【夏日风声】追忆休憩

iamk 日本恐怖故事 2024-01-19 00:00:01 314 0

‖八月海。没想到,它很漂亮。

“话说回来,还真有这种事。”

〉我、铃菜和零坐在堤岸上胡说八道[文]。当我意识到这一点时,它已经成为[章]我的记忆故事。

「石鼓对受到启发持开放态度。」

〉铃奈一边说着,一边喝了一口罐装[来]果汁。

“我没那么公开,不知不觉就成了谣[自]言。”因为我被打了……”

“是啊.. ..铃菜讨厌灵性的东西吗?”

‖I 听到这个问题,铃菜稍微想了想,然[i]后轻轻地低下了头。

“说不喜欢那是骗人的,因为我有这[a]个能力,所以能第一时间见到他。但[m]是……我真的不喜欢。”

‖她是这么说的,我苦笑了一下。

“原来如此”

‖我简短地嘀咕了一句。

“喂,诗谷,给我讲个恐怖的故事吧[k]!”

“诶,在这儿吗?我们也给零听听吧!”

开心地笑着。说起来,有一段真实的经历我没有告诉零。

“志咕同学,你是要讲鬼故事吗?”[.]

‖零用好奇的眼神看着我。

“喂喂,别抱太大希望”

‖一边吹着海风一边说着话。在这个[c]地方,直到刚才才发生了一件奇怪的[n]事情。

“这是我今年暑假第一天经历的故事[恐]……”

想到这里,我开始说起自己的经历。[怖]

‖○

‖一个记忆故事。这是我在高中二年[鬼]级暑假遇到铃菜和零之前经历的故事[故]

从很小的时候,我就可以看到灵体的存在。比如一个黑发女人把脸从河里探出来,用死气沉沉的眼睛盯着我们,或者看到有人从公寓楼的顶层跳下来,吃惊地走到那个地方,才发现有那里没有人。

谣言四起,说我有灵感。或许正因如此,有过奇葩经历的朋友有时也会求教。散布谣言的罪魁祸首可想而知。我的同学伊藤,一个名叫山冈的男学生。山冈是我现在要讲的这个故事的起因。之前,长坂先生决定为被附身在异能点的山冈驱魔时,我也曾帮助过他。就在那时,我开始听到谣言。

山冈让我陪他去附近山区的一所废弃房屋试胆量。除了我之外,山冈还有另外两名成员。经常拿山冈当搭档的不良学生远藤的朋友杉山,性格温和,相当严肃。他们都和我在一个班级。

〉试胆那天,我们四个人聚集在废弃的房子前。当时是深夜,所以气氛很浓。

我已经感受到了从废弃的房子里传来的不好的气息,我的手都在出汗。

“嘿,气氛真好,不是吗?”

当山冈这么说时,远藤嘲笑他。

“山冈,你害怕了吗?什么都没有出来。嘿雨宫,你能看到什么吗?”,是一个粗鲁的家伙。

“没有,我还没有看到,但我肯定是[事]有的,还是别进去了。” 来,走吧。

当我随口劝道时他,远藤叹了口气说[文]道。远藤抓住山冈的胳膊,朝遗迹的[章]入口走去。杉山看着我苦笑道。看来[来]远藤的态度让他傻眼了。还没来这里[自],杉山就拦住了辱骂我的远藤,说:[i]“因为你特地跑来了。”他练过柔道[a],想必是黑带级的。即使是战斗敏捷[m]的远藤也打不过杉山。虽然不知道为[k]什么性格如此不同的两人会成为朋友[.],但我想远藤不会让事情失控,多亏[c]了杉山。

废弃房屋的入口没有上锁,我很容易[n]进入。建筑结构陈旧,进门右侧是一[恐]间约12张榻榻米的房间。它看起来[怖]像一个客厅。

“雨宫,你在吗?”

