《饥饿的灵魂》

iamk 日本恐怖故事 2023-12-31 18:00:01 151 0

我需要帮助...谁在看这个...[文]有人...请帮助...请救救我.[章]..

上个月,我的一个朋友自杀了。我想[来]是因为他叫了我的名字。

因为另一个朋友在逃跑的时候喊了他[自]的名字...

他让我不要说话,因为他会注意到我[i]……他下次可能会尖叫。

我没有按照别人说的那样说话。但是[a]我们三个都是牺牲品。

如果他死了...我会是下一个..[m].有人...帮助...请...帮[k]助...

我害怕黑... ...我看到蓝光了...我睡不着[.]...

‖我们三个是初中时代的坏朋友,到现在还是废柴在胡闹。

不过,英二找到工作了,我们三个人恐怕没法再出去玩了,所以我们就坐着我的车漫无目的的短途旅行了。

“让我们去一个我们从未去过的地方吧。”

首先是我的错误,我从驾驶座上下来[c]说:“好吧,我会把驾驶权交给你。[n]

Nobuaki莫名其妙的跑路了,比如,“哦!我找到了一个好女人!开始追!” p>

最后,我在一条陌生的山路上出了车祸,我的车没电了……我的手机不在信号范围内……

至少,我们三个人都被擦伤了。我很幸运。

“正明(我的名字)你打算做什么?走路?”

“嗯……在这里等到现在也没有车经过,而且看路况也崎岖不平,不知道什么时候有车经过。 ..你怎么过来了?”

“你两个小时就坐车过来了吧?离镇上不是有100多公里吗?还没走到一半就晚上了“没有灯你就不能动!!”

到现在一直枯萎的信明和英二一脸嫌[恐]

“我有灯!!哼!!”你好!」『当[怖]我拿出 Zippo 打火机时,Eiji 打了我一拳。

“你们在干什么!!看!有电线杆,有电线,前面不是有村庄和居民点吗?”我们去那里借个电话吧。

然而,目的地怎么看都是一个废弃的村庄……

只好在这里过夜。

因为觉得进破屋很危险,就在一个好像是村子广场的地方捡了些废柴,做了柴火。火在燃烧,发出噼里啪啦的响亮声音。

反正天亮之前我是不能动的。我们三[鬼]个人一起过夜。事故很痛苦,空腹度[故]过了一个有趣的夜晚。

是啊...最后一次享受夜晚...[事]

第二天开始下雨。倾盆大雨。只好在[文]废弃的房子里避雨。

没人说话...或者说,我隐隐约约有一种“死亡”的预感……才过了两天...

在这个平成时代,难道三个大人都饿死了吗?我吓坏了。

我们有人达到极限就会被吃掉?这是一堆消极的想法......

天气很冷,但我没有什么可烧的。

直到第二天傍晚,雨才停。我不能动……或者说,我不想动…… “现在想起来,很不正常。”

那天晚上突然来了...

和尚。他的衣服很干净,唯独脚上沾[章]满了泥巴。我可能一路走到这里..[来].

在我被叫到之前,我什至不知道有人[自]在这里。

“你们在这干什么?前面出事的是你[i]们吗?总之,过来吧。”我慢慢地从[a]废弃的房子里爬了出来。当我走到外[m]面时,月亮已经出来了,明亮地照亮[k]了这片区域。满月...

“非常感谢你。你很理解我们,不是[.]吗?我以为我们要死了。

和尚对我说,

“这是一个死村。无论你在哪里,活人都会脱颖而出。你们。” 这真的很危险,而且现在也没有改变。这是一个可怕的事情......我认为他们被称为祭品。 ..我有吃的,但我不能给你。让别人吃吧。粘因为有一些人。总比自己被吃掉好吧?在我的事情完成之前,在后面保持安静。

并移动到广场上。已经有火在燃烧,一座类似祭坛的东西已经建成。

“它在吃!”当昭信发现祭坛上的供品跑到他面前时,和尚大叫“喊!!”秋信震惊地停了下来。

“别再往前了,你这个白痴!慢慢后[c]退,静静地看着。和另外两个一起过[n]来。跟我进来。”

然后我被叫到一个地方,四根木桩像[恐] shimenawa 一样被绳子包围着。这是障碍吗?我[怖]发冷了。我一进去,和尚就开始说话[鬼]了。

“很久以前,这个村子里发生了一件不幸的事情,很多村民都饿死了。即使是现在,这里也是偏僻的地方,但当时要花一整天多的时间才能到到下面的小镇。我看着月光下的村庄。

房屋已经倒塌,草木从屋顶上长出来。它就像一座小山。一根电线杆都没有建起来……我简直不敢相信自己的眼睛。

我们来的时候肯定是旧了,不过应该还有一些好看的房子。我认为它是一个在昭和时代被遗弃的村庄。

就在我目瞪口呆的时候,英二抓住了我的胳膊。

“正昭……那个……那个……那是什么?”

