秋冬即将换季的一天
阿良良木裕司正在便利店上班,22:30换上了一件淡粉色的外套。北野叶月来了到店里
“啊,叶月先生来了。”
“我叫阿良良木先生。”
“兰石先生,你会的给我想要的答案[文]。”
“不是,我是叶月同学。”
叶月解释说是裕二他们用的视频软件[章]。诈骗事件发生了,管理公司向经销[来]商披露了其中的窍门,并提醒他们
“我明白了,如果你知道这个窍门,为什么不注意一下呢?”
>“问题是在那之后,他们似乎正在考虑将昂贵的礼物锁定在这一招中,以便只有通过提交身份证明文件注册的用户才能使用它。”
“我明白了……如果是这样的话情况下,那么你就知道礼物丢在了哪里,是谁丢的,所以可能会导致抓捕凶手。” p>
“不能打开,超过1000点的礼物是不能丢的。 .." 尽情享受吧。"
"对了,别扔了。"
"贵的礼物真好。
可以买Yuji 等人使用的视频应用程序上的积分从[自] 110 日元起
110 日元 50 积分
这是一个观众可以使用他们的积分向[i]经销商赠送礼物的系统。然后,貌似[a]叶月是在向雄二要收入,不过之前雄[m]二扔了50点礼物的时候,节目中叶[k]月正常的说了句感谢的话,但是叶月[.]我告诉他我下一次来到便利店的时候[c]有多开心天。
雄二扔掉昂贵的礼物后,他自杀了。[n]告诉雄二不要这样
但是,我把雄二当成我的朋友,因为[恐]我可以谈论我最喜欢的动漫和偶像。[怖]
下班回家
村)悠二的手机通知了美奈子的信息[鬼]
“悠,你有麻烦了”
“早上好,美酱,发生什么事了?”
>“应用程序正在进行诈骗”
“发生了一些事情,美酱是不是中招[故]了?” ”
“嗯,我表哥我不介意,不过这次轮[事]到小雨了,是吧?”
“为什么?”写下来,就会“什么都[文]解决了,对吧?你也解决了我的问题[章]。” ・ 咦,为什么米伊酱知道这件事……世[来]代都不知道,对吧? 我哥哥告诉我,他在重播时看到了它[自]。 ・ 现在是警察抓骗子的时候了。”
雄二忍不住想知道雄二在美欧娜心目[i]中是个什么样的人
突然,他打开了SNS。
p>
算命师Himiko感叹最近受骗者的咨询量增加了
Yuji立即回复Himiko。
p>Miko嗨,谁不看电视
你可能不知道的近期事件
1:30年前,有个骗子
他的名字就是稻叶白人
他从来没有被警察抓到过,据说损失[a]总额超过了1亿。
警察官员或者只有骗子知道名字的骗[m]子
这个名字将被大众所熟知之所以会这[k]样,是因为骗子假借白人的名义,骗[.]取了骗子,受害人被汇回了损失金额[c]。让他名声大噪
不过,从那以后,白人就再也没有出现过< /p>
而现在
一座孤零零地矗立在深山中的建筑就[n]是一颗卫星。是否有人居住或仍在使[恐]用,面谈另议
房子是住户已经过世,短时间播出,[怖]邮箱里塞了一张兔子卡。
p>
那是白人离开藏身处后留下的卡片。
2:Talpa 一切如常。
他们三人的常规流程聊天然后分手
Talpa 必须服用精神药物。如果我这样做我[鬼]就睡不着
今天是我的休息日
虽然正想着吃药睡觉
塔尔帕的手机响了
是大国集的来电
“别君,你呢?”现在打电话还好吗[故]?”
“Kuni-san,好久不见了。[事] ?
舒今年55岁,是一名警察
他是辖区刑事科科长
5年前,他负责
塔尔帕约会的女子被毒品迷惑
发生争吵,附近居民报案
民警赶到赶到现场的是舒
女子一直对警官说
“不要相信他,他是个魔鬼!”