“不,不在这里”

话音刚落,我就觉得脊背发凉。

“!?”那里什么都没有。我不知道[鬼]这是否只是我的想象。不,确实有这[故]种感觉。这座废弃的房子里有东西。[事]

山冈对我的举动感到吃惊,发出了「[文]喂」这样微弱的声音。之后,远藤也[章]问了我。

“刚才有什么事吗?”我决定继续前[来]进。可就在这时,从客厅隔壁的房间[自]里,传来了像是女人的呻吟声。

我觉得不好,就抓住了远藤的胳膊。[i]

“这是什么?”

“我能听到,就像呻吟声,就在那个[a]房间里。”

“说真的,让我们来个看!”

“喂,住手。”

远藤挣脱我的束缚,进了房间。山冈似乎被我刚才的话吓坏了,当场蹲下。

无奈之下,我决定跟着远藤去房间。

“杉山,你能跟着山冈走吗?”

“明白。”传来。它看起来像一个厨房。远藤盯着房间入口附近的一点。

我顺着远藤所指的方向看去,只见一个女人“呜呜呜”的蹲了下来。我立刻抓住远藤的胳膊,想要离开房间。然后,直到刚才还在呻吟的女人开口了。

“等等……为什么……我……”

我当然等不及了。我转身把远藤带出[m]了房间。但是,刚才一直躲在厨房角[k]落里的女人,却出现在了我的面前。[.]脸色让人不忍直视。

没有声音。我不能动。我被一种麻痹[c]的感觉淹没了,我只能盯着那张可怕[n]的脸。

可是那个女人只是看着我,什么都没做。当时觉得很奇怪,现在想来,可能是为了以防万一,不自觉的竖起了一道屏障吧。

不一会儿,女人就好像放弃了一般,消失在了我的眼前。与此同时,我身体活动自如,立刻离开了厨房,加入了杉山等人的行列。显然,他们什么都没有。

我一边支援着远藤,一边将厨房里发[恐]生的事情简单地告诉了杉山等人后,[怖]他决定回家,从前门出去了。

“哇!!”

杉山看着外面,突然大叫一声。难怪[鬼]。拦路的除了刚才那个女人的魂魄,[故]还有两个被打烂脸的孩子的鬼魂挡在[事]了前面。看到它的山冈晕倒了,被杉[文]山扶住了。

“爸爸……爸爸……”

忽然,两个孩子的灵体开始说话了。[章]然后远藤缓缓走向童灵。

“嘿,远藤!等等,远藤!”面无表[来]情,眼神空洞。尽管如此,我还是拼[自]命想把远藤的手臂拉回来阻止他。

之后我的记忆就模糊了。接下来我记起来的是远藤倒在地上,之前一直挡在路上的精灵也消失了。现在想想,可能是另外一个人格解体驱灵了。

之后,远藤和山冈立刻醒来,我们回家了。

“第二天,远藤来家里说谢谢。我看[i]得很清楚。当远藤打开前门时,我可[a]以看到房子。一个女人的灵魂站在外[m]面等着远藤……那是我的经历。”

“也就是说,你没能彻底驱散女人的[k]魂魄。”

〉零托着下巴说道。那张脸有些有趣[.]

“我也是这么想的。”

』 这么一说我就明白了。进入我体内的名为咲希的蛇妖怪已经离开了。到目前为止,我之所以能够很好地使用我的能力,是因为咲希控制了我的精神力,而我是唯一的……

“嗯,我中招了”

〉我自言自语道。

“嗯,你有没有说什么?”

〉铃菜用询问的表情看着我。

“不,没什么”

只是这么说,我我用心灵遥控让刚才[c]装着果汁的空罐子漂浮起来。毕竟,[n]如果我已经一个人了可以吗?

“念力……说起来,零,我们是魔法师联合会的人吧??”

‖我忽然问了一句。零苦笑道:“原来如此~”。

“日本魔法师联合会是什么都可以的组织,从日本的魔法师、通灵者和通灵者开始。它是一个不存在的组织,所以它就像一个所谓的秘密结社。”

“难道我是秘会的人?”

