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iamk 日本恐怖故事 2024-02-11 21:00:01 105 0

我从小就可以看到鬼魂。

我不想看,我能看。

所以我一点也不意外,也已经习惯了[文]

你有没有遇到过一种叫做“灵性摄影”的东西?

可能有不少人都有过这样的经历,在随便拍的照片中看到了一个神秘的“东西”。

然而,大多数被称为“灵体摄影”的图片据说是人类的误认。

因为光的反射和影子的加减,是一种[章]容易被误解的现象。

不过,确实有些图片是无法用科学解释的。

我不知道为什么灵异现象会反映在摄影这个媒介上,但“它们”并不是毫无意义地出现。

当然,一定有某种信息要传达给那里[来]的人们。

无论好坏,消息的意思。

但是“他们”不会传递无意义的信息[自]

“他们”总会出现在你的照片里,对[i]你窃窃私语,留下一些东西。

就是这样一个故事。

寒冬已过,春暖花开。

看那一排树,可以看到小芽在膨胀。[a]

但是还是很冷。

我怕冷,所以我骑上自行车去了遇到Yuki(她的名字)的家庭餐厅。

今天不是约会,是有希的师弟不放心,想让我请教他。

具体情况我还不知道,刚才突然被Y[m]uki在电话里说了。

可是,虽然我是有希的同伴,但为什么我是完全不认识的人呢?就是这样的感觉,不过要是有希心情不好就更麻烦了,所以我勉强接受了。

到了家庭餐厅,我注意到了由希的手势,便坐了下来。

Yu“给你介绍一下,我是一名初中生,我叫Kana。”p>我说:“Domo。跟我说说吧。”我心里想,到雪山我自找的。”

...灵感?

Yuki,你说的太多了。

一种不好的预感席卷了我的全身。

我瞪了由希一眼,深深地叹了口气。

宇``对不起。p>K“对不起……嗯,你能看看这张照片吗?”

我:“.照片?”

K“拜托……我希望你能明白一些事情。” .

没什么特别的,普通的日常生活照片。

佳奈的笑容令人印象深刻。

不过,我注意到,那里倒映着某种神[k]秘的东西。

我说,“哦。这是一张脸......?”的脸“像”的东西被反映出来了。

因为我的灵感感很强,所以我好像有一种很容易召唤精灵的体质。

Ka ``这个也请看一下''

Kana 低着头这么说着,从包里拿出了大约[.]二十张相片。

当我看到其中一张图片时,我吓了一跳。

..同一张“女人的脸”就在假名旁边。

我放下咖啡,匆匆看了看其他的照片[c]

然后,每一张照片都有那张“女人的[n]脸”。

Kana 在每张照片中都拍下了她的男朋友、她的朋友、她的家人……。

我还注意到,照片的日期越近,“脸”出现的越清晰。

果然是我第一次做这样的事情。

宇“吓人……”

卡“……这只是我的想象吗?”瞪眼[恐]

I ``你什么时候开始被拍到的?''

K ``我大约一个月前就注意到了'' 照片中最早的日期是〇有月△日。都[怖]在这张照片里?

加奈默默点头。

我说,``所以这意味着这个人从 XX 天开始就出现在照片中了。你有什么想法吗?一切都很好。你认识的人中有没有对这张脸很熟悉的人?没有......我不知道。我不认识这样的人,也没有人有过任何不幸......每年夏天,我都会去我祖先的坟墓。我真的不知道。“

< p>我:“那当‘那个人’开始出现在你的照片中时发生了什么?”