但是警官
结果被一个精神错乱的女人袭击,自[文]卫成立。我对他产生了兴趣,决定以[章]警官的身份成为顾问。我做了什么
“不,这次我没有怀疑。”
“别怀疑我,完全催眠是有可能的。你认为?
``这是可能的,但是......这不是完全困难吗?
“对了……我辖区发生了一件麻烦事[来],想听听你的意见。”
“好的,你在哪?”我走了,你来我[自]家接我。”
“我现在在警察局。
3:来接我Talpa的小伙子到了[i]警局,正和两个刑警聊天。
当我被带到一间空荡荡的审讯室时,[a]Shu正坐在那儿等着.
桌子上放着一个文件叠起来
“早上好,不好意思给你打电话”
“没关系,我”今天我请假了,怎么[m]回事?”
第一起事件发生在大阪府
诈骗案,嫌疑人却极力否认
当天1日他自称不记得
即使是测谎,法医研究所的工作人员[k]从数据上也断定他不是罪犯
京都府也是如此。< /p>
东京发生3起
全国共发生10起
为防止冤假错案,警方监控
Talpa正在看修订购的资料。出事了
“Kuni-san,你知道这个街[.]头算命先生是谁吗?”
“这个我就不知道了……所有的嫌疑人都不记得他们的脸了,他们的名字都不一样,在我们家发生的事件中,他们自称是‘Yokihi’ ”
>“你听不到嫌疑人的声音吗?
``是的,总公司在审讯时主动录音,我们家发生的事件嫌疑人打电话给公司请假,他们还提交了录音资料。
>Talpa 听了并对比了音频数据
感觉很奇怪
听了几遍之后,他发现了一些东西
“数据说他是在这家公司休息……语调有点不一样,有点东北口音。”
舒惊讶
想想看,正如塔尔帕指出的那样。
谢谢。
4:某天
因为下雨取消了工作,Talpa去[c]女生酒吧喝酒
在回家的路上
我正想去参观雄二工作的那家店。
算命先生泽渡琴音坐在已经关门但现在空着的大楼前。/ p>
她是个女人,有一张漂亮的脸
她没有穿斗篷之类的东西,但她穿着[n]一件黑色外套
我的时候他不在
塔尔帕的精神力即使在他喝醉的时候[恐]也会发挥作用。
“晚上好,你想算命吗?”
塔尔帕没有看漏
算命师一时浑身一颤,僵住了
“不……那是我的名字。”不是这样[怖],是是吗?”
“嗯……那你的身体怎么一瞬间僵硬[鬼]了?
“你是谁?” p>“跟我来”
说着,算命先生收拾了桌椅,站了起来。 >终于,我们到了周公馆并把Talpa领到一个房间
“我是稻叶白斗,你叫什么名字?”
“我不是算命先生,我之前劫持了算命先生,我”我是个骗子……我想和你做一笔交易,所以我想知道你的名字。”
塔尔帕想
看来会比我好玩期待
“我是另一个天神Talpa”
声音和琴音一样,自称白人的人带着[故]轻微的东北口音
5:塔尔帕在闹市区郊外的一栋公寓[事]前
白人走近塔尔帕。一笔交易
那个,和
公馆是持牌情趣用品店,没有招牌
完善的预约系统,没有初来乍到
完全保护顾客隐私
< p>Talpa进了门,往门卫办公室走去“我约了8910,他昨天打来的。[文]”
门卫房间里的男人是个年轻人
这个人是这家店的接待员
“我们在等你,请稍等。”
前台的人拨通了分机,之后不一会儿[章]自动上锁的大门打开,出现了一位老[来]者
这人。就是这家店的店长
曾经从白人那里继承这家店并受托的[自]人
Hakuto 称自己为“Inada”作为经理
p>
“看起来您找到了一个相当年轻的继任者,Inada 先生。请走吧到经理办公室。"
公寓一共3层,一二楼各5个房间,[i]有保安室和监控金库
经理办公室是一个房间公寓里有一张[a]桌子和一张沙发用来接待,经理催促[m]Talpa坐下
>“请先给我举个例子。”
Talpa从里面拿出一个信封
收到信封后,他去了后面的办公桌,[k]我检查了信封里的内容
这是一个毫无意义的用白人特有的笔[.]迹写成的代码
前一天拥有Talpa的白人写的
>“当然可以。确认了。我会准备好钱。你去玩吧,对吧?”