「???」〉两个蓝灯……三个……

大理石大小的光团涌向祭坛上的食物[故]

“Orb?这是什么鬼?”

“Orb?那是什么?我每年都来这[事]里做Segaki追悼会,哎呀……[文]离这儿远点..你会被吃掉的。”

和尚一边说,球体落到地上,开始像[章]黑色的虫子一样四处爬行。仔细一看[来],竟然是一个人形。

一双眼睛,头发蓬乱。瘦瘦的身躯和[自]大肚腩……

有男有女。然后我听到嘎吱嘎吱的声音。

供品突然消失,化作一团黑色,牡丹糕?只剩下这样的一件事了......

我知道每个人都吃过它们,但是鬼魂[i]吃食物吗?当我问和尚时,

“他们只有食欲,填饱肚子……他们[a]以前是人类,但现在他们像妖怪一样[m]。他们太强大了。”确保,东西真的[k]消失了……你真的被吃掉了。他开始[.]从挂在脖子上的袋子里撒些东西。

一边念经一边洒向四面八方。它看起[c]来像米饭。

这,那,那,那,那,那,那,那,[n]那,那,那,那,那,那,那,那,[恐]那,那,那,那,那,那,那,那,[怖]那,那,那,那,那,,,,,,,[鬼],,,,,,,,,,,,,,,,[故],,,,,,,,,,,,,,,,[事],,,,,,,,,,,,, , time, time...

等等,大家都在吃米粒……但是……不会消失。我会永远吃一粒米。。。其中一个…… 另一个化作一团大理石大小的蓝光球沉入地面,原本的蓝光消失了。

“完了……你们都吃饱了,却见识了很少见的东西……所以忍着吧,一个人能吃上两三天不死。”抱歉.

这里的居民受苦更多,死了……绫津等人的苦难你懂一点吗?天一亮,神殿的人就会来接你。< /p>

要是再多一点,到时候你就得忍着了……哇哈哈……”要是晒黑了,还有那个牡丹年糕……不就好了吗?吃了它?”

“什么鬼!!它在哪里??”

信明指了指“额……看……那个……”。

“什么……还有饿鬼吗?不会吧……他们‘走丢’了吗……?”

焦虑我问:“那是什么?”

“我刚才说了,他们只是有胃口……他们不会留下食物……如果他们说有食物,还有饿鬼。如果你举行追悼会,他们会越来越小,最终会消失。这些家伙本该在再过五年的追悼会后消失的。Gaki互相蚕食,最后一个就剩下了……在这种情况下,它在没有被被一个地方束缚……失控了。

简直就像被诅咒的神一样。

然后英二又抓住了我的手臂。这回我颤抖了……英二默默指着……

就在我所指的地方,我看到了同样的牡丹年糕……不,那边是一片黑暗……两道蓝色的光并排闪烁着。

它不动……不,它微微左右移动……

两个饿鬼……不……那是……眼睛……两颗明亮的蓝色眼珠……

篝火的柴火碎了又碎…… 灯坏了,我模糊地看到了他……是个饿鬼……和刚才看到的那个一样……

但是……好大……关于我们

它蹲下,双手撑地,缓缓靠近。

他抬起手开始吃牡丹麻糬。盯着这个...

当我意识到他能看到我们时……我开[文]始害怕得发抖……

然后和尚说话了。

“我不知道……他给你们打电话了……我能看清你们,因为这是我的牺牲,我该交年税了……嘿!!你们伙计们,过来低下头!!”

我这么一说,他们就把我们的头发一根一根揪起来,边吃边咕哝着……还有……

“我要出去被他吃掉了……不管你做什么,月亮都会躲起来,不到太阳升起你就不走。还有从来没有,“别说话,我会发现这里有人……”

说着,我一边念着撒米时一样的经,[章]一边出了结界.