我是“一个梦?”我看不清你的脸,所以我不知道知道你在说什么......每当我试图和你说话时,你总是在那里醒来。“

K“我的意思是......你能看到它吗?有一个幽灵般的东西。它现在就在那里吗?” >K ``嗯......你能做点什么吗?我真的很害怕。我以前从不相信鬼魂或通灵现象,但是......我害怕得无法入睡”

I ``但梦只是看着它,你没有受到任[鬼]何伤害,对吧?”毕竟,最好去寺庙[故]问问僧人什么的比我做这样的事情。[事]我咨询了某人,但我不太明白这一点[文]......我真的没有其他人可以[章]依靠。谢谢你的帮助。我想知道精神[来]是什么是,为什么它困扰着我。

Yu``你现在不能找出这个鬼魂是[自]什么吗?我必须集中注意力。简单地[i]说,你真的很累,不是吗?还有当天[a]的身体状况……”

但是当我看到佳奈那副忧心忡忡的脸时,我无法说出“我不喜欢这样”。

K``谢谢!

从画面上我并没有感觉到任何恶意,但是我有一种感觉,这个灵体很急……不是一般的浮游灵体。

此时,虽然是轻微的,但我却有一种奇怪的不协调感。

离开家庭餐厅,我开车送由希去公交[m]车站。

优:咦,你能不能帮一下加奈呢?..不过那个精灵好像并没有一直跟着加奈,刚才肯定没有证据。”

< p>Yu“啊,公交车来了。我有一份兼职,我觉得很辛苦,但是Kana是一个重要的后辈。但是”

Yu:谢谢。

第二天,我拜访了我的朋友杉田,他是一名摄影师。

上次办了个成功的图片展,能签约两三个公司。

杉:“这太神奇了。”

杉田一边喝着咖啡,一边看着照片,一脸严肃。

顺带一提,杉田是通灵的肯定。

由于他作为摄影师的工作性质,有时[k]会在照片中捕捉到“某物”。

我是摄影师,你觉得那张图怎么样?,但是我还是第一次看的这么清楚。不对。我一开始怀疑,检查了下有没有合成的痕迹,

Sugi:是的。很自然。是‘10%以下’的稀有物品。”

Sugi:你知道吗?俗称“灵摄影”的照片,90%以上据说是人类的误会,看起来像“脸”对吧?人们会不自觉地联想到那个。。。不知道该不该说是个做不到的现象,为什么你觉得不到10%就可以拍照?有某种意义。”

我``如果你明白了原因,你就不会[.]有困难了。''

Sugi``嗯。毕竟,有了这么多[c]照片,太清楚了。我觉得你对这个女[n]孩的“某些东西”非常着迷。

我的意思是,你一直是一个灵感来源。你知道的比我多得多,对吗?”

我:“我不是通灵侦探什么的。

Sugi:“来吧,别像跟鬼说话一[恐]样。 "

回到家,我把照片摊在床上,呆呆地看着。是

再看看它,似乎也不像是什么特别危险的灵体。

不过,虽然照片很清晰,但我还是看不清面部表情。

悲伤或愤怒......甚至不是一个空白的表情。

我要做

我下定决心,深吸一口气,盯着照片[怖],尝试了俗称的“灵视”。

我把这叫做“接触”,非常累人。

简单来说,就是跑长途马拉松的感觉。

我经常在电视上看到通灵师与灵魂接触,但我不敢相信。

而且还要看当天的身体状况和心情,[鬼]所以是一件比较麻烦的事情。

我放空了脑袋,闭上了眼睛。

与你心中的灵魂对话,磨砺你的神经。

外面放着石烤地瓜喇叭。是。

不行了……再专心点

都3分钟左右了吧?

耳边什么也听不见。

然后,我的眼皮后面出现了一道模糊[故]的光,我看到了一个小女孩。

他是个短发的孩子,还不到五岁。

联系成功。

――――这就是小佳奈的灵魂吗?该死的……你比我想象的还要孩子气。

这种以照片为基础的接触是极其困难[事]的。

我试着和那个女孩说话。

我(谁?你叫什么名字?)

孩子(...)

我(他也出现在小佳奈的梦里对吧?[文])为什么跟着小香菜?)

小孩(香菜,危险吗?)

我(危险吗?什么?)