“被27号VIP明美小姐任命”
tulpa被传的房间里的女人是个24岁的美少女
p>在那之后,白人还出没于塔尔帕,享受着女性难以光顾的夜店。
塔尔帕醒来时口袋里有20万日元。[c]你逗我开心。但乐趣还在后面。”
Talpa 阴险地笑着说
5:白人之所以至今没有被抓到
是因为他使用了先天能力“附身”
由于附身,调查员< /p>
这样做,他逃脱了抓捕
首先,他附身琴音,寻找猎物进行诈[n]骗
控制猎物行骗
把钱交给琴音后,离开琴音放出猎物
只是今天不一样
一边控制着猎物,一边去琴音所在的后巷,被刑警盘问了一番等待。比看起来更清晰
白人选择逃跑
逃离他的猎物,将他的灵魂逃到琴音[恐]
放弃他赢来的钱
p>转几个弯,走向一条荒凉的小巷
直奔琴音等候的地方
突然出现了一个意想不到的人。
手拿剃刀的塔尔帕
“斩皇”
挥动手中的剃刀
变成斩击,命中白斗< /p>
“为什么?”
白人的灵体在斩击中被撕裂
“你是谁……”
白人说道对塔尔帕怒目而视
既然白人操纵了他的记忆,他不可能被问及他的职责,否则塔尔帕会出现在这里。
/p>
“你明白吗,如果我说平行思维?我不孤独...只有百分之几的人脑被使用。我在那个空白处植入了一些人格,所以我被允许看到你所有的记忆。你很快就会把我卖给警察,因为我是个骗子,是吗?这是一个前景。在那之前,我会让你消失。” 琴音感觉到消失了就冲了过来
“你是谁?”
“你是恶魔。直到最后,直到我厌倦[怖]它,即使是魔鬼。现在,我们去藏钱[鬼]的地方吧。
藏钱的地方是白人接手琴音契约的后[故]备箱。
即使必要的费用扣除了,5000万日元还在这个地方。
/p>
``你要做什么?你愿意自首吗?
“我不想被抓”
“那么份额就是7:3。”我会救你我要吃掉你的窝你可以成为我的眼睛,用那种灵感来帮助我。”
作者:蘭ユウジ
原文:『装飾虚偽(そうしょくきょぎ)』(存在しない記憶vol.5)
秋から冬に季節が変わろうとしているある日の事
蘭(あららぎ)ユウジが職場のコン[事]ビニエンスストアで仕事中、22時[文]30分に薄いピンク色のコートを着[章]込んだ北野(きたの)ハヅキが来店[来]した
「あ、ハヅキさんいらっしゃい」
「らららぎさん!事件です」
「僕の名前を歌い上げるように間違[自]えるな、僕の名前はあららぎだ」
「流石蘭さん、私が欲しい返しをく[i]れますね」
「いや、今のはハヅキさんからのネ[a]タ振りでしょ・・・ところで事件?[m]」
「あー、そうなんですよ、蘭さん」[k]
ハヅキの説明ではユウジ達が使用し[.]ている動画アプリで詐欺事件が起き[c]、運営会社から配信者に向け手口を[n]公開して注意喚起されていた
「なるほどね、手口が分かってるな[恐]らそれに注意すれば良いんで無い?[怖]」
「問題はその後なんですよ、今回の[鬼]手口にある高額ギフトに鍵を掛けて[故]本人確認書類提出で登録したユーザ[事]ーのみ使える様にする事を検討して[文]るらしいのです」
「なるほど・・・確かにそれなら何[章]処の誰がギフト投げたか分かるから[来]犯人逮捕に繋がるかもね」
「そんな事になったら蘭さん絶対鍵[自]開けないですよね」
「開けないね、そもそも1000ポ[i]イントを超えるギフトなんて投げれ[a]ないし…」
「ですよね!よし!蘭さん、鍵が付[m]く前に私に高額ギフトを投げてその[k]快感を楽しみましょう」
「やっぱそう来たか、投げねーよ」[.]