我们三个人没有阻止和尚……我们不[来]能动……我们被吓到了……

和尚……对不起……

流浪者……靠近和尚……

“咕噜……咕噜……”声音。那是流浪狗嗅闻气味的声音……

和尚在与“流浪者”保持距离的同时离开了屏障。流浪狗一边喷着鼻涕一边靠近……

然后,我把脸贴在和尚的肚子上,又[自]闻了闻。

闻起来像小便...可能和尚丢了尿[i]...我也泄露了。。。应该是另外[a]两个。。。

砰的一声,和尚惨叫一声。

流浪狗撕破和尚的胃…… 『黑影』左右摇头。肠子突出。我说[m]不出话来,因​​为我的嘴里正在涌[k]出鲜血……

一个人在2-3米外被吃...我闭[.]上眼睛忍受着。

不太合的声音……没错,他是在吃三个人的肉……一个和尚,代替我们三个……

突然,信明发出奇怪的声音,想要脱离结界。这是极限...

“信明!!”

虽然流浪狗看了我们一眼,但它又开始吃和尚了。

我也按住了信明,只听着和尚被吃掉的声音。

信明不断“呜呜……”地呻吟着,但并没有表现出暴力。

时间流逝……慢慢地……慢慢地……[c]

当天开始亮一点的时候……他终于吃完饭了,就像……

当我胆怯地转身时,他正蹲在地上盯着地面……连一块和尚的骨头都没有,连他的衣服都没有。而且像个小饿鬼一样,他并没有消失……

英二的声音还在,他可能是在等我们离开……和尚说:“无论发生什么事,太阳升起之前都不要离开这里……”

情况还在继续,太阳开始照耀。

“Hagure”在同样的姿势下变[n]得又薄又透明……离开! !我在心里呐喊。

那一团蓝光……只剩下眼球了……可以清楚的看到两个……他在看我……不知道他在看谁……

快要完全消失了……我能听到他喃喃自语……清晰……

“……······”

一个小和尚来到天已经亮了来接我。[恐]他的眼神很吓人,但他二话没说就把[怖]我们引到车上,带我们去了事故现场[鬼]

过了一会儿,处理事故的警察过来了[故],他们检查完现场后,就迅速离开了[事]

没有人听说过或谈论死去的和尚..[文]....

开车送我进城的小和尚就说,

“算了……别过来了。”

虽然车不多,但我还是过了三辆车才[章]到了镇上。每辆车里都有一个和尚。[来]

不知道为什么,他似乎连“流浪者”的事都不说就知道了。

之后,我们三个人就很少见面了,几个月过去了。

据说Eiji找到了一份工作,但惹出麻烦,被公司解雇,然后回到了这个小镇。或许是那个时候的创伤吧……

我还梦到它...

Nobuaki在那之后发了疯,进[自]入了设施,但据说他上个月自杀了。[i]

当我听说他自杀时,我想,“这太疯狂了……”。

刚吃完饭就吐了,还疼。

不管我吃多少,我还是吃不饱……就[a]像他一样……

他肯定说了这句话就消失了……

< p>“Nobuaki”和...

发布了一个恐怖故事:Horror Terror The Last Devil


作者:怖話
原文:『餓鬼魂』

 

助けて欲しい・・・・これを見てい[m]る人・・・誰か・・・助けて下さい[k]・・・。救ってください・・・。

先月、友人が一人自殺しました。ヤ[.]ツに名前を呼ばれたからだと思うん[c]です。

もう一人の友人が逃げ出そうとした[n]そいつの名前を叫んでしまったから[恐]・・・。

ヤツに気づかれるから喋るなって言[怖]われたのに・・・次は叫んだ彼かも[鬼]知れません。

俺は言われた通り喋りませんでした[故]。しかし俺達三人は贄(にえ)だっ[事]たんです。

彼がもし死んだら・・・次は俺・・[文]・誰か・・・助けて・・・頼む・・[章]・助けて・・・

暗闇が怖い・・・・青い光が見えそ[来]うで・・・・眠れない・・・・

 俺達三人は中学からの悪友で、未だ[自]にプラプラしてるダメな人間だった[i]

