鳴を上[事]げそうになった。

壁という壁、床という床、家具とい[文]う家具に

べたべたべたべたべたべたべた

粘土が

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彼はそれでも我慢していたんだと思[章]う。

目の前に顔がある。顔。顔が。

怖い怖い怖い。

だからね、

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塗りつぶしたの。

粘土で。

彼女の、

顔を。

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「――それは…」

俺は言葉に詰まる。そして

「…よくできた話ですね」

そう続けた。

すると部長は少し得意げな表情をし[来]ながら、古いノートを開いて俺に渡[自]してきた。

そこには古い新聞記事が貼り付けられていた。

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男子高校生、女生徒を殺害――

12月某日、○○高校に通う男子生徒が、自宅を訪問した同じクラスの女生徒○○さんを襲い、顔面に粘土を塗りつけ窒息死させた疑い。男子生徒は警察の調べに対し「怖かったから」と錯乱した様子で応えた――

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――これって。

「本当にあった出来事なんですか?[i]この高校で」

部長は首をすくめて、両手で口元を[a]隠してクスクスと笑う。

くすぐったそうに。目を細めて。

「ふふ、おかしぃ」

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そして最後に一言、部長はこう付け[m]加えた。

「そこの棚の裏の壁にね、板が打ち付けてあるの。――覗かない方がいいよ」

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