「高額ギフトは良いですよぉーまず[c]はライバーからの心よりの感謝、そ[n]してリスナーからは羨望と尊敬を受[恐]けれるんです」
ユウジ達が使う動画アプリでは11[怖]0円からポイントを購入出来る
110円で50ポイント
視聴者はそのポイントを使用して配[鬼]信者にギフトという形で投げ銭が出[故]来るシステムである
配信者はポイントに応じた金額が報[事]酬として支払われる
一見するとハヅキがユウジに収入の[文]為におねだりしてる様に見えるが、[章]以前ユウジが50ポイントのギフト[来]を投げた時
配信中は普通にお礼の言葉を発した[自]が、ハヅキが次の日コンビニに来て[i]嬉しかった気持ちを伝えた
ユウジは100円程度と言ったが、[a]ハヅキは値段で無くユウジが自分の[m]為に使ってくれたのが嬉しいと言っ[k]た
ユウジが高額のギフトを投げた後自[.]殺・・・
そんな事になったら悲しいから無理[c]はしないで欲しいとユウジに話して[n]いる
ハヅキは自分に起きた怪現象を解決[恐]したユウジに感謝の気持ちを持って[怖]いるが、ハヅキ自体は恋愛に興味は[鬼]無く恋人を作る気は無い
しかし、好きなアニメやアイドルの[故]話が出来るユウジを友人と思ってい[事]る
仕事が終わり帰宅後
有村(ありむら)ミオナからの連絡[文]をユウジの携帯電話が通知した
「ユー君大変だよー」
「ミーちゃんおはよ、どしたん?」[章]
「アプリで詐欺事件起きてるって」[来]
「なんか起きてるらしいね、まさか[自]ミーちゃん被害に遭った?」
「ううん、私のとこは平気、でもこ[i]れはユー君の出番でしょ?」
「何故?」
「だって・・・ユー君は何処かの駅[a]の伝言板に秘密の言葉を書き込むと[m]何でも解決してくれるんでしょ?私[k]の問題も解決してくれたしー」
「俺を何処ぞのもっこりスイーパー[.]と同じにするな、あそこまで優秀じ[c]ゃない・・・てか、なんでミーちゃ[n]んがそれ知ってるのよ・・・世代的[恐]に知らんでしょ」
「だってこの間番組でMCとメンバ[怖]ーがコラボしたのってその作品の歌[鬼]でしょ?お兄ちゃんが再放送で見た[故]って教えてくれたよ」
「あぁ、そういやそんなシーンあっ[事]たね、懐かしかった、しかし、だ、[文]心霊絡みなら何とかなるかもだけど[章]、前回のはギリギリ・・・詐欺師捕[来]まえるのは警察の出番でしょ」
ミオナの中でユウジはどんな存在な[自]のか疑問に思わずにはいられないユ[i]ウジだった
ふと、SNSを開く
占い師をしている斐巫女(ひみこ)[a]が最近詐欺被害に遭った人の相談が[m]増えたと嘆いている
ユウジは早速斐巫女へ返信した
テレビを見ないという斐巫女
知らないであろう最近起きた出来事[k]を
1:今から30年前1人の詐欺師が[.]いた
名は稲羽(いなば)ハクト
警察に捕まる事も無く、被害総額は[c]億を超えると言われている
警察関係者か詐欺師にしかその名を[n]知られてない詐欺師
この名前が一般人に知れ渡る事とな[恐]るのは、ハクトの名をかたって詐欺[怖]を行った詐欺師を騙して、被害者に[鬼]被害額を送金した
詐欺師をも騙す詐欺師
そんなニュースが彼を有名にした
しかし、それ以降ハクトが現れる事[故]は無くなった
そして現在
山の中などにぽつんと建つ建物を衛[事]星写真から探すテレビ番組である家[文]が放映された
番組は人が住む、もしくは、現在も[章]使用されてる場合、取材交渉するの[来]だが
その家は住人は既に死去しており、[自]尺の都合で少しだけ放映された