‖铃菜也好笑的说道。

‖直到最近,我过着正常的生活,但现在我作为通灵者专攻驱魔。我应该如何处理这种特殊情况?不过,没关系,这个夏天还是很有趣的。我是这么想的。


作者:mahiro
原文:【夏風ノイズ】回想レスト

 八月の海。案外、綺麗なものだ。

「そういえば、そんなこともあった[恐]なぁ」

 堤防の上、俺と鈴那とゼロが腰を下[怖]ろして駄弁っている。気付けば、俺[鬼]の思い出話になっていた。

「しぐは、霊感があることをオープ[故]ンにしてるんだね」

 鈴那がそう言って缶ジュースを一口[事]飲んだ。

「そこまで公けにはしてないけど、[文]気付いたら噂程度に広まってた」

「そうなんだ、いいなぁ~。あたし[章]、霊感のせいでいじめられてたりし[来]たからさ・・・」

「そうだったな・・・なぁ、鈴那は[自]霊的なものを嫌ってたりするのか?[i]

 俺の質問に、鈴那は少し考えてから[a]軽く俯いた。

「嫌いと言ったら嘘になる。この能[m]力があったから、しぐにも出会えた[k]し。でも・・・あまり好きではない[.]かな」

 彼女はそう言って苦笑した。

「そっか」

 俺は短く呟いた。

【夏日风声】追忆休憩 日本恐怖故事

「ねぇ、しぐ。怖い話してよ!」

「えっ、今ここで?」

「うんっ!しぐの怪談語り、ゼロに[c]も聞かせてあげよっ!」

 そう言った彼女の顔は楽しそうに笑[n]っていた。そういえば、ゼロに話し[恐]ていない俺の実体験があった。

「しぐるさん、怪談語りするんです[怖]か?」

 ゼロが興味津々といった目で俺を見[鬼]てきた。

「おいおい、あまり期待するなよ」[故]

 潮風に当たりながらそんな会話をし[事]ている。先程まで、怪異が起きてい[文]たこの場所で。

「これは、俺が今年の夏休み初日に[章]体験した話なんだけど・・・」

 そう前置きし、俺は自らの体験談を[来]淡々と語り出した。

   ○

 思い出話を一つ。高校二年の夏休み[自]、まだ鈴那やゼロたちと出会う前に[i]体験した話だ。

小さい頃から、霊という存在が見え[a]てしまうのだ。例えば、川から顔だ[m]けを出し、生気の無い目でこちらを[k]見つめる黒髪の女、マンションの最[.]上階から人が飛び降りるのが見え、[c]驚いてその場所へ行ってみれば、そ[n]こには誰もいない。

そんな俺に霊感があるという噂がい[恐]つの間にか広まっていた。そのせい[怖]か、妙な体験をした友人などから相[鬼]談されることがある。 噂を広めた犯人は、大体想像がつく[故]。俺のクラスメイト、山岡という男[事]子生徒だ。 今から語るこの話の原因を作ったの[文]も、その山岡というやつ。以前、心[章]霊スポットで取り憑かれてきた山岡[来]の除霊を長坂さんがすることになっ[自]た際、俺も手伝ったのだ。何となく[i]噂を聞くようになったのはそれから[a]だった。

俺はそんな山岡に頼まれて、近所の[m]山にある廃屋での肝試しに付き合う[k]こととなった。俺以外のメンバーは[.]山岡の他に二人居た。よく山岡をパ[c]シリに使っている遠藤という不良生[n]徒、その友人だが性格は優しく、わ[恐]りと真面目な杉山。全員俺と同じク[怖]ラスのやつだ。