小孩(我不知道假名。但是假名,我[章]的乳房不好。我可能会死。)

我(..乳房?你在开玩笑吗?我很[来]生气)

孩子(我没开玩笑)

我(你现在在哪里?小香那儿?)

孩子(别在假名身边)

我(我为什么不能去?另外,你叫什么名字?你是谁?)

孩子(我没有名字。,帮帮我)

Boom ……轰……!

我被手机震动的声音吓了一跳,被联[自]系人拉回了“这边”。

汗水顺着脸颊流下。

一阵突如其来的疲惫袭来,我感到力不从心。

一边喘着粗气,一边脑子一片空白,脑子里想着跟少女和佳奈的对话。

然后我就愣住了。

--是这样吗。

羽``你现在能来吗?卡娜……具体[i]的事我以后再说,我要走了,我很快[a]就到。”

我拍打着疲惫的身体,骑了大约半个小时的自行车。

佳奈来到有希家的时候身体微微发抖。

我说“怎么了?

Yu``Kana试着在她的房间里[m]拍了张照片作为测试。精神被反射出[k]来,就像它悬在上面一样。

如果仔细看,就能看到那个女孩的脸[.]

老实说,这也让我起鸡皮疙瘩。

Ka``我没用...也许我被诅咒了。p>

K“我的身体很懒惰...我有寒意...”

< p>Yuki 拥抱颤抖的 Kana 并安抚她。

优:“佳奈发烧得很厉害……她说拍[c]完写真就生病了……我要带她去医院[n]。哎,这也是灵的错吗?” !?”

我:“喂,小佳奈,据说这个精灵是[恐]个女孩子,还不到五岁,你知道吗?[怖]

K "没有……”

我:“嗯,没事的。我能说的一点是,这孩子不是小香菜出没的恶魔。不管怎样,我们去医院吧。那里是故事开始了。嗯……手术。”

<

我说,``照我说的做。''

然后,经过检查,Kana 是诊断出患有“乳腺癌”。我明白了。

还好现在还在早期,没有转移,据说不割乳就能彻底治愈。

可是,再一个月不去看病,他就不知道会怎么样了。

10% 或更少的消息 日本恐怖故事

当事情平静下来后,我和由纪去拜访[鬼]佳奈。

Yu ``Kana,那真的很好。''

K ``谢谢。

我说,“如果她没有,那会很疯狂'警告我,“我实际上是双胞胎。”

我说,“哈?就是这样。

加奈是同卵双胞胎,但是在她生产的时候,本该是加奈姐姐的孩子胎死腹中,只有加奈一个人活了下来。

他死时连个“名字”都没有据说

K``虽然她死了,但我实际上还有一个姐姐。她不是恶魔或任何东西。她是天使。谢谢你,姐姐。”

佳奈眼里含着泪水,透过窗户仰望天空。

就好像她就在那里一样。

这边天已经完全黑了,出院后我就带着由希回家了。

Yu:非常感谢Kana。是的,我[故]很久以前就听我祖父说,已经开悟的[事]灵魂不能来到这个世界上。

难怪你不能

但是,从现在开始,这只是我的想象,但我认为他发送了他的“记忆”......或者更确切地说,“感觉”就像天堂给小佳奈的信一样。< /p>

那是一张照片吗?我想他想用任何方式“警告” Kana-chan,不管这是不是在做梦。

我敢肯定他是在监视 Kana -即使在他死后也从天堂降临。

好吧,我不知道死后会发生什么。”[文]

从那以后,加奈再也没有做过奇怪的梦,也没有见过“那个女孩” ”照片中。

双胞胎一直被认为是一件很神秘的事情,因为这是一个心与心交流的过程。

也许卡娜在梦中看到的神秘世界就是姐姐所在的天堂景象。

从现在开始,如果卡娜出了什么事,另一个“消息”可能会从天堂传来。

完了

发布了一个惊悚的故事:恐怖恐怖京太郎


作者:怖話
原文:10%以下のメッセージ

俺は幼い頃から幽霊が見える。

見たいんじゃない、見えてしまう。[章]