ところが英二の奴に仕事が決まり、[a]三人で遊ぶ事ももう無くなるかもな[m]って、俺の車で当てもなく小旅行へ[k]と出かけたのだ。

「今まで行った事の無い所へ行こう[.]。」 言い出したのは信秋。

「じゃ~運転はお前に任せる。」っ[c]て俺が運転席から降りたのがそもそ[n]もの間違いだった。

信秋ときたら「お!イイ女発見!![恐]追跡開始!」だの「あの野郎の運転[怖]なんだ!!煽ちゃる!」など訳の解[鬼]らない理由で迷走し

挙句の果て見知らぬ山道で事故り、[故]車はオシャカ・・・おまけに携帯も[事]圏外ときた・・・・・

三人ともかすり傷で済んだのがせめ[文]てもの幸運だった。

「正明(俺の名)どぉするよ?歩き[章]で移動か?」 と秋信を睨みながら英二が言う。

「だな・・・ここで今まで待っても[来]車なんて通らねぇし、道の状態見て[自]もいつ車通ったか解らない位荒れて[i]るし・・・なんでこんな所に入って[a]来たんだかなぁ~信秋よ?」

「つ~か二時間ぐれぇ車で来ただろ[m]?町まで楽に100キロ以上あんじ[k]ゃねぇの?半分もいかねぇうちに夜[.]だぞ!!明かりも無しに移動できね[c]ぇって!!」

うんざり顔の英二に今まで萎れてい[n]た信秋が

「明かり!!俺もってるってぇ!![恐]ホラ!」 とジッポライターを取り出した瞬間[怖]、英二に殴られた。

「何やってんだお前ら!!おい見ろ[鬼]!電柱が建ってるじゃん。電線もち[故]ゃんとあるし、この先に村なり集落[事]なり在るんじゃないか?そこで電話[文]借りよう。」

しかし、行き着いた先はどう見ても[章]廃村だった・・・。

仕方なくここで夜を明かす事となっ[来]てしまった。

ボロい家の中に入るのは危険を感じ[自]たので、村の広場らしき所に廃材を[i]集め焚き木した。バチッバチッと大[a]きな音をたてて火が燃えている。

とにかく夜が明けるまで動けない。[m]三人かたまって一夜を過ごした。事[k]故ったのは痛かったし、空腹には参[.]ったケド楽しい夜だった。

そう・・・俺が夜を楽しめた最後の[c]ひととき・・・。

二日目に雨が降り出した。土砂降りだ。これでは移動も出来ず仕方なしに廃屋の中で雨宿りをした。

《饥饿的灵魂》 日本恐怖故事

誰も喋らない・・・。と言うより『[n]死』を薄っすらと予感した・・・。[恐]まだ二日しか経っていないのに・・[怖]・。

この平成のご時勢に大の大人が三人[鬼]も飢え死にするのか?ゾッとした・[故]・・。

極限状態になったら俺達の中の誰か[事]が喰われるじゃないか?マイナス思[文]考の塊だ・・・。

寒いが燃やす物がない・・・雨漏り[章]が酷く濡れない様にするのがやっと[来]だった。

雨は次の日の夕方までやまなかった[自]。動けない・・・というより動く気[i]持ちにならない・・・。 今考えると異常だった。

それはその日の夜、突然やって来た[a]・・・。

一人の坊さんだ。着ている物は綺麗[m]だったが足元だけが泥で汚れていた[k]。多分ここまで歩いて来たのだ・・[.]・。

呼びかけられるまで人が来た事すら[c]わからない。

「お前達はここで何している?この[n]先の事故車はお前達か?とにかくこ[恐]っちへ来い。」

太いが優しい声で、俺達は助かった[怖]とノロノロと廃屋から這い出して行[鬼]った。外へ出てみると月が出ていて[故]明るく辺りを照らしていた。満月だ[事]・・・。

「助かりました。よく俺達がわかり[文]ましたね?もうダメになるんじゃな[章]いかと思いました。済みませんが何[来]か食べる物ありませんか?俺達2~[自]3日前から何も食べてないんですよ[i]・・。」

と言う俺に坊さんは、

「ここは死村だ。生きた人間はどこ[a]にいても目立つ。お前達は本当に危[m]ない状態で、それは今も変わってお[k]らん。恐ろしい事だが・・・贄とし[.]てここに呼ばれたんじゃろうな・・[c]・。食い物はあるがお前達にはやれ[n]ん。他に喰わせてやらねばならんヤ[恐]ツラが居るからの。自分が喰われる[怖]よりマシじゃろ?わしの用事が済む[鬼]まで後ろで大人しくしておれよ。」[故]