 肝試し当日、俺達四人は例の廃屋の[鬼]前に集まった。時間帯は夜だったの[故]で、かなり雰囲気もあった。

俺は既に廃屋からの嫌な気配を感じ[事]取り、手に汗を握っていた。

「な、なんか、すごい、雰囲気、あ[文]るね」

山岡がそう言うと、遠藤が馬鹿にす[章]るように言った。

「山岡、もうビビってんのか。まだ[来]何も出てねぇだろが。おい雨宮、な[自]んか見えるか?」

 遠藤とはあまり話したことが無かっ[i]たが、口調の荒いやつだ。

「いや、まだ見てはいないけど、確[a]実にいる。これ入らない方が身のた[m]めだな」

「ったく、お前までビビってんのか[k]よ。ほら、行くぞ」

俺が何気なく忠告すると、遠藤が溜[.]め息を吐いて言った。そして遠藤は[c]山岡の腕を掴み、廃墟の入り口へ向[n]かって行く。杉山は俺の方を見て苦[恐]笑した。遠藤の態度に呆れているら[怖]しい。ここへ来る前にも俺に向かっ[鬼]て暴言を吐いた遠藤に対し「せっか[故]く着いてきてくれるんだから」と杉[事]山が制止していた。彼は柔道をやっ[文]ており、確か黒帯だったはずだ。喧[章]嘩っ早い遠藤でも杉山には勝てない[来]。なぜ性格の似ていない二人が友人[自]同士なのかは分からないが、遠藤が[i]羽目を外さないのは杉山のおかげな[a]のだろう。

廃屋の入口に鍵は掛かっておらず、[m]簡単に入ることができた。建物の造[k]りは古く、玄関を入って右側に、1[.]2畳ほどの部屋があった。居間のよ[c]うだ。

「雨宮、ここなんか居るか?」

遠藤は怯える様子も無く俺に訊いて[n]きた。

「いいや、ここじゃない」

俺がそう言った瞬間、背後から背筋[恐]の凍るような気配を感じだ。

「!?」

咄嗟に後ろを振り返ると、そこには[怖]何もいなかった。 気のせいだったのだろうか。いや、[鬼]確かに感じだ。この廃屋には何かが[故]いる。

俺の行動に驚いた山岡は、「ひぃ」[事]などと弱々しい声を出している。 それに続き、遠藤も俺に訊いてきた[文]

「いま、なんか居たのか?」

「いや、気のせいだったみたいだ」[章]

俺は気のせいだったと言い、先を進[来]むことにした。が、その時、居間の[自]ような部屋の隣にある部屋から、女[i]の呻き声のようなものが聞こえてき[a]たのだ。

俺はまずいと思い、進む遠藤の腕を[m]掴んだ。

「なんだよ」

「聞こえる。呻き声みたいなのが。[k]そこの部屋から」

「まじか、ちょっと見てみようぜ![.]

「おい、やめろ」

遠藤は俺の制止を振り切り、その部[c]屋へ入ってしまった。山岡はさっき[n]の俺の一言で完全に怯えきっている[恐]ようで、その場に縮こまってしまっ[怖]た。

仕方なく俺は遠藤の後をついて部屋[鬼]へ行くことにした。

「杉山、山岡に付いていてやってく[故]れないか?」

「わかった」

俺は山岡を杉山に任せ、部屋の入り[事]口まで来た。どうやら台所のようだ[文]。遠藤は入口付近で部屋の一点を凝[章]視していた。

俺が遠藤の指差す方を見ると、そこ[来]には女が蹲り「うぅぅ」と唸ってい[自]た。 俺は直ぐに遠藤の腕を引き部屋を出[i]ようとした。すると、さっきまで唸[a]っていた女が言葉を発した。

「待って・・・どうして・・・私を[m]・・・」

無論待つわけがない。遠藤を連れて[k]部屋を出るため振り返った。しかし[.]、そこにはさっきまで台所の隅にい[c]た女が目の前にいたのだ。その顔は[n]見るに堪えないものだった。

声が出ない。動けない。金縛りのよ[恐]うな感覚に襲われ、俺はただその恐[怖]ろしい顔を見ていることしか出来な[鬼]かった。

しかしその女は、こちらを見ている[故]だけで何もしてこない。その時は不[事]思議に思ったが、今思えば俺が無意[文]識のうちに念のバリアでも張ってい[章]たのかもしれない。

しばらくすると女も諦めたのか、目[来]の前でスゥ…と消えてしまった。そ[自]れと同時に体を自由に動かせるよう[i]になり、直ぐに台所を出て杉山たち[a]と合流した。どうやら二人には何も[m]なかったらしい。