そのせいか驚きは全く無く、もう慣[来]れっこだ。

“心霊写真”というものに出くわし[自]た事はあるだろうか。

何気なく撮った写真に得体のしれな[i]い“何か”が写り込んでいる、とい[a]う経験をされいている方は結構多い[m]のかもしれない。

しかし、“心霊写真”と呼ばれる写[k]真のほとんどは人間の誤認と言われ[.]ている。

光の反射や影の加減等のせいで、見[c]間違える要素としては十分ありえる[n]事象だろう。

だが、なかには科学では解明できな[恐]い不可解な写真もあるのは確かだ。[怖]

なぜ、写真という媒体に心霊現象が[鬼]写り込むのかはわからないが、“彼[故]ら”は意味もなく現れはしない。

きっと、そこにいる人間に何か、伝[事]えたいメッセージがあるのだろう。[文]

そのメッセージの意味が良かれあし[章]かれ、だ。

だが、“彼ら”は意味のないメッセ[来]ージを伝えはしない。

“彼ら”は必ずあなたに気づく様に[自]、囁くように写真に現れ、何かを残[i]していく。

これはそんなお話。

冬も終わりを告げ、街は春に向け活[a]気づいていた。

並木を見ると、小さく蕾が膨らんで[m]いる。

だが、まだまだ寒いのは事実だ。

寒さに弱い俺は、バイクに乗り、ユ[k]キ(彼女の名前)との待ち合わせ場[.]所のファミレスへ向かった。

今日はデートではなく、ユキの後輩[c]が悩んでおり、俺に相談に乗って欲[n]しい、という事だった。

ユキからの電話で唐突に言われただ[恐]けなので、内容はまだ知らない。

だが、いくらユキの仲間とはいえ、[怖]何で何の面識もない俺が?という感[鬼]じだったが、ユキが不機嫌になると[故]余計めんどくさいので、渋々引き受[事]けた。

ファミレスについた俺は、ユキの手[文]振りに気づき、席に腰を下ろした。[章]

ユ「紹介するね。高校の後輩でカナ[来]っていうの」

カ「初めまして。今日はわざわざ来[自]て頂いてありがとうございます」

俺「どーも。それで話って」

カ「‥あの、ユキさんから彼氏さん[i]がすごい霊感強いって聞いてて。だ[a]から‥きっと私の事もわかって下さ[m]るんじゃないかと思って、思いきっ[k]てユキさんにお願いしたんです」

‥‥霊感?

ユキの奴、余計な事話したな。

嫌な予感が俺の身体中を駆けずり回[.]った。

俺はユキを睨み、深く溜息をついた[c]

ユ「ごめんね。だって内容話したら[n]、絶対来てくれなかったでしょ?お[恐]願い。聞いてあげて」

俺「聞くだけな‥」

カ「なんか‥すみません‥。あの、[怖]この写真見て貰えますか?」

カナはそう言いながら、1枚の写真[鬼]をテーブルに置いた。

俺「‥写真?もしかして‥心霊写真[故]?」

カ「はい」

俺「心霊写真かー‥気のせいじゃね[事]ぇの?」

カ「お願いします‥何かわかって下[文]さると思って」

俺「ん~‥」

見た所、普通の写真だ。

何の変哲もない、ありふれたごく普[章]通の日常を撮った写真。

カナの笑顔が印象的だった。

だが、不可解なモノがそこに写り込[来]んでいる事に俺は気づいた。

俺「‥あ。これ、顔‥か?」

カ「はい」

カナがピースを作っている手の横に[自]、女の顔“らしき”モノが写り込ん[i]でいた。

俺は霊感が強い為、霊を呼び寄せや[a]すい体質らしく、度々この手の写真[m]に出くわすことがあるから慣れてい[k]る。

カ「‥これも見て下さい」

カナは俯きながらそう言うと、20[.]枚程の写真をカバンから取り出した[c]