と言って例の広場まで移動した。そ[事]こには既に火が焚かれていて何かの[文]祭壇みたいな物が造られていた。

「食いモンだ!」 祭壇のお供え物を見つけた秋信が走[章]り寄ると「喝ッ!!」と坊さんが気[来]合を入れる。ビクッとして秋信が立[自]ち止まる。

「馬鹿者が、それ以上前に行くな![i]!ゆっくり後ろへさがって静かに見[a]ておれ。他の二人もこっちへ来い。[m]わしと一緒にこの中に入れ。」

と四本の杭をしめ縄みたいなヒモで[k]囲った場所に呼び入れられた。これ[.]って結界ってやつか?寒気がした。[c]中に入ると坊さんが喋りだした。

「この村は昔、不幸な出来事があっ[n]て村人の多数が餓死したんじゃよ。[恐]今でもへんぴな場所じゃが当時は丸[怖]一日以上かけて下の町まで行かんと[鬼]交流が無いような村じゃった。勿論[故]電気も電話も無い孤立した村じゃ。[事]異変があっても誰も気付かんかった[文]。」

「え?俺達、電柱見つけてここまで[章]来たんだけど・・・」

「そんなもんどこにある?よく周り[来]を見てみい。じゃから呼ばれたと言[自]ったんじゃよ・・・。」

改めて月明かりの中の村の様子を見[i]てみた。

家々は潰れ草や木が屋根の部分から[a]生えている。小さな山みたいになっ[m]ていた。電柱など一本も建っていな[k]い・・・眼を疑ってしまう。

俺達が来たときには確かに古かった[.]が、まだちゃんとした形の家が残っ[c]ていたはずだ。昭和の頃に廃村にな[n]った村くらいに思っていたのだ。

呆然としていると、英二が俺の腕を[恐]掴んだ。

「正明・・・あれ・・・あれ、何だ[怖]よ?」 と祭壇の方を指差す。

「???」 青い光が二つ・・・三つ・・・。

ビー玉ほどの光の玉が祭壇の食い物[鬼]の所に群がっていた。

「オーブか?何だよ・・滅茶苦茶い[故]るぞ!!」

「オーブ?何じゃそれは?あれは『[事]餓鬼魂』(がきだま)じゃ。ここで[文]飢え死した者達のなれの果て、地獄[章]の亡者どもよ。わしは毎年ここへ来[来]て『施餓鬼供養』をしとるんじゃ。[自]もう少し来るのが遅れたら、お前等[i]がヤツラの生贄になるところじゃっ[a]たわい。おっと・・・この外へは出[m]るなよ。喰われるぞ。」

坊さんが言っている間、オーブ(餓[k]鬼魂)は地面に降りて行っては黒い[.]虫みたいになって這いまわりだした[c]。よく見ると人の形をしていた。

ボサボサの髪にギョロついた眼。痩[n]せこけた体とそこだけ大きな腹・・[恐]・。

男も女もいた。そのうちカリカリカ[怖]リと音がしだした。

お供え物が忽然と姿を消して黒い塊[鬼]、牡丹餅?みたいな物が一つ 残っているだけ・・・。

みんなこいつ等が喰ってしまったん[故]だと理解したが、幽霊が食べ物を食[事]べるのか? 坊さんに聞くと、

「こやつらに在るのは食欲、自らの[文]腹を満たす事だけ・・・。昔は人だ[章]ったが今は妖怪みたいなもんだ。余[来]りに強い念の為に実際に物が消える[自]・・・。本当に喰われているんじゃ[i]よ。さて、まだ足りんじゃろう?お[a]前たち・・・これで最後じゃ・・・[m]。」

と言って首から下げた袋から何かを[k]撒き始めた。

お経を唱えながら四方にまく・・・[.]。よく見ると米みたいだった。

ザ・ザ・ザ  パラ・パラ・パラ  カリ・カリ・カリ     ザ・ザ・ザ  パラ・パラ・パラ  カリ・カリ・カリ・・・・・

ヤツ等みんなが米粒を喰っている・[c]・・が・・・無くならない。いつま[n]でも一粒の米を喰い続けている・・[恐]・。そのうち一匹・・・一匹とまた[怖]ビー玉くらいの青い光の玉になって[鬼]地面へと沈んでいき、そしてあれ程[故]あった青い光は一つも見えなくなっ[事]た。