俺は遠藤を支えながら台所で起きた[k]ことを杉山たちに簡単に話すと、も[.]う帰ろうということになり、玄関か[c]ら外に出た。

「うわぁっ!!」

外を見た杉山が突然大声を出した。[n]無理もない。そこにはさっきの女の[恐]霊の他に、顔の潰れた子供二人の霊[怖]が道を塞ぐように立っていた。それ[鬼]を見た山岡は気絶してしまい、杉山[故]に支えられている。

「お父さん…お父さん…」

突然、子供二人の霊がそんなことを[事]喋り始めた。すると遠藤はゆっくり[文]と、その子供の霊の方へと歩いてい[章]く。

「おい、遠藤!待てよ遠藤!」

俺が声をかけるが止まらず、腕を掴[来]んで戻そうとしても、そのまま進も[自]うとしてしまう。顔は無表情で目は[i]虚ろだ。それでも俺はなんとか遠藤[a]の歩みを止めようと、必死で彼の腕[m]を引き戻そうとした。

そこからは記憶が曖昧だ。次に覚え[k]ているのは、遠藤が地面に倒れ込み[.]、さっきまで道を塞いでいた霊がい[c]つの間にか消えていたところだ。こ[n]れも今思えば、解離を起こしてもう[恐]一つの人格が霊を祓ったのかもしれ[怖]ない。

その後、遠藤も山岡も直ぐに目を覚[鬼]まし、俺たちは家へ帰った。

   ○

「次の日、遠藤が家に礼を言いに来[故]たんだ。そしてはっきりと見えた。[事]遠藤が玄関を開けたとき、家の門の[文]外で遠藤を待ち構えるように立つ女[章]の霊が・・・以上、俺の体験談でし[来]た」

 そうして俺は話を締め括った。

「つまり、女の霊を完全に除霊でき[自]てはいなかったんですね」

 ゼロが顎に手を当てて言った。その[i]顔はどこか楽しそうだ。

「そうだと思うんだよな。その後、[a]長坂さんが遠藤に憑いたそいつを除[m]霊してくれて、一件落着って感じだ[k]。今の俺なら念力で簡単に除霊でき[.]そうなのになぁ」

 俺はそう言ってから気が付いた。俺[c]の中にいたサキという蛇の妖怪、ア[n]イツはもう俺から出ていったのだ。[恐]今まで能力が上手く使えたのはサキ[怖]が霊力を制御していてくれたからで[鬼]あって、俺一人では・・・。

「まぁ、コツは掴んだ」

 俺は独り言のように呟いた。

「ん、何か言った?」

 鈴那が怪訝な顔でこちらを見てきた[故]

「いや、なんでもない」

 それだけ言うと、俺は自分の持って[事]いるさっきまでジュースの入ってい[文]た空き缶を念動力で浮かせた。やっ[章]ぱり、もう俺一人だけでも大丈夫か[来]

「念動力ねぇ・・・そういえばゼロ[自]、俺達が所属してるのって呪術師連[i]盟なんだろ?でも俺、呪術師って言[a]うかただの念能力者じゃないか?」[m]

 俺はふと思った疑問を口にした。す[k]るとゼロは苦笑しながら「そうなん[.]ですよね~」と言った。

「日本呪術師連盟とは、日本の呪術[c]師を始めとして、霊能者や超能力者[n]も集められた結構何でもありの組織[恐]なんです。それに一般的には知られ[怖]ていない組織なので、俗に言う秘密[鬼]結社みたいなものですね」

 秘密結社・・・その言葉に少しゾク[故]ゾクした。

「俺って、秘密結社の一員だったの[事]か」

「確かに、今まであまり気にしてな[文]かったけど、呪術とか霊能力とか普[章]通じゃないもんね~」

 鈴那も面白そうに言った。

 つい最近まで平凡な生活をしていた俺だが、今は霊能力者として除霊を専門に活動している。こんな突飛な現状を、俺自身はどう受け止めているのだろうか。それでもそんなことは関係無く、今年の夏はやっぱり楽しい。そう思った。

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