その内1枚の写真を見た俺は、ギョ[n]ッとした。

‥あの、同じ“女の顔”がカナの真[恐]横に写っていた。

俺はコーヒーを置き、慌てて他の写[怖]真も見た。

すると、どの写真にもその“女の顔[鬼]”があった。

カナが一緒に撮った、彼氏や友達、[故]家族‥どの写真にもだ。

これも気づいた事だが、写真の日付[事]が最近になればなるほど、“顔”が[文]はっきり写っていた。

さすがの俺もこんなのは初めてだっ[章]た。

ユ「こわっ‥」

カ「‥これでも私の気のせいでしょ[来]うか?」

カナは僅かに震えながら俺を真っ直[自]ぐ見つめる。

俺「‥いつから写り込む様になった[i]?」

カ「気づいたのは1ヶ月位前です」[a]

俺「ここにある写真で、一番古い日[m]付が〇月△日ってある。この写真で[k]全部?」

カナは黙って頷いた。

俺「って事は単純に、〇月△日から[.]こいつは写真に写り込んでた事にな[c]るか。

‥で、問題は何で“付きまとわられ[n]てるのか”って事だよな。何か心当[恐]たりある?何でもいい。この顔に見[怖]覚えのある知り合いがいるとか、誰[鬼]か知り合いに不幸があった人がいる[故]とか」

カ「いえ‥わかりません。こんな人[事]知り合いにいませんし、誰も不幸に[文]あってませんし‥毎年、夏になれば[章]先祖のお墓参りにも行ってます。本[来]当に、心当たりがないんです」

俺「じゃあ“そいつ”が君の写真に[自]写り込む様になって、何か変わった[i]事は?」

カ「夢を‥変な夢をよく見る様にな[a]りました」

俺「夢?」

カ「はい。真っ白な世界で‥すごく[m]綺麗な所にいて、そして小さな女の[k]子が、何か私に言うんです。顔がよ[.]く見えなくて何を言ってるのかもわ[c]からなくて‥私が話し掛けようとす[n]ると、いつもそこで目が覚めるんで[恐]す」

俺「夢ねー‥」

カ「っていうか‥その‥見えるんで[怖]すよね?幽霊的なモノが。‥今、い[鬼]ますか?」

俺「‥いや‥何も」

カ「あの‥何とかなりませんか?本[故]当に怖いんです。幽霊や心霊現象な[事]んて、今まで信じてませんでしたけ[文]ど‥怖くて夜も眠れなくて」

俺「でも夢を見るだけで、被害って[章]いう被害は何も遭ってないんだろ?[来]

カ「そうですけど‥何か不気味で」[自]

俺「何とか‥って言われてもなぁ。[i]ってかやっぱこういうのは俺に頼む[a]より、寺とかの坊主に頼んだ方が良[m]いし‥お門違いだろ」

カ「一応、何人かの霊媒師の方に相[k]談はしたんですけど、なかなか要領[.]を得なくて‥本当に、他に頼る人が[c]いないんです。何とか、よろしくお[n]願いします。その霊が何なのか、ど[恐]うして私に付きまとうのか、知りた[怖]いんです」

ユ「今、この幽霊が何なのか調べら[鬼]れない?ほら、霊視的な事できない[故]の?」

俺「こんなうるさい場所じゃ無理だ[事]な。集中しなきゃダメだ。しかもお[文]前簡単に言うけどな、アレめっちゃ[章]疲れんだぞ?その日の体調とかもあ[来]るし‥」

だがカナの本当に不安そうな顔を見[自]ると、『嫌だ』なんて言える訳がな[i]かった。

俺「まぁ‥あんま期待しないでな」[a]