「終わったの・・・。お前等も腹は[文]満ちんが滅多に見れぬモノを見たん[章]じゃ・・・それで我慢せい。人は二[来]~三日喰わんでも死にはせんわい。[自]

ここの住人はもっと苦しんで死んだ[i]のじゃ・・・少しはアヤツ等の苦し[a]みが解ったかの?夜が明けたら寺の[m]者が迎えに来る。

あとほんの少しじゃ、それまでの辛[k]抱じゃな・・・わはは・・・」

豪快に笑う坊さんに、信秋が、

「終わったんならアノ残ってる牡丹[.]餅・・・食べてもいいんじゃねえの[c]?」

一瞬で場が凍りついたかと思った・[n]・・・・。

「なんじゃとっ!!どこじゃ??」[恐] 叫ぶ坊さんの顔色は蒼白だった。

「え・・・ほら・・・あれ・・・」[怖] と指差す信秋・・・。

「なんと・・・まだ餓鬼が残っとる[鬼]のか?まさか・・・・・『はぐれ』[故]か・・・・?」 声に脅えがあった。

不安になった俺は「なんなんですか[事]?」と聞いた。

「さっきも言ったがヤツ等は食欲だ[文]けじゃ・・・食い物を残す事はせん[章]・・・残っていると言うことは餓鬼[来]も残っている。餓鬼共は見た通り供[自]養すればどんどん小さくなり、いつ[i]しか消えて無くなる。ここのヤツ等[a]もあと五年も供養すればいなくなる[m]はずじゃった・・・。しかし『はぐ[k]れ』とは、

毎年の供養もなく餓鬼同士が共食い[.]をして最後に残った一匹じゃ・・・[c]。こうなると場所にも縛られずにさ[n]迷いだす・・・手が付けられん。

ほとんど祟り神になっているんじゃ[恐]よ。」

するとまた英二が俺の腕を掴んだ。[怖]今度は震えていた・・・。無言で指[鬼]差す英二・・・・。

指差す先には例の牡丹餅・・・いや[故]、その先の暗がり・・・二つの青い[事]光が横に二つ並んで光っていた。

動かない・・・いや微妙に左右に動[文]いている・・・。

二匹の餓鬼魂・・・いや・・・あれ[章]は・・・眼だ・・・。青く光る二つ[来]の目玉・・・・。

バチッと焚き火の薪がはぜ崩れる・[自]・・光の加減が狂いおぼろにソイツ[i]の姿が見えた・・・。餓鬼だ・・・[a]さっき見た姿のまんま・・・

だが・・・大きい・・・。俺達くら[m]いある。

そいつがしゃがんだまま、両手を地[k]面に付けて少しずつ近づいて来る。[.]

ヒョイと手をあげて牡丹餅を取り喰[c]い始めた。眼はこちらを見つめたま[n]ま・・・。

あいつには俺達が見えているんだと[恐]気付いた時・・・恐怖で震えだした[怖]・・・。

すると坊さんが喋る。

「いかんな・・・あいつにお前等は[鬼]呼ばれたんじゃ・・・。自分の贄だ[故]からハッキリお前達が見えておる。[事]これはわしも年貢の納め時じゃな・[文]・・。おい!!お前達、こっちへ来[章]て頭を下げろ!!」

そう言うと俺達の髪の毛を一人ずつ[来]抜いて何かモゴモゴ言いながら喰っ[自]ちまった・・・。そして・・

「わしはこれから外へ出てヤツに喰[i]われる・・・。お前達は何があって[a]も月が隠れ、太陽が昇るまでここか[m]ら出るな。そして絶対に喋るな。こ[k]こに人が居る事がバレるからの・・[.]・。」

そう言うとさっき米を撒いた時と同[c]じお経を唱えながら結界の外に出た[n]・・・。

俺達三人共、坊さんを止めなかった[恐]・・・動けなかったんだ・・・恐怖[怖]で・・・

坊さん・・・ごめん・・・

『はぐれ』が、のそ・・のそ・・と[鬼]坊さんに近づいて行く・・・

「グズ・・ グズ・・」と音が鳴っている。『は[故]ぐれ』が臭いを嗅いでいる音だった[事]・・・。

坊さんが『はぐれ』と間合いをとり[文]ながら結界を離れる。鼻を鳴らしな[章]がら近づく『はぐれ』・・・

そして坊さんの腹に顔を押し付けて[来]また「グズ・・ グズ・・」と臭いを嗅いだ・・・・[自]