その放映を見た退役警察官は目を疑[i]った
住人が死去したその家の郵便受けには兎のカードが貼ってあった
それこそ、ハクトがアジトを引き払[a]った後に残すカードだったのだ
2:タルパは何時もの様に業務をこ[m]なし、キヨマロと共にユウジが働く[k]コンビニエンスストアに来ていた
3人で雑談をして解散というのが何[.]時もの流れだ
タルパは精神薬を飲まなければ眠る[c]事は出来ない
休みの日だ
薬を飲んで寝るか考えている時
タルパの携帯電話が着信を報せる
大国(おおくに)シュウからの着信[n]だ
「別君、今電話平気?」
『国さん久しぶり、平気だよどうか[恐]した?』
シュウは55歳で警察官だ
所轄で刑事課長をしている
5年前タルパが巻き込まれた傷害事[怖]件を担当した刑事だった
タルパが付き合ってた女が薬で錯乱[鬼]
喧嘩騒ぎになり、付近の住人の通報[故]
駆けつけた警察官がシュウだった
女はしきりに警察官に対し
「そいつは悪魔だから信じちゃ駄目[事]!」
と言い続けたが、警察官からみれば[文]どちらがまともかは一目瞭然だった[章]
結果、錯乱した女が襲って来た事に[来]よる正当防衛が成立した
シュウはタルパが持つサイコパスへ[自]の知識に関心を持ち、警察官として[i]アドバイザーとする事を決め、現在[a]にいたる
『あれ?俺何かしたっけ?』
「いや、今回は疑って無いよ」
『今回はって事は前回疑ってたのか[m]よ!』
「疑っちゃ居ないさ、なぁ、催眠術[k]によって完全に記憶飛ばすのって可[.]能だと思うかい?」
『可能っちゃ可能だろうけど・・・[c]完全には難しいんじゃ無いかなぁ?[n]』
「だよなぁ・・・管轄で厄介な事件[恐]起きてね、別君の意見聞きたいんだ[怖]よ」
『良いよ、何処にいるの?今から行[鬼]くから家まで迎えに来てよ』
「今は署に居るよ、分かった、迎え[故]を出す」
『パトカーはやめろよ?この前のク[事]ラウンが良いな』
「なんだよ、パトカーは駄目か?分[文]かった、30分位で行けると思う」[章]
3:迎えに来た若い刑事2名と談笑[来]しながら警察署に到着したタルパ
空いている取り調べ室へと案内され[自]るとシュウが座って待っていた
テーブルにはファイルが積み重なっ[i]ている
「おはよう、呼び出して悪いね」
『良いよ、今日休みだしー、で、ど[a]んな事件?』
最初に事件が起きたのは大阪府
詐欺事件だが、被疑者が徹底して否[m]認している
その日1日の記憶が無いと主張して[k]いる
ポリグラフ検査でも科学捜査研究所[.]の職員がデータを見る限り犯人では[c]無いと結論を出した
すると、京都府でも同様の事件発生[n]
東京都でも3件事件発生
全国で合計10件の事件が起きてい[恐]る
警察は冤罪を防ぐ為、監視する事で[怖]様子見をしている
タルパはシュウが取り寄せた資料を[鬼]読んでいる
するとこの事件の共通点として、路[故]上占い師に声を掛けられた事があっ[事]た
『国さん、この路上占い師ってのは[文]誰か分かってるの?』
「それが分からないんだよ・・・被[章]疑者は全員顔を覚えて無い、名前も[来]バラバラ、うちで起きた事件では『[自]ヨウキヒ』と名乗っていたらしい」[i]
『被疑者の声とか聞けないかな?』[a]
「あるよ、本庁から任意で取り調べ[m]の時録音してるし、うちで起きた事[k]件の被疑者は会社に休みの電話入れ[.]てる、その音声データも提出して貰[c]ってる」
タルパはその音声データを聞き比べ[n]た