カ「ありがとうございます!どうか[m]、よろしくお願いします」

俺は煙草を揉み消しながら、写真を[k]手に取り見つめた。

写真からは何も悪意は感じなかった[.]が、ただ、この霊が何か焦っている[c]様な‥普通の浮遊霊なんかではない[n]感覚がする。

この時に僅かだが、妙な違和感を感[恐]じていた。

ファミレスを後にし、俺はユキをバ[怖]ス停までバイクで送りに行った。

ユ「ねぇ、何とかカナを助けてあげ[鬼]られない?」

俺「何もできねーかもなぁ。だって[故]これ下手したら“徐霊”とかそうい[事]うレベルだよ。‥でもあの霊は、カ[文]ナちゃんに常に付きまとってる訳じ[章]ゃないみたいだ。その証拠にさっき[来]は確かにいなかった」

ユ「あ、バス来た。とにかく、カナ[自]の件よろしくお願いね。バイトもあ[i]るし、大変だと思うけど、カナは大[a]切な後輩なの。力になってあげて。[m]わかってくれる?」

俺「わかってるよ。‥めんどくせー[k]けど」

ユ「ありがとう」

次の日、俺はフォトグラファーをし[.]ている友人・杉田の所を訪ねた。

前に開いた写真個展が当たり、2つ[c]か3つの企業と契約する事ができ、[n]仕事に忙殺されているのだが、杉田[恐]は俺の為に都合をつけてくれた。

杉「‥こりゃすげーな」

杉田は例の写真を、険しい顔つきで[怖]見ながらコーヒーをすすった。

ちなみに杉田は心霊肯定派だ。

カメラを扱うという仕事柄、“何か[鬼]”が写真に写り込む事もあるのだと[故]

俺「フォトグラファーだろ。その写[事]真どう思う?」

杉「いや‥こりゃ典型的な心霊写真[文]‥だと思う。俺はもう何年も写真撮[章]ってるけど、しかしここまでハッキ[来]リ写ってるのを見るのは初めてだ。[自]しかも何枚も。」

俺「ニセモノって可能性はあるか?[i]

杉「それはないな。俺も最初それを[a]疑って合成の跡がないかチェックし[m]たんだが、極めて自然な状態で撮影[k]されてるよ。細工も何もされてない[.]

俺「ってことはやっぱそうかぁ~‥[c]めんどくせぇ~」

杉「うん。つまりこの“顔”が、あ[n]たかもその場にいた様に撮れてるっ[恐]て事だ。いや‥そうじゃなきゃむし[怖]ろ不自然だよ。“10%以下”のレ[鬼]ア物だわ」

俺「なんだよ“10%以下”って?[故]

杉「知ってるか?“心霊写真”と俗[事]に呼ばれる写真の90%以上は人の[文]勘違いって言われてる。例えばほら[章]、新幹線や車を真正面から見るとな[来]んとなく“顔”に見えるだろ?人は[自]無意識の内にそう連想しちまうんだ[i]

俺「あぁ、10%以下ってそういう[a]意味」

杉「科学じゃ説明できない現象って[m]言ったらいいのかわからないけど。[k]なんでこんな10%以下の写真が撮[.]れると思う?」

俺「お前誰に聞いてんだよ。いいか[c]、心霊写真てのは“念”の塊みてー[n]なもんで、何かの意味があんだよ」[恐]

杉「そこなんだよな。“彼ら”は意[怖]味もなく写り込まないんだ。ちゃん[鬼]と理由があるんだよ」

俺「その理由がわかりゃあ苦労しね[故]ーよ」

杉「まぁな。でも一つ言える事は、[事]こいつはすごい執念を持ってる。だ[文]ってこんな写真の量で、こんなにハ[章]ッキリと写ってるんだ。この女の子[来]に対する“何か”に相当固執してる[自]んじゃないかな。

っていうかお前昔から霊感ハンパじ[i]ゃねーじゃん。俺なんかよりその辺[a]よっぽどわかるだろ?」

俺「別に俺は霊能探偵でもなんでも[m]ねーよ。ただ写真とか本当苦手なん[k]だよなぁ‥こいつと会う事ができん[.]なら、手っ取り早く直接話つけられ[c]んだけどな」