小便の臭いがした・・・多分、坊さ[i]んが失禁したのだ・・・。俺も漏ら[a]した・・・おそらく他の二人も・・[m]・。

ゾブッ・・と音がして坊さんが悲鳴[k]をあげた。

『はぐれ』が坊さんの腹を喰い破っ[.]たのだ・・・。『はぐれ』が首を左[c]右に振った。ゾゾゾッと腸が飛び出[n]る。口から血が溢れ出て声にならな[恐]い・・・・。

2~3m先で人が喰われている・・[怖]・。ブチッ ビチャ ゴリッ  眼を閉じてじっと耐える。

なかなか収まらない音・・・。そう[鬼]だヤツは三人分の肉を喰っているん[故]だ・・・。坊さん一人、俺達三人の[事]身代わりに・・・・。

突然、信秋が奇声をあげて結界の外[文]へ出ようとした。限界だったのだ・[章]・・。

「信秋ぃぃッ!!」 英二が思わず叫び取り押さえる。

『はぐれ』はチラッとこちらを見た[来]ものの、また坊さんを喰い始めた。[自]

俺も信秋を押さえ付け後ろ向きに坊[i]さんの喰われる音だけを聞いていた[a]

信秋は「ヴウゥ・・・」と唸り声を[m]上げ続けたが暴れることはなかった[k]

時が流れていく・・・ゆっくり・・[.]・ゆっくり・・・

辺りが少し明るくなり始めた頃・・[c]・ようやくヤツの「食事」も終わっ[n]た様だ・・・。

恐る恐る振り返ると、ヤツはしゃが[恐]んだまま地面をジッと見つめていた[怖]・・・坊さんの骨の欠片も服さえも[鬼]残っていなかった。しかも小さな餓[故]鬼みたいにヤツは消えない・・・。[事]

やはり英二の声が聞こえており、俺[文]達がここを出るのを待っているのか[章]も知れない・・・。坊さんは言った[来]「何があっても陽が昇るまでここか[自]ら出るな・・・」

そのままの状態が続き辺りに陽が射[i]して来た。

『はぐれ』はそのままの姿勢で薄く[a]透明になっていく・・・。早く消え[m]ろ!!心の中で絶叫した。

青い光の玉・・・目玉だけが最後ま[k]で残った・・・ハッキリと二つ見え[.]る・・・こっちを見ているのだ・・[c]・誰を見ているのだろうか・・・

それが完全に消える寸前・・聞こえ[n]てしまった・・・ヤツのつぶやく声[恐]・・・ハッキリと・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・[怖]・・」

すっかり明るくなった頃、若い坊さ[鬼]んが迎えに来た。眼が怖かったが何[故]も言わず俺達を車まで誘導して、事[事]故現場まで連れて行ってくれた。

しばらくすると事故処理の警察がき[文]て現場検証が終わるとさっさと帰っ[章]てしまった。

死んだ坊さんの事は誰も聞かないし[来]話さない・・・。

ただ町まで送ってくれた若い坊さん[自]が、

「忘れなさい・・・そしてここには[i]こない事です。」と言っただけ・・[a]・。

町に着くまであれだけ車が通らなか[m]ったのに3台の車にすれ違った。全[k]ての車に坊主が乗っていた。

あの『はぐれ』の事は何故か話さな[.]くても、分かっているみたいだった[c]

その後俺達三人は余り会う事もなく[n]なり月日が過ぎた。

英二は就職したもののトラブルを起[恐]し、会社をクビになりまたこの町に[怖]戻ってきたという。あの時のトラウ[鬼]マが原因かもしれない・・・。

俺も未だに夢に見る・・・。

信秋はあれからおかしくなっって施[故]設に入ったが、先月自殺したとの事[事]だった。

自殺したと聞いて「ヤッパリな・・[文]・」って思った。

食事してもすぐに吐いて痩せこけて[章]苦しんでいたそうだ・・・・。

食べても食べても満たされない・・[来]・ヤツみたいに・・・

ヤツは確かにこう言って消えたのだ[自]・・・・

「のぶあき」  と・・・・・・

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