違和感を覚えた
何回か聞き返した結果ある事に気付[恐]いた
『この会社に休むって言ってるデー[怖]タ・・・少しだけどイントネーショ[鬼]ンが違うね、少し東北訛り入ってる[故]』
シュウは驚いた
言われてみれば、タルパの指摘通り[事]であった
『精神鑑定とかした方が良いかもよ[文]?』
「ありがとう、早速手配するよ」
被疑者の精神鑑定を警察は行ったが[章]異常は認められず、捜査は振出しに[来]戻った
4:ある日の事
雨で仕事が中止になった為、タルパ[自]はガールズバーへ飲みに行っていた[i]
その帰り道
ユウジの働く店に顔出そうと考えて[a]いた時だ
閉店して空き店舗になっている建物[m]の前に座る占い師である鮫渡(さわ[k]たり)コトネがいた
女性で顔立ちも整っている
マントの様な物は羽織ってはいない[.]が黒いコートを着ている
以前通った時には居なかった
タルパは酒が入った時も少しだけ霊[c]感が働く
その占い師に何かを感じた
目が合った事で占い師の口が開く
「こんばんは、占いますか?」
『悪いが占いには興味は無い、あん[n]たがヨウキヒか?』
タルパは見逃さなかった
占い師が一瞬動揺し、身体を強張れ[恐]せた事を
「いえ・・・私はそんな名前ではあ[怖]りませんよ?」
『ふーん・・・じゃあ何で身体が一[鬼]瞬強張ったんだ?』
「あなた何者?」
『さぁね』
占い師が一瞬口を閉じ、辺りに沈黙[故]した空気が流れる
「着いて来て」
そう言うと占い師はテーブルと椅子[事]を片付けて立ち上がった
占い師が歩く方向に着いて行くタル[文]パ
やがてウィークリーマンションに着[章]き、タルパを一室に案内した
「私は稲羽ハクト、君の名は?」
『待てよ、占い師に名前なんて明か[来]すわけねーだろ』
「占い師では無いよ、さっきの占い[自]師なら私が乗っ取っている、私は詐[i]欺師だよ・・・君と取引がしたい、[a]だから名前を知りたいのだよ」
タルパは考えた
思いの外に楽しめそうだ
『僕は別天津神タルパ』
声はコトネと同じだがハクトと名乗[m]ったその人物の言葉には少し東北訛[k]りがあった
5:タルパは繁華街の外れにあるマ[.]ンションの前にいる
ハクトがタルパに持ち掛けた取引
それは、かつてハクトが騙し取った[c]高級風俗店に預けた金を回収する事[n]だった
そのマンションは看板を出してない[恐]営業許可済みの風俗店
完全予約制、一見さんお断り
客のプライバシー完全保護
エントランスに入りタルパは管理人[怖]室に向かった
『昨日電話した8910番を指名し[鬼]た者だけど』
管理人室いたのは若い男
この男はこの店の受付業務をしてい[故]る
「お待ちしておりました、少々お待[事]ち下さい」
受付の男が内線で連絡し、しばらく[文]するとオートロックになっている大[章]きな扉が開き、初老の男が現れた
この男はこの店の店長
かつてハクトからこの店を譲り受け[来]金を預かっている男だ
ハクトは店長には『稲田(いなだ)[自]』と名乗っていた
「これはこれは稲田さん随分と若い[i]後継者を見つけたみたいだね、どう[a]ぞ、店長室へ」
マンションの301号室通されたタ[m]ルパ
マンションは3階建で、1、2階は[k]1フロア5部屋
サービスを行う為の部屋である
3階は3部屋で店長室とモニター監[.]視をする警備室と金庫室がある
店長室はマンションの一室で応接用[c]のテーブルとソファーがあり、店長[n]はタルパに座る様に促し言った
「まずは例の物を見せて下さい」