杉「おいおい。幽霊と会話するみた[n]いに言うなよ」

俺は自宅へ帰るとベッドに写真を並[恐]べ、ぼんやり眺めていた。

改めて見てもやはり、別に危険があ[怖]る霊ではなさそうだ。

しかし、これほどはっきりと写って[鬼]いるのに、表情がイマイチわからな[故]い。

哀しんでいるのか、怒っているのか[事]‥無表情でもない。

俺「やるか」

決心した俺は、息をつき、じっと写[文]真を見つめ、俗に言う“霊視”を試[章]みた。

俺はこれを“コンタクト”と呼ぶが[来]、これが非常に疲れる。

わかりやすく言うなら、長距離マラ[自]ソンをしている様な感じだ。

霊能者が、パッパッと霊とコンタク[i]トをしているのをよくTVで見かけ[a]るが、俺はあれが信じられない。

しかもその日の体調や気分にもよる[m]から、結構面倒な作業だ。

頭を空っぽにし目を閉じた。

神経を研ぎ澄ませ心の中で霊に語り[k]かける。

外から石焼き芋のスピーカーが流れ[.]る。

‥ダメだ‥もっと集中しろ

3分位経っただろうか。

耳から何も聞こえなくなった。

すると瞼の裏に光がぼんやりと浮か[c]び上がり、小さな女の子が見えた。[n]

ショートカットの、5歳にも満たな[恐]い様な子供だった。

コンタクト(霊視)成功だった。

―――こいつがカナちゃんに纏う霊[怖]か。まいったな‥思ったよりガキだ[鬼]

子供の霊はあまり幼過ぎる場合、話[故]合う事が難しい。

得にこの様な写真を媒体としたコン[事]タクトは難局を極める。

俺は、女の子に話しかけてみた。

俺(誰だ?名前は?)

子(‥‥‥)

俺(カナちゃんの夢の中にも出てき[文]てんだろ?怖がってんぞ。何でカナ[章]ちゃんについて回るんだ?)

子(カナ、危ないの)

俺(危ない?何が?)

子(カナは知らないの。でもカナ、[来]おっぱいが悪いんだよ。死んじゃう[自]かもしれない)

俺(‥おっぱい?ふざけてんのか?[i]怒るぞ)

子(ふざけてないもん)

俺(お前は今どこにいる?カナちゃ[a]んの所か?)

子(カナのとこなんていけないよ)[m]

俺(なんで行けない?それより名前[k]は?誰なんだよお前?)

子(あたし、お名前がないの。それ[.]よりもカナ、危ないんだよ。お兄ち[c]ゃん、助けてあげて)

ヴーン‥ヴーン‥!

俺はケータイのバイブ音にハッとし[n]、コンタクトから“こっち”へ引き[恐]戻された。

汗が頬をつたっている。

急激な疲労が体を襲い、力が入らな[怖]かった。

息を切らせながら、ボーッとした頭[鬼]で女の子との会話やカナの話を考え[故]ていた。

すると俺はハッとした。

――そういう事か‥もしかしたら‥[事]

やかましく鳴りつづけるケータイを[文]見ると、ユキからの着信だった。

ユ「今から来れる?カナが‥。詳し[章]い話はあとでするから。今、私の家[来]にいるの」

俺「‥わかった‥俺も今行こうとし[自]てたとこ。すぐ行くよ」

俺はクタクタの体にムチ打ち、バイ[i]クを30分程走らせた。

ユキの家に着くとカナは小さく震え[a]ていた。

俺「どうした?」

ユ「カナが‥自分の部屋で試しに写[m]真撮ってみたんだって。そしたらこ[k]れが‥」

手渡された写真を見ると、カナの胸[.]の辺りに覆いかぶさる様にその霊は[c]写っていた。

よく見ると、この顔にあの子の面影[n]がある。

これには正直、俺も鳥肌が立ってし[恐]まった。

カ「私ダメです‥呪われてるのかも[怖]。いつでもこの霊に見張られてるん[鬼]です」

ユ「カナ、落ち着いて。ここは大丈[故]夫だから」

カ「体が怠い‥寒気もする‥」

ユキは震えるカナを抱き抱える様に[事]なだめる。

ユ「カナすごい熱‥‥。写真撮り終[文]わってから体調悪くなったんだって[章]‥病院連れてかないと。ねぇ、これ[来]も霊のせいなの!?」

俺「なぁカナちゃん。どうやらこの[自]霊は女の子らしいんだ。それも5歳[i]にも満たない位の。心当たりあるか[a]?」

カ「いえ‥」

俺「まぁいいや。一つ言えるのは、[m]この子はカナちゃんにとり憑く悪霊[k]でもなんでもないって事。とにかく[.]病院に行こう。話はそこからだ。え[c]ーと‥外科だな」

ユ「え?熱なんだから内科でしょ」[n]

俺「いいから俺の言う通りにしろ」[恐]

そして、その後の検査でカナが“乳[怖]がん”だということがわかった。

幸い、まだ初期段階で転移もない状[鬼]態であり、乳房を切り取る事なく完[故]治するとの事だった。

ただ、あと1ヶ月程医者に診せるの[事]が遅かったらどうなるかわからなか[文]ったのだそうだ。

落ち着いた頃、俺とユキはカナの見[章]舞いに行った。

ユ「カナ、本当に良かったね」

カ「ありがとうございます。お医者[来]さんもすぐ退院できるって。『よく[自]自覚症状もないのに乳がんだって気[i]づいたね』って驚いてましたよ」

俺「あの子が警告してくれてなかっ[a]たらヤバかったな」

カ「‥そのお話なんですけど、よく[m]考えてみたら心当たりがありました[k]。私、‥実は双子だったんです」

俺「へ?どういうこと?」

カナが、前に母親から聞いた話だそ[.]うだ。

カナは一卵性の双子だったのだが、[c]出産時にカナの姉となるハズだった[n]子が死産してしまい、カナだけ生き[恐]て生まれてきたのだと。

“名前”すらないまま亡くなってし[怖]まったのだという。

カ「死んでしまったけど、私には本[鬼]当はお姉ちゃんがいたんですよ。悪[故]霊でもなんでもなかった。天使だっ[事]たんです。天使になって、私を助け[文]てくれたんです。ありがとう‥お姉[章]ちゃん」

カナは目に涙をいっぱいに溜めて、[来]窓の向こうの空を仰いだ。

まるで、そこにあの子がいるかの様[自]に。

辺りはすっかり暗くなり、病院を後[i]にした俺はユキを家まで送った。

ユ「カナの事、本当にありがとね。[a]でも、カナのお姉さんのことどうし[m]て見えなかったのかな」

俺「元々、あの子は成仏してたんだ[k]よ。昔じーさんから聞いた話だと、[.]成仏した霊は、こっちの世界には来[c]れないんだ。

どうりで見えねーハズだよな。

だけど、ここからは俺の想像だけど[n]、“念”‥というか“想い”を手紙[恐]みたいにして、天国からカナちゃん[怖]に送ってたんじゃねぇかな。

写真であれ夢であれ、どんな手段を[鬼]使ってもカナちゃんに“警告”した[故]かったんだと思う。

死んでからも、天国からカナちゃん[事]の事見守ってたんだよ、きっと。

まぁ死後の事なんて知らないけど」[文]

それ以来、カナは妙な夢を見たり、[章]写真に“あの子”が写るという事が[来]なくなった。

昔から双子というのは“以心伝心”[自]で、不思議なものだという。

もしかしたらカナが夢で見た不思議[i]な世界は、姉がいる天国の光景だっ[a]たのだろうか。

これからも、もしカナの身に何か起[m]きたら、また“メッセージ”が天国[k]から届くのかもしれない。

怖い話投稿:ホラーテラー 京太郎さん  

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