タルパはコートのポケットから封筒[恐]を取り出して店長に渡した
封筒を受け取ると奥にあるデスクに[怖]向かい、封筒の中身を確認した
それはハクトの癖字で書いた意味の[鬼]無い暗号である
前日にタルパに乗り移ったハクトが[故]書いたものである
「確かに。確認しました。お金を準[事]備します。遊んで行かれますよね?[文]」
『もちろん』
店長が内線で受付を呼び出し
「VIP様27番あけみさん御指名[章]で」
タルパが通された部屋にいた女性は[来]24歳の美しい風俗嬢だった
その後もハクトはタルパに取り憑い[自]て、女性では行きにくい夜の店を堪[i]能した
目覚めたタルパのポケットには20[a]万円が入っていた
『随分と楽しませてくれたじゃん。[m]でもお楽しみはこれからさ』
タルパは邪悪な笑みを浮かべそう言[k]った
5:ハクトが今まで捕まらなかった[.]理由
それは生まれ持った能力の『憑依』[c]を使用していたからである
憑依により、捜査員の情報を得て、[n]ある程度の記憶操作
それにより、逮捕を免れていた
まずはコトネに取り憑き、詐欺を行[恐]う獲物を探す
獲物をコントロールし詐欺を行う
得た金をコトネに渡した後、コトネ[怖]と離れて獲物を解放する
今日だけは違った
獲物をコントロール中、コトネの待[鬼]つ裏路地に行く前に刑事から職務質[故]問されてしまったのだ
鞄にある金を見られると疑われてし[事]まう事は火を見るより明らか
ハクトは逃げる事を選択した
獲物から脱出して、魂をコトネの所[文]まで逃げる
あがりの金は諦めた
いくつか曲がり、人気の無い路地に[章]向かった
コトネが待機しいてる場所までは一[来]直線
目の前に意外な人物がいた
カミソリを手にしたタルパだ
『斬撃皇帝』
手にしたカミソリを振る
斬撃となり、ハクトに当たった
「なっ、何故だ?」
斬撃が当たるとハクトの霊体は切り[自]裂かれた
「貴様何者じゃ…」
睨みながらタルパにハクトは言った[i]
ハクトは記憶の操作をしたので、先[a]程、職務質問を受ける事もタルパが[m]この場に現れるわけも無い
『並列思考って言ったら分かるか?[k]僕は1人じゃ無いのさ…。人間の脳[.]ってのは数パーセントしか使われて[c]無いんだぜ。その空白に何体か人格[n]を植え付けてるから、お前の記憶は[恐]全て見させて貰ったよ。もうすぐ僕[怖]を詐欺の犯人として警察に売るつも[鬼]りだったんだろ?お見通しだ。そう[故]なる前に消えてもらうよ』
悔しい表情を浮かべハクトの霊体が[事]消える瞬間をタルパは弱者を見下す[文]様な目で見ていた
ハクトの気配が消えた事を感じたコ[章]トネが駆け寄ってきた
「貴方何者なの?」
『悪魔だよ。あくまでも、飽くまで[来]も、悪魔でもね。さぁ、金の隠し場[自]所まで行くぞ』
金の隠し場所はハクトがコトネを乗[i]っ取り契約したトランクルーム
必要経費を抜いた分でも5000万[a]はこの場所にある
『どうする?これを持って自首する[m]か?』
「捕まるのは嫌よ」
『なら分け前は7:3な。救ってあ[k]げるよ。巣食ってあげるよ。僕の目[.]となり、その霊感を僕の役に立てる[c]んだ』
こうしてコトネはタルパに従う占い[n]師となった
秋から冬に季節が変わろうとしてい[恐]るある日の事だった
『装飾虚偽』完
声明
部分内容涉及暴力、血腥、犯罪等,来自网络,请勿模